La douce vie

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体操:NHK杯 オリンピック代表決定

2008-05-07 | sports
昨日、体操のNHK杯が終了した。
昨年の全日本、二次予選、NHK杯と長い長い闘いが終わり、オリンピック代表が決定した。

昨日はTVでも全部見ることができなかったけれど、男女共緊張感のある試合でした。
毎回の試合結果ごとに順位が入れ替わること、あの選手もこの選手も世界選手権代表になったことがある選手だし、誰が代表になるんだろうと本当に最後まで分からない展開でした。
嬉しい驚きは内村選手が二次予選で首位にたったこと。富田選手をおびやかすような若手が育ってほしかったので、嬉しいです。NHK杯でもプレッシャーにつぶされることなく2位通過はおみごとでした。

富田選手は最終的には1位通過してほしかったので期待通りにベテランの経験を活かし落ち着いた演技に集中してくれたのではないかと思います。

鹿島選手。平行棒の着地がうまくいかなかったので、鉄棒に悪い流れがいかないといいな、と思っていたのですが、鹿島選手らしからぬ失敗。コールマンは大事にしすぎた印象。しかし、最終日以外は上位だったことは本当におみごとです。昨年の骨折から練習が十分にできないのではないかという私の浅はかな疑問に対し、鮮やかに裏切ってくれました。試合勘がこれで戻ってくれるといいな。

結果が出てから言うのもなんですが、上位3名以外の種目別の選考は候補者の名前を見て、「この選手じゃないかな」という選手が総て入りました。4年前はスペシャリストといってもほとんど上位選手でしたが、今回は種目別専攻を狙った選手も多く、非常にスペシャリストとしての個性の強い選手が決定したのも注目すべき点です。

若手の多い代表となりましたが、大舞台に恐れをなさず、自分の体操をしてほしいです。

また、惜しくも代表にはならなかった選手たちも非常に素晴らしい戦いでした。すべての競技が終わり、長い戦いが終わった後の選手たちの爽快な笑顔は非常に印象的でした。
また、日本の体操界をけん引してきた塚原、米田両ベテラン選手の最後の追い上げは目を見張るものがありました。水鳥選手も早く体が治りますように。

箱根を歩く

2008-05-03 | 関東 他 旅行・散策・イベント・グルメ
ゴールデンウィーク中にどこかへ出かけようということになり、最初は1泊程度の旅行を検討していたのですが、箱根へ日帰り旅行をすることになりました。

ロマンスカーで箱根へ。登山電車に乗り換えて小涌谷温泉まで。
千条の滝から浅間山を登る。昨年と同じコースだったのだけれど、体力が著しく衰えている。下山の途中、倒木があり、道をふさぐ大木をくぐりぬけてしばらく歩いて行くと今度は同じ樹木の上の枝の部分が道をふさいでおり、枝をかきわけながら進む。
宮ノ下へ到着。突然、温泉へ行こうということになる。山登りで持参したお茶を飲み干してしまったので、コンビニで手ぬぐいがおまけについているお茶とタオルを購入する。
箱根湯本へ戻り、徒歩で天山湯治郷へ。ここの温泉に来るのは7,8年ぶりかな?ペットボトルについていた手ぬぐいで汗まみれの体を清めて乳白色の湯へつかる。しかし、また、温泉からあがると汗まみれの服を着なければいけないのが辛い。
帰りは駅近くの蕎麦屋はつ花へ。昨年と同じとろろ付きのせいろ蕎麦を食べる。暖かい日で疲れた体にちょうどよかった。

映画「大いなる陰謀」

2008-05-02 | cinema/観劇/舞台
先日は映画の日だったので、久々に映画館に足を運びました。
大いなる陰謀」は映画館で予告を見たときに行こうと思っていました。レッドフォード監督作品は常に質の高い作品を披露してくれます。
非常に緊張感のある映画で話が終わる直前迄終わることに気付きませんでした。



*以下にあらすじや感想を書くので見に行く予定の方はご注意ください。


アフガニスタンにおける軍事作戦を軸にいろいろな立場の登場人物を描く。
アフガンで軍事作戦を開始する兵士たち。
アーヴィング上院議員(トム・クルーズ)は過去に自分を大きく買った大物マスコミ(メリル・ストリープ)を呼び出し、軍事作戦の情報を伝える。
カリフォルニア大学教授はある生徒を呼び出す。彼は成績優秀だったにも関わらず、近頃授業に出なくなっていた。教授は生徒にある提案をする。

必要以上の説明はない。この映画は近年ハリウッド映画で失われつつある傾向である観客の知性を信頼して話を進めていく。

私は監督であるレッドフォードが教授役を演じたことに非常に意図的なものを感じた。
レッドフォードは観客に真正面に問いかけたのだと思った。
最後の生徒の表情。映画を見ていた観客たちも同じ表情をしていたのではないかと感じてならなかった。