La douce vie

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最近みた映画.33

2011-10-05 | cinema/観劇/舞台
ボルベール 帰郷
私はハリウッド映画のペネロペ・クルスにあんまり魅力を感じたことはないのですが、故郷に帰るとどうでしょう!風景に溶け込み、彼女の美しさが倍増します。
娘が義父を刺殺、ライムンダは隠蔽を図る。が、ここらへんの話があんまり本筋でない気がするんですけど・・・。家族の結びつき、女同士の物語。

ある貴婦人の肖像
「ピアノ・レッスン」のジェーン・カンピオン監督作。やはり、映像がどの場面も美しい。

イン・ハー・シューズ
久々に気に入った映画。
弁護士事務所に勤め真面目一筋な姉と定職につかずふらふらしている魅力的な妹。
義母に家を追い出された妹は姉の家へ転がり込むのだが、姉妹は些細な喧嘩を発端に大きな亀裂が走る。
姉妹、家族の物語。

ドリーム・ガールズ
60年代のアフリカ系女性3人組がトップスターに昇りつめる栄光とその陰での挫折を描いたミュージカル。
60年代のノリのいい歌、ダンスにファッション。
ジェニファー・ハドソンのパワフルな歌唱力、3人のハーモニー、ビヨンセの美貌と見所満載。

9デイズ
ポータブル核爆弾を奪取するためCIAが囮捜査を行うが、途中囮捜査員が死んでしまう。囮捜査を最後まで遂行するため、彼の生き別れの双子の兄弟に捜査協力をゆだねるのだが・・・。
アンソニー・ホプキンスの無駄遣い。


フィギュアスケート:ジャパン・オープン雑感

2011-10-03 | figure skathing、ice show
第一印象。男子メンバーが世代交代。結果よりもメンバーが。
私は競技視点じゃないファンだな。


アモディオ選手:
アニマルプリントが似合いすぎて、ぷっと笑ってしまった。
彼ぴったりのダンサンブルなラテンナンバー。
なにより、スター性が抜群。

バトル選手:
3Aを跳んだ!びっくりしたー!!!すごい、ジェフ君。
上半身の身のこなしが本当にエレガント。自分を大きくみせる、とか、自分を印象づける、とか、丁寧に滑る、とか。若手の選手たちもそのレベルまでは十二分に達しているけれど、姿勢や動線を綺麗に見せるって点数にならなくても大切だと思う。
途中ジャンプが決まらなくなり、スピードが落ちていきましたが、プロになって何年も過ぎてるのに現在の採点法で競技に臨むってすごいことです。やはりカナダの選手は取りこぼしが少ないんだろうな。

小塚選手:
ナウシカ。いい選曲だ。できれば、ナウシカの青の衣装だったら嬉しかったな。私だけか?
4回転失敗だけれど、シーズンには修復してくれていると思います。大きい会場に映える壮大な曲。いいプログラムだったと思います。

ガチンスキー:
昨シーズンは「ひぃーっ!まるでプルシェンコを見ているようだ」と思ったのですが、なんというか、慣れたのか、楽曲のおかげなのか、昨年ほど「プルシェンコ!」と思うことはなく。彼の動きに重い曲が似合ってます。たしか、イーグルから3Aを跳んでいたような。ロシアの選手ってどよーんとした重い音楽好きですよね。意外と明るいキャラでびっくりしました。


高橋選手:ブルース。これは予想外の選曲。でも、フレンズの群舞でも抜群のセンスを見せていたので、アメリカンなものやってほしいな、と思っていたので私的には結構嬉しい。
ブルースらしく、肩の力が抜けてラフな感じで、ところどころふと感じる男臭さがあって、動線はエレガントにしないようにしているのに彼にしかない魅力があって、抑制が効いていて・・・音楽解釈の絶妙な匙加減はやはり別格。でも、次見る時はさらにぐっとよくなっている気がする。
再手術、リハビリ、技術回復と短いシーズン・オフはやはり技術回復には時間が足りない印象。後半ばてて回転不足等のジャンプミスが続した。

パトリック・チャン:
4回転転倒した後で、4-3を決めたところが凄い。彼にとって4回転はそんなに難しいものではないのだろうな。何度か転倒しましたが、シーズンが始まったばかりなので、想定内。
アランフェスの曲でもやっぱりこんな感じだろうな、という「パトリック・プログラム」ですね。
以前、日本に来たくないというようなことをどこかで読んだ記憶があるので「来ないんじゃないの?」と思ってたのですが、やってきました。(ごめん)
ちょっと意地悪く書いている感じですが、いや、この方のスケート好きなんですよ、私。

荒川さん:
VOICE。最初の印象は緑あふれるサバンナだったのに、ケルティック・ウーマンと聞いた途端、霧の中の荒野の印象に変わってしまった私。ブランド名に弱い想像力なんだな、自分にがっかり。
今回、巻きスカートを飛ばさなかったのは、つまづいたせいだったのか?

羽生選手:
白鳥。動きが大きいですねぇ。(ポジティブな意味で)今年どうなっちゃうんだろう?

シズニー選手:
相変わらず、エレガント、スピンやスパイラルが本当に綺麗。でも、ジャンプに入るまでのトランジッションが長いなー。

レオノワ選手:
明るい溌剌とした曲を期待していたのですが、重かった。こういうシーズンも必要ですね。
最初に3-3を成功。ステップは、なんというか、安藤選手のようでした。

鈴木選手:
選曲勝ち。ワクワクする音楽ですよね。シズニー選手同様ジャンプに入るトランジッションが長く感じる。

ロシェット選手:
このプログラム記憶になーい。昨年ほどの出来ではなかったですが、やはり、上手いなぁ。カナダの選手ってクセがなく、一様に総て揃っている印象。

エリザベータ・タクタミショワ:
なんというか、昔の真央ちゃんを思い出しました。演技が、というわけではなく、ジャンプを跳ぶこと、ステップを踏むこと滑るのが楽しくて、競技で成績を出すのが楽しくて、というのが演技から見えてくるような感じ。あと、観客の注目度。後半の3-3とタノ2Aにはびっくり。ジュニアの子は身が軽い。K&Cでは少女の微笑み。ロシア女子の今年の国内選手権はどうなるんでしょう?

安藤選手:
プログラムを作った後に休養を決めたのでしょうか、新しいプログラムで驚きました。
やはり、ディフェンディングチャンピオンでシーズン明けはプレッシャーがあるのでしょうね。ジャンプの失敗が幾つかあったにしても、点数が低すぎてびっくりした。