La douce vie

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映画「オズ はじまりのたたかい」

2017-03-13 | cinema/観劇/舞台

オズ はじまりの戦い

巡業の奇術師オズが竜巻に呑まれて、魔法の国、オズに漂着。

そこへ、魔女が現れ「国と同じ名前の魔法使いが悪い魔女から助けてくれる」という伝説を知らされ、悪い魔女と対決するよう求められるのだけれど、オズは王の地位や財宝は欲しいけれど、魔法は使えない・・・。翼の生えた猿、陶器の女の子を救い、3人で悪い魔女の元へ向かうのだが・・・

オズの魔法使いの前日談。スピンオフとでもいいましょうか。主人公はお世辞にも人格者とは呼べないような人物。嘘は平気でつき、女性が好きで、オズの財宝も欲しい・・・魔法に奇術で対抗する・・・「オズの魔法使い」を思い出しながら作品を観ました。

悪役にも悪役の言い分あり、最近、ハリウッドの作品にこういうことが描かれる傾向にある。

画面は極彩色で目にも鮮やか。まさにおとぎの国。

オズ役の人、前からちょっと、ジェームズ・ディーンに似てると思うのですが・・・。
 


蓼科でジブリに出会う旅、夏:ペンション泊

2017-03-08 | 山梨/長野旅行・イベント・グルメ

ペンション着。

 

ペンションの外観、お庭も素敵。

内装や調度品も素晴らしく、ご主人と奥様の双方(違うタイミングです挨拶をしたので)に写真の許可をお願いしたら、ご了承して頂いたのですが、逆にお願いします、と、とても謙虚な姿勢でご快諾して下さいました。

 

すべてが素敵。

お食事はフレンチのコースでした。ご主人が給仕をされる際に、料理の説明だったり、この近辺のお話だったり、何かしら一言二言添えて下さいました。

5,6組くらい宿泊客の方々がいらっしゃったのに、とても丁寧な対応でした。食事も美味しく頂きました。ご馳走様でした。

 


ロートンヌのエキゾティックとフレズノ

2017-03-07 | patisserie / favarite sweets

マンゴーの角切りがザクザクと乗ったホワイトチョコのムースの中にはチョコのスポンジと酸味のあるフルーツのジュレの層がマッチしています。

見た目にも味にもアクセントになる粒胡椒。

こちらはいちごの酸味とつぶつぶ感がフレッシュさを感じさせるムースとココナッツのムース。薄いスポンジは洋酒が効いてじっとりとして、2つのムースを結びつけます。

 

ロートンヌさんのHPはなかなか充実しています。

プチガトーの種類が多いのですが、きちんと1つ1つ説明がされているので、食べた後チェックしやすい。

それから、私は一度も行ったことがないのですが、接客が素晴らしいそうで。細部にまでこだわってるお店ってやっぱり美味しいんだよね、って話をまたしていました。


「花よりも花のごとく」.15 成田美名子

2017-03-03 | book/comic

「花よりも花のごとく」.15 成田美名子

憲人さんと葉月さんはおつきあいする関係になったと思うんですが、やっぱり、すれ違いの日々。

ぼーっとしていて、葉月さんを怒らせてしまう憲人さん。
気が付くといつも考え事をしている時は周囲が見えなくなるというか、周囲の声が聞こえなくなることに気づく憲人さん。
自分では気づかない自分って大人になってもいますよね。

葉月さんも少し大人げない。バレンタインの本命チョコは他の男の人にそういう渡し方は・・・。せいぜい女友達にワケを話して、一緒に食べるとかじゃないと、ちょっと、渡された方に失礼だよな・・・。
でも、考えてみると、成田さんのマンガって子供の頃から読んでいて、アニスもサイファに恋をし始めた頃はかわいいわがままを言っていた気がする。
葉月さんは大人だし、ジャズピアニストで女優で家柄もよい、という条件が揃っているから、ついつい完璧な女性なのかと思ってしまうけれど、イライラしていたり、好きな人の前ではわがままを言ってみたりする、普通な女の人なのだな。

それにしても、葉月さんはデメルのチョコレートケーキ気づいてもらえず、今回のシャンパンチョコも・・・奮発しながらも、ろくなことはないバレンタイン。
葉月さんのことは置いておいて、今回は以前出ていたお一般向けの弟子さんたちや兄弟弟子が復活していてほっとしました。(ちょっと忘れられているんじゃないかと思ったから)

それから、西門。
子供の頃に養子に出された西門の心中を思うと言葉が出てこない憲人。
NATURALの頃から孤独な影がまとわりついている西門に、この先何か素敵なエピソードが用意されているといいな。。。NATURALからと言えば、じっちゃんの存在感が薄いので、早くスーちゃんの元に帰してあげたい。

あと、成田さんは時事ネタに活路を見出した気がします。今回はゴミ屋敷と介護。人に関わる時、憲人さんがスーパーマンのようになんでも解決してしまうのがちょっとなぁ。本当は能に専念して頂きたいのですが…


映画「キャプテン・フィリップス」

2017-03-02 | cinema/観劇/舞台

「キャプテン・フィリップス」

ソマリア海域を通る大型のコンテナ船が、地元の海賊(元は漁師たち)に襲われる事実を元にした映画。

心理戦でハラハラさせられる映画と思っていたのですが、それよりも、海賊に選ばれたキャストの人たちが、迫真の演技で映画と分かっていても怖かった。

なんというか、ハリウッド映画によく出る悪役ではなく、野生のコヨーテに遭遇したような、言葉が通じないような、本気で撃つんだろうな、というような恐怖。

キャプテンのフィリップスは乗組員を機関室の奥へ隠れさせ、被害を最小限に食い止めさせようとする。しかし、海賊たちも小さなお金で帰るつもりはない・・・。

考えてみると、無政府状態となり、漁場を奪われた彼らは、食べていくために、魚ではなく、違う漁をしているのだ、という考えなのだろう。

ちいさな漁船で大きなコンテナ船を襲う姿は、そのままソマリアという国とアメリカという国のようにも見えてくる。