中古レコードの販売チラシを見つけ、先週末の休日に出かけてみた。
ロックアルバムが中心であったが、少しだけJAZZアルバムのコナーもあったので、余り期待はしていなっかたのだが、パラパラと物色してみた。
その中に、チック・コリアのあの人気名盤「Now He Sings Now He Sobs」と同じメンバーによる2枚組みアルバムを見つけた。
チックはお気に入りのミュージシャンの一人で、彼の主要なアルバムは大体チェックしているつもりであるが、このアルバムは覚えがない・・・。
アルバムを見てみるとECMレーベルの作品で1981年の録音となっている・・・。
分かった・・・。この時期は仕事が忙しく、子育てにも熱中しており、JAZZからすっかりとご無沙汰しており、この時期のJAZZ界の情報はさっぱり分からない時期である・笑・。
あの「Now He Sings Now He Sobs」と同じメンバーでの作品という事で、期待が膨らむ・・。
手ごろな値段だったこともあり(なんと2枚組のアルバムが1.4千円という安さである・・)、即座に購入した・・・。
今日は早めに会社をきりあげて、帰宅・・・笑
ワクワクした気持ちでレコードをターンテーブルの載せた・・・。
ウ~ン。「Now He Sings Now He Sobs」と同じようなアコースチックな、新感覚のピアノトリオ作品を期待したのだが、少し思惑が違ったみたいだ・・・。
一枚目は「TORIO IMPROVISATIONS」のタイトルとおりのチック・ビトウス・ロイの三者がスリル溢れるフリーインプロビゼーションを繰り広げられており、録音の良さもあり、フリーなJAZZも好きな私には悪くないのだが、全編同じようなフリーインプロビゼーションで通しており、会社から帰ってきて疲れた身体で聴き通すのは少し厳しいというのが正直な感想である。
2枚目はアルバムタイトルが「THE MUSIC THELONIOUS MONK」となっており、モンクの作品に取り組んだアルバムである。モンクに敬意を表し、チックなりの解釈でモンクの作品に取り組んでおり、チック・ビトス・ロイの三者のインタープレーが素晴らしい。特にロイ・ヘインズのドラミングは見事で改めて彼の実力の高さを認識した・・。
今の私には、度々聞き返すアルバムではないが、値段の割にはお買い得だったかな・・。と思っている・・笑
この日の中古レコードの販売で、もう一枚「VSOP」2枚組アルバムを購入した。
このアルバムはまだ聴いていないが、期待でわくわくしている。このアルバムの紹介は次回に・・・。