MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・・(渡辺貞夫のハードバップは最高だ・・・)

2008年05月06日 | JAZZ Sax
今日は連休最終日・・・。
昨日、渡辺貞夫の2枚のライブアルバムを聴き、それなりに楽しめたのだが、どうも満足できなかった・・・。
聴いていて楽しくて、心地よく感じる大きな要素にリズムセクションの良否が大きく影響するが、昨日聴いたモントルージャズにおける実況録音アルバムはドラムが芳しくない、スイングしていないのだ・・・。
この時期の渡辺貞夫はソプラニーノを用い、ロック色の強い演奏をよくやっていたので、渡辺貞夫も彼を抜擢したのだろうが・・・・、角田ヒロというロック畑のミュージシャンを起用したJAZZプレーは無理があるな・・・と感じた・・・。(昔、アフロヘアーの彼が参加していた時期のライブを聴きに行ったことがあるが、そのときも違和感を感じたことを思い出した・・・)

今日は、渡辺貞夫の 「アイム・オールド・ファッション」 を聴いてみた。

渡辺貞夫ウイズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ 「ハンク・ジョーンズ(P)、ロン・カーター(Bs)、トニー・ウィリアムス(Ds)」

スパースター渡辺貞夫の真骨頂であるハードバップが満喫できる素晴らしいアルバムだ・・・。
渡辺貞夫の美しい音色の流れるようなプレーに加え、ハンク・ジョーンズ(P)のスイング感一杯のプレー、またロン・カーター(Bs)の重厚で安定したプレーとトニー・ウィリアムス(Ds)の躍動するプレーが素晴しく、聴いていて実に気持ちが良い。
伝統に根ざしたベテランミュージシャンの実力が遺憾なく発揮されたアルバムで、これぞJAZZというべき素晴らしいアルバムである。

こんな素晴らしいJAZZアルバムを聴いた後は、元気が出る(^^)
今日は連休最終日であり、気になっていた我家の植木の剪定やら、車のワックスがけ等を済ませた。
明日からまたハードな仕事が待っている。少し気が重いが・笑・頑張ろう・・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・・(懐かしい渡辺貞夫のライブアルバム聴いてみた・・・)

2008年05月06日 | JAZZ Sax
今日は連休三日目・・・。
昨晩は夜更かしをして、ダラダラと音楽を聴きながら、読書を楽しんだ・・・。
以前のブログでも書いたが、我家の寝室の片隅にはJAZZとは別にロック・R&B・ポップス・フォーク等演歌以外のあらゆるジャンルのレコードが置いてある。
昨晩はこのレコードBoxの中から、寺内たけし、ベンチャーズ、サンタナ、ラビー・スプンフル、B.Bキング、中島みゆき、等なんの統一感はないが・・笑、気になるレコードを選び、だらだらと聴いてみた。
何れのレコードを聴いても、今の私にはJAZZレコードを聴く程の感動は無いが、懐かしく、それなりに楽しめるのである・・・。これら懐かしいレコードについてはまた日を改めて紹介しようと思っている。
そんなことで、今日は少し寝坊をしてしまった・・・。というよりもお昼近くまで寝ていた・・笑
午後から妻の買い物に付き合い、帰ってきてから、我家近くに借りている畑に茄子、きゅうり、ミニトマトの苗を植え、夕方のお茶タイムにやっとJAZZを楽しむことができた。
選んだレコードは渡辺貞夫の昔懐かしいライブアルバムである。
一枚は、昭和51年芸術祭 大賞受賞となった「渡辺貞夫リサイタル」の模様を記録したアルバムである。

渡辺貞夫リサイタル

渡辺貞夫(as、fl、sn)、峰 厚介(ts、ss)、福村 博(tb)、本田竹廣(p)、渡辺香津美(g)、岡田 勉(b)、守 新治(ds)、富樫雅彦(per)、岡沢 章(el-b)

表題にJAZZ、ボサノバ、アフリカ、そして笑顔がいっぱいの実況録音盤とうたっているが、まさにこれぞ貞夫ワールドともいえるあらゆるジャンルの音楽が渡辺貞夫解釈のJAZZとして聴ける、表題通り、渡辺貞夫の優しい笑顔を浮かんでくるような、楽しいアルバムである。
渡辺貞夫他サイドメンのはつらつとしたプレーも魅力的で、心地よい。

もう一枚は1970年にモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演したときの実況録音盤である。

モントルー・ジャズ・フェスティバルの渡辺貞夫

渡辺貞夫(As,Sn)、増尾好秋(g)、鈴木良雄(Bs)、角田ヒロ(Ds)

渡辺貞夫がロック畑のドラムである角田ヒロを起用し、ロック色を強く打ち出した頃の実況録音盤で、増尾好秋もラリー・コリエルを意識した?ロック色の強い奏法を試みている。
このアルバムではロック色の強い曲のみならず、オーソドクッスなJAZZも演奏されており、渡辺貞夫の伝統に根ざした演奏技術から生み出されるプレーはあらゆるジャンルの曲においても渡辺貞夫流で魅力的だ・・・。
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