河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

思いがけず

2019-05-14 22:07:34 | 絵画

13日午前0時17分、浜田自動車道浜田出口通過。一応夜間割引で12400円だったか。

家に0時半ごろ着いて、門を開ける。キーとかガラガラとかの音で、猫たちが集まる。その数7匹程度。月夜だが半月で薄明かりでよく見えない。

「父ちゃんだぞ!!」「今帰った!! てめえら!挨拶しろ・・・・なんてね」するわけないけど・・・・彼らは私だと分っている。だんだん機嫌がよくなったのか、数が増える。玄関まで並んでいる。家は開けっ放しで、カギはかかっていない。これまで二度ドロボウに入られて、掃き出し窓のガラスを割られてから、カギは掛けないことにした。その時の被害は12000円のガラス代。もう一度は釣り道具、ヒラマサを釣るための釣り竿とたも網の柄が入った竿袋とリール4点他道具一式、しめて30万円なりが盗まれた。私の家の庭は海に面していいて、釣り人が無断浸入すること度々で、その中の者がやったに違いない。で、今回は何も盗られていない様だ。プロは金しかとらないから、窓からのぞいて、部屋のあまりに汚いことに呆れて帰るに違いない・・・・窓を壊さずに、のぞいて分かったら帰れ!!

そういうことで、家の中は汚い。猫が掃除はしないから、そこいら中、ゲロが増えて、下のくせが悪い子があちこちにオシッコをしていた。で、出かけるのにてんこ盛りにしてい置いたカリカリは殆ど食べていないようだった。

まあ、皆うれしそうに集まってきたので・・・・「よし!!缶詰をあけるど!!」と居間の真ん中にすわると、15,6匹集まって騒がしかった。久しぶりでうれしいらしい。まぐろの缶詰をまず6缶開けて・・・・食べ始めると夢中に食べるが・・・・みゅーみゅーと啼く声。あれ?だれだ?声が変だよ?と思って・・・・まさか!!

そのまさかで・・・・あいちゃんが段ボールの中に飛び込むのを見て、覗いてみたら・・・・なんと毛虫の大きいのみたいな子猫が4匹!!うそだろ・・・??あいちゃん、お前はまだ子供だし・・・。そういえば出かける前に少しお腹が大きくなっていて、きっとウン子が溜まっているに違いないと思っていたのに・・・本当にお前の子なの??みな毛色は白を基調とするブチで、どうも女の子ばかりで。恐ろしいことになった。彼らの誕生日は恐らく10日ごろだ。

意外とあいちゃんは他の猫が居ても大胆に玄関を上がったところに置いた段ボールの中に生んだようで、周りを気にしていない。普通は他の猫に干渉されない場所で、子猫を守れる場所に生むのだが、彼女はまだ子供で初産だから気にしていないが、私は気にする。

昔、上野の西洋美術館で保存担当で《地獄の門》の免震化工事と保存処置が始まるのに、門の後ろについていた壁を取り払って、門の内側がむき出しであった頃、実は猫が子供を4匹生んだことがあった。人懐っこい母猫が「ニャー」と出てきたときには驚いたのなんの。学芸課や庶務課の女の子たちがキャーキャー言って見に来て子猫を触ったので・・・親猫が子猫を連れて引っ越してしまったので、悪いことをしてしまったと反省し、あれ以来、子猫のうちに触らないように、干渉しないように気を使っている。

さらに、もう一匹、本命の母親の「ともちゃん」が生んだかもしれないと思ったら、案の定だ。あいちゃんよりよほど大きかったお腹がしぼんでいる。正確な数は分からないが、5匹は生んだだろうどこで生んだか分からない。ともちゃんは周りからいじめにあっていたし、臆病だった。乳離れしてカリカリを食べる頃、つまり生後3,4週間ごろになって連れてくるだろうその時は騒がしくなるだろう。

意外と落ち着いているって?

ちがいます!!諦めているだけです。

次回からまた美術品の保存環境から問題点を書こうと思います。


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