『ALFA』のすぐ近くに『La Page』という店がある。メンソールはかなり前から気にはなっていた。店はメンソールが想像していたよりもやや小さめだった。床については覚えていないが、壁も天井もすべてホワイト一色。ホワイトでないのは椅子とカウンターテーブルくらい。カウンターは6席くらいかな。それと奥に6人くらいの白いソファーだけの席がある。照明はすべて間接照明となっていて、それが不思議なイメージを醸し出してはいるんだけれど、この店について語るときに忘れてはならないのは、目に触れるところにボトルもグラスもないことだろう。ワインバーの『本多』も、カウンターテーブル上に置かれている以外にワインボトルが見えないが、こちらの店もそういった感じ。カウンターバックにはちゃんとラックはあるんだけれど、そこに置かれているのは、巾着型の金魚鉢。エスニックな人物像。飛びかかろうとする猛獣と対決しようとしている人物の置物などで、バーというよりもサロンといった感じ。『La Page』というのは『ページ』という意味なんだそうだ。
そのときメンソールは唯一のゲストだった。まずお約束のマンハッタンをオーダーする。ウィスキーは何を....の問いかけには、何でも良いと答える。バーテンダーの藤本氏、ご本人はバーキーバーと名乗っておられる、は少し間をおいてもう一度訪ねてきた。ウィスキーはバーボンで良いですか。たぶん普通はこんな事は聞かないと思う。マンハッタンといえばバーボンで作るものだからだ。メンソールはマンハッタンよりはロブ・ロイの方が好きなので、スコッチの方が嬉しい。ベルモットもドライが良いと答えた。
こういったバーを作る人物は、きっと気むずかしい人なんだろうなと思っていたんだけど、藤本氏と会話するうちに、かなり礼儀正しい人だと感じた。メンソールが初めてのバーに飲みに行くと、ほぼ必ず同業者かと聞かれる。藤本氏もやんわりと聞いてきたので、違うと答えて、勤務先の名刺を渡した。飲食業のマネージャクラスの人間に見えるのだそうだ。後に何人かの友人に聞いてみたんだけど、確かにそういう風に見えるかもしれないと言われた。
二杯目の酒は、これまたお約束のギムレット。藤本氏のシェーカーの振り方はかなり独特のものだったので、ちょっとびっくりしたりした。メンソールがギムレットを飲んでいるとき、PHSが鳴った。「メンソール、どうしてる」と彼女が聞くので、「デートする気があるならこっちへおいで」と呼ぶ。『La Page』に呼ぼうかなと思ったんだけど、場所が判らないんじゃないかと思ったので、「ALFAで会おう」と言って、電話を切った。まさか『ALFA』に再び行くとは思わなかったんだけど....。
『La Page』はもう一度、行ってみたいです。もう少し藤本氏と仲良くなって、店が暇で気分がいいときには作ってもらえるという中華料理を食べてみたい。メンソールは中華料理大好きなので....。
この店で最後に飲んだのは、リキュールだったんだけど、なんだったかは覚えていない。
【店 名】 La Page(ラ・パージュ)
【ジャンル】 バー
【電話番号】 06-6365-9939
【住 所】 大阪市北区堂山町11-18
【営業時間】 19:30-27:00
【定 休 日】 日曜日と第三月曜日
【そ の 他】
そのときメンソールは唯一のゲストだった。まずお約束のマンハッタンをオーダーする。ウィスキーは何を....の問いかけには、何でも良いと答える。バーテンダーの藤本氏、ご本人はバーキーバーと名乗っておられる、は少し間をおいてもう一度訪ねてきた。ウィスキーはバーボンで良いですか。たぶん普通はこんな事は聞かないと思う。マンハッタンといえばバーボンで作るものだからだ。メンソールはマンハッタンよりはロブ・ロイの方が好きなので、スコッチの方が嬉しい。ベルモットもドライが良いと答えた。
こういったバーを作る人物は、きっと気むずかしい人なんだろうなと思っていたんだけど、藤本氏と会話するうちに、かなり礼儀正しい人だと感じた。メンソールが初めてのバーに飲みに行くと、ほぼ必ず同業者かと聞かれる。藤本氏もやんわりと聞いてきたので、違うと答えて、勤務先の名刺を渡した。飲食業のマネージャクラスの人間に見えるのだそうだ。後に何人かの友人に聞いてみたんだけど、確かにそういう風に見えるかもしれないと言われた。
二杯目の酒は、これまたお約束のギムレット。藤本氏のシェーカーの振り方はかなり独特のものだったので、ちょっとびっくりしたりした。メンソールがギムレットを飲んでいるとき、PHSが鳴った。「メンソール、どうしてる」と彼女が聞くので、「デートする気があるならこっちへおいで」と呼ぶ。『La Page』に呼ぼうかなと思ったんだけど、場所が判らないんじゃないかと思ったので、「ALFAで会おう」と言って、電話を切った。まさか『ALFA』に再び行くとは思わなかったんだけど....。
『La Page』はもう一度、行ってみたいです。もう少し藤本氏と仲良くなって、店が暇で気分がいいときには作ってもらえるという中華料理を食べてみたい。メンソールは中華料理大好きなので....。
この店で最後に飲んだのは、リキュールだったんだけど、なんだったかは覚えていない。
【店 名】 La Page(ラ・パージュ)
【ジャンル】 バー
【電話番号】 06-6365-9939
【住 所】 大阪市北区堂山町11-18
【営業時間】 19:30-27:00
【定 休 日】 日曜日と第三月曜日
【そ の 他】