本州あたりのソメイヨシノは花の季節、サクラ前線も北上しています。さて、奄美大島のヒカンザクラは現在は実桜の季節です。ヒカンザクラは実付きが非常によいので、どの木も枝がしなる程沢山のサクランボをつけています。そして、それを目当てに小鳥たちが訪れます。
ヒカンザクラのサクランボを食べるリュウキュウズアカアオバト、これが商品価値のあるサクランボならたちまち害鳥と見なされるだろう。リュウキュウズアカアオバトは花から実まですべて食べ尽くします。花を食べるリュウキュウズアカアオバトと違って、葉が邪魔になり、ハト全体の姿は写し難いです。餌付けして鳥の写真を写す方もいます、それを批判する方もいます。自然に生えてないヒカンザクラを植栽したら結果的には餌付けしているのと同じになります。何故か、こういうことは批判されません。
たわわに実るヒカンザクラのサクランボ、人も食べられるが、少し、苦みがあります、焼酎づけにするとよい。