MIRACLE NATURE@世界自然遺産の島、奄美大島

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奄美大島の水草(奄美大島のシダ植物):ミズワラビ 葉は2型有る

2014-08-28 17:27:38 | 奄美大島の植物(草本・木本・シダ・コケ・山野草・雑草・水草)

田の雑草と言われていますが、奄美大島では田の減少と共にとても少なくなり絶滅しそうな気配です。又、稲作の邪魔になるので撤去される運命です。これは休耕田に生えていました。

図鑑では葉は食用になるという記述があります、しかし、普通のワラビのレシピはインターネット上では沢山出てきますがミズワラビのレシピは皆無です。又、私の手元にある山菜の本でも出てきませんでした。一度、食べてみようかと思います。

アクアリウムではウォータースプライトと呼ばれています。

ミズワラビ ミズワラビ科   水中、湿地に生ずるシダ、葉は2形有るのでそれぞれを個別にみると別種に見える。

胞子葉 3~4回羽状深裂 裂片は線形

栄養葉 2~3回羽状深裂  三角~長楕円形

羽片の分岐点に不定芽を生じる

根茎は短く、葉は叢生

追記:2019/03/09 購入した図鑑で奄美大島のミズワラビはヒメミズワラビと分りました。

参考図鑑、日本産シダ植物標準図鑑 海老原淳著 日本シダの会協力

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コメント (2)
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