フタオチョウ幼虫の探し方
先ずは寄主植物のヤエヤマネコノチチやクワノハエノキを探します。これを知らなくては話になりません、ヤエヤマネコノチチは山地林縁に生え、クワノハエノキは平地、集落周辺に生えています、どちらもヤヤ少ない樹。そして、寄主植物を探したら食痕があるか、ないか、食痕はフタオチョウ幼虫だけでなく、蛾の幼虫食痕もあるので間違わないように、これは場数を踏むとある程度違いが分かります。チョウの幼虫探しを何度も経験されている方はすぐ分かりますが食痕があっても幼虫がいない場合が多い。
食痕の周りを見ると何やら怪しげな影、赤い矢印
角度を変えて観ますといますね
経験を積むといろんな発見があります、フタオチョウ前蛹、老眼で乱視のjijiiでも慣れたもんです。
体の柔らかい脱皮後や前蛹の状態で移動させると必ず死にます、体内の組織を作り変えているので激しい振動に弱い。こういうのを見たら絶対に動かさない様に。
蛹の殻、チョウが出た後
寄主植物があるから、必ず幼虫がいるとは限りません、寄主植物が数本並んであっても、いる樹は限られる場合もある。いる場所は限定的。フタオチョウの記事を沢山載せているけれど、フタオチョウがそこら中に沢山生息しているのではない、それなりに走り回って探しているので勘違いしないように!
奄美大島では昆虫採集やトラップ禁止地域があるので事前に調べるべし、又、集落周辺でうろうろしたり、他人の土地に無断で入ると注意されたり、警察に通報されたりするので注意してください。