奄美大島のハイビスカス
奄美もようやく秋らしい天気になり、頬を撫でる風も清々しい。台風が来なければ今の時期が一番動き回るに良い季節だ、
その秋の野山に目をやると深まり行く秋を感じさせるサキシマフヨウの花盛り。
さて、この夏に宇検村が湯湾岳に続く村道でハイビスカスの伐採を行ったとニュースが流れた。村花であるが外来種はふさわしくないという理由である。
ハイビスカスというと狭義では花屋に並んでいる赤や黄色のハワイのイメージの強い花である。しかし、ハイビスカスは広義でいうとアオイ科フヨウ属のことで、それはフヨウやムクゲも含まれる。当然奄美大島に生えているサキシマフヨウもハイビスカスの一家だ。
ということで、宇検村のハイビスカスを伐採した後はどうなっているか知らないが代わりにサキシマフヨウでも植えればよいのではないかと思う、サキシマフヨウは奄美大島の在来の植物で、野山で普通に観られる植物なのです、奄美大島のハイビスカス。
色は白から桃色