MIRACLE NATURE@世界自然遺産の島、奄美大島

奄美大島の自然観察とその他。写真、記事文の無断複製複写引用全て禁止です。

秋の林縁を飾る花/タンゲブ

2009-09-26 12:37:24 | 奄美大島の植物(草本・木本・シダ・コケ・山野草・雑草・水草)


秋の林縁を飾る花と書いたがタンゲブの花は下向きにつくので目立たない。花を見ようと思ったら茎を持ち上げなければならない。




そこで、枝を落ち上げて花を写す。タンゲブとは不思議な名前だ。名前も名前だが、それ以上に驚くのはこれでもキキョウ科の植物であること、これに近い仲間は本土ではツルギキョウだが、ダンゲブの花は白い。


花後、実が付いていたが、萼が面白い形をしていてイモリの幼体の鰓の様だ。
黒紫色に熟する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

只今、パック中/オキナワキノボリトカゲ

2009-09-25 13:25:09 | 両生類&爬虫類



森で出会ったオキナワキノボリトカゲは体の色が何か変、よく見たら皮膚が日焼けした跡のように剥けていた。どうやら脱皮中、ヘビのようにズルリとは剥けないらしい。そこの奥さん、あなたのパック中の顔と見比べてください!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オトコエシ(男郎花)

2009-09-25 06:31:13 | 奄美大島の植物(草本・木本・シダ・コケ・山野草・雑草・水草)


オトコエシ オミナエシ科
奄美はまだ日中は暑く、夜間はようやく、ちょっと涼しいさを感じる季節になりました。秋の訪れともに林道の道端で一本だけ咲いていました。オトコエシの名はオミナエシ(女郎花)に対して付いた名前だそうだが、いろいろ説があるようです。ウンチク好きな方は調べてみてはいかがでしょうか
なお、オミナエシは奄美大島には分布していない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これは何だ!

2009-09-24 21:15:53 | 奄美大島で繁殖している鳥(留鳥、夏鳥)

林道沿いの木の枝よりリュウキュウキジバトが飛び立つ、その下を通ったら数珠のような糞。お腹の中にサナダムシでも沸いているのだろうか?


拡大すると何か卵のようなものが見える。


場所を変えて車につぶされた糞を見てみると、出てきましたハゼの種子と何かの種子、種子を大量に食べた為に繋がって出てきたのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスザンショウ

2009-09-23 11:18:36 | 奄美大島の植物(草本・木本・シダ・コケ・山野草・雑草・水草)
今の時期は、カラスザンショウも花が咲いていて、チラ見で車で木のそばを通り過ぎるだけではハマセンダンとなかなか区別し辛い所もある。

カラスザンショウ 雌雄異株



見ての通り、昨日のハマセンダンとよく似ているが、カラスザンショウには幹に棘がある。花は雄花


カラスザンショウとハマセンダンの葉の違い
 カラスザンショウの葉


奇数羽状複葉、小葉は披針形~披針状長楕円形、先は細長くとがる。基部はゆがんだ鈍形~円系


 ハマセンダンの葉


奇数羽状複葉、小葉は披針状楕円形で基部が歪んでいます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする