CubとSRと

ただの日記

わざとやってない?

2020年11月26日 | 心の持ち様
2013.11/27 (Wed)

 「特定秘密保護法案の特定秘密事項って、なんです?」
 「それが秘密です」

 「そんなんじゃ困りますよ。説明してもらわなきゃ納得できるわけないですよねぇ」

 こんな説明の仕方のニュースやワイドショーって一体何なんだ、と思いますよ。単なるうけ狙い、笑いを取ろうと思ってるんじゃないか、とつい思ってしまいます。

 秘密事項は「これこれのこと」、と説明をしたら、秘密でないこととの境界が鮮やかになるわけでしょう?
 そんなことしたらいくら隠したって
 「あ、ここが秘密なんだな。という事は前後や周囲の状況を考えると、この秘密というのはおそらく『~』、だな。」
 ってなるの、自明の理、でしょう?
 そんなこと考えなくたって分かることでしょうに。


 これ(下に書いたこと)、とても分かり易いというか、得心できる、というか。
 
 何で、ニュースはこんな簡単な一言、言ってくれないのですかね。

 「反日勢力を斬る イザ!」ブログ、
 「秘密保護法案 衆院を通過」というエントリー(http://ponko.iza.ne.jp/blog/entry/3224674/)から、西村幸祐氏のこの一言。

 「結局、特定秘密保護法案に反対するための『知る権利』とは、国民とメデイアを人質に取る詐術に過ぎない。この法案は昭和60年に朝日新聞と共産党、社会党の反対で廃案になったスパイ防止法案とほぼ同じものだということが、考えるヒントとなる」

 「この法案は昭和60年に朝日新聞と共産党、社会党の反対で廃案になったスパイ防止法案とほぼ同じものだ」
 この一言、です。

 この簡単な一言、言ってくれりゃ、分かりそうなものなんですけどね。スパイ防止法、要りません?不要??

 「国民には『知る権利』があるのだから、『特定秘密とは何か』明らかにされるべき」、っていうけれど、それは同時に「その時国内にいる敵対国・敵性国家の国民」も『特定秘密を知る』ってことです。
 「知る権利がある!」と声高に主張する割に「報道しない自由」を存分に行使しているメディアは自身の言ってること、矛盾してると思わないんでしょうか。
 「スパイ天国日本」と言われ続けて半世紀以上ですよ。
 情報の洩れること、笊で水を掬うような国、日本です。情報の共有なんて誰が持ち掛けますか。同盟国のアメリカだって正直、「怖くて 共有なんかできない」、と多くのことを隠している筈、と思わない方がどうかしている。
コメント
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