6月28日(月)
昨日は2時過ぎに出るつもりで、随分とゆっくり用意をしていた。
いつも「まだ大丈夫」、とやっているうちにギリギリの時間になって慌てて飛び出して、数分後に忘れ物に気が付いて・・・というのが定石なんだけど。
出たのは2時前。流石に生まれて初めての「ワクチン接種前後編」、仕上げの2回目ともなると、ゆっくりしていてもそれなりに慣れて準備するのに無駄がなくなってきているのだろう。
「2回打ったら終わり」だから、慣れたからと言って別に特段良いことがあるわけではない。ただ、重症化する虞れが格段に低くなる。これは凄いことじゃないか。「準備に慣れる」ことなんて、端から問題外。
いや、そうでもないか、国民一人一人がこういうことを当たり前に受け取って行動するようになれば、行政は(たとえバイトでも)余分なことに神経をすり減らさなくて済む。やらしい言い方をすれば余分なお金を使ったり、関係者のモチベーションを下げなくて済む。それが最終的に目標達成に近づくための大きな力になる。
「雨は降らないだろうけど念のために」と、以前山歩き用に買った雨具をカブの前かごに放り込み、出る。
空模様はやや怪しい。けど、昼前に干した洗濯物を取り入れて置くほどのことはあるまい。降られたら確かに大迷惑だが、その時はもう一度洗えばいいだけ。生乾きを室内にぶら下げて置いて乾かない、って方が面倒だ。
有馬街道は水呑(鈴蘭台入口)から平野町まで10分という表示が出ていた。普段は15分だから、流れは良いらしい。
勿論、この二地点間で、もし事故が起きたら脇道のない場所だから、交互通行となって30分くらいかかるかもしれない。それどころかUターンもできず立ち往生なんてことも。
そんなことを言っていたらきりがない。そのために小回りの利くカブで来た。もし道が通行止めになったら、大迂回をして30分くらい余分にかけて行けば良い。「どこへだって行ける。だってカブだもの by礼子」。
「副反応がある可能性が高い」から「危険度が高い。死ぬかもしれない。周囲の様子を見てから接種をするか否か考える」に一気に考えがワープしてしまったら何もできない。「石橋を叩いて渡る」どころか「石橋を叩いて壊す」だけになって、途方に暮れることになる。
・・・・また極端な脱線をしてしまった。
(続く)