6月16日(水)
バイク用の服に着替えて、改めてエンジンを掛ける。
先日来の不調が嘘のようにあっさりと、変な表現だけど「軽く掛かり、元気よく回る」。
数年ぶりに鈴蘭台のダイエーに行き、酒の肴を買う。
これで満足。取り敢えず今晩は祝杯を挙げる。
翌火曜日は歯の治療。半月前に見つかった犬歯の根元の虫歯を削り、埋めてもらう。手鏡を渡されて見ても、全く分からなくなっている。
来週も予定に入っていたのだが、これでひとまずは安心ということになり、来週の分は取り消し、となった。
次回、経過観察は三ヶ月後の9月半ば。
そういうわけで、来週は全く用のない週になった。仕事を辞めてから十数年になるけど、やっぱり週単位で物事を把握する習慣はなくなりそうにない。
二回目のワクチン接種は再来週初めだけど、ほぼ月末だから大雑把に言うと七月には晴れて「無罪放免」の身、となる。あ~、長かったなぁ。
体調を崩したのだろう、親知らずの辺りが痛み出して、今度はホントに大手術の末、親知らずを抜歯することになるのかも、と思っていた。
抜歯と言えば簡単そうだけど、他の歯の根元に横たわって生えており、そいつの頭の部分が隣の歯の根を圧迫している。抜くと言っても大根や人参を抜く様なわけにはいかない。
歯茎を切開して親知らずそのものを砕きながら除去する。当然切開部は大きいから歯茎が癒着するにもそれなりの時間がかかる。当然、何日か入院しなければならない。
だから、普通は抜かないで痛みがなくなればそのままにしておく。大体が痛みの原因というのは、親知らずの周辺に何らかの理由で炎症が起こるからで、炎症が治まれば放って置いても何の問題もないんだそうだ。
今回はその炎症を直すだけでも良かったのだが、この際、放って置いたところも全部やりますか、ということで歯石を取りながら虫歯のチェック。
そしたら次から次と進行した虫歯ややり直さねばならないところが見つかってしまった。
そしてこれまでに何回か書いた通り、10月までには終わるか、11月末か年末までかかるか、年をまたぐか、いや、二月も、となり、遂に6月になってしまった。
ほぼ一年かかってしまったが、それでも、結果、十数年間の清算をすることができたわけだ。
腰の痛みももう全く問題なしと言っていいくらいだから、用心をしつつ泊りがけの旅行、くらいはできそうだ。
ま、北海道は今年は無理だろうけど、再来年辺り、七十の祝いを自分でする、ということで、行けるかも。