5月24日(月)
何と、今日も雨。雨の止み間に歯科に行っただけ。
マウスピースに問題はなかったが、左下の犬歯根元に近い部分、歯肉に隠れている辺りに虫歯が見つかった。
これでまた来月半ば過ぎまで、計3回の通院が確定した。
昨年夏から始まった歯の治療は、秋半ばには終わるだろうと思っていたものが冬に掛かることになった。そして年をまたぎ、春を迎える頃にはと思っていたら晩春を迎え、気が付けば、また夏。
大雑把に言えば一年間というもの、思い付きの「泊りがけの旅行は出来なかった」。時間もさることながら、やはり毎週の「治療費が年金生活者としては気になっていた」。
しかし、「正義のミカタ」じゃないけれど、味方ではなく物事は「見方」次第。
「腰が痛くなるかもしれない」という不安から、旅行に出ようという気持ちにならなかったのも事実。時間にだらしない日常の連続で、「思いついたら即実行」、というフットワークの軽さが全くなかったのも事実。「もしかしたら治療後、異常が出るかも」という取り越し苦労から、消極的な応対ばかりしてきたことも事実。
そういった様々なことの結果として何も行えなかったことを、いくら悔やんだって仕方がない。裏返して、「これまで数十年見ないようにしてきた、気付かなかったふりをしてきた不都合が、僅か一年で、それも自身の懸命な努力は全く必要としない形で解決してしまう」、と考えたら。憲法改正しかり、ワクチン接種しかり。
夕食は麩の卵とじ。これが意外にうまい。
「車麩」という名の直径五センチくらいの筒形の麩を幅2~3センチの輪切りにして親子丼の具みたいにする。御飯に掛けても、そのまま皿に盛っても良い。結構見栄えも良い。またしばらくマイブームになりそうだ。