6月19日(土)
今日は朝の中に雨が上がるということだったけど、いつの間にか予報では午後になっていて、午後早くに止むのかと思っていたら、今度は「4時頃になれば」、に変わってしまっていた。
でも、とにかく不安ながら4時半近くになって、神戸駅方面へ向かう。
勿論エンジンの調子を見ることが主、だからSRで行く。
エンジンは一度目では掛からなかったが、二度目にはすんなり掛かる。
「すんなり掛かる」って変な言い方かもしれないが、同じ掛かるにしても「どうもっ!」という感じもあれば「よっこらしょ!」ってのもある。軽量級のボクサーのフットワークとウェイトリフティングの溜め(?)の違いというか。SRでハーレーのような力強い始動は望めないし、望まない。軽快に「どもっ」って感じで掛かってほしい。
やっぱり調子は良い。スロットルを回すと今までよりも反応が良い。
家を出て、すぐ雨粒が当たったような気がしたが気のせい、ということにして南下を始める。
有馬街道はいつも以上に車間距離が近い。早い話、混雑している。
先の方に大型トラックが数台いるのか、それともトレーラーが走っているのか、もしかして事故?
何しろ片側一車線で、路側帯は申し訳程度の数十センチ。その先は蓋のない溝。その数十センチを原付、スクーター、時には中型(普通)バイクが擦り抜けていく。六甲山の表と裏を結ぶ道は基本的にこれしかないから、一旦渋滞に嵌ると身動きが取れない(枝道がない)。
有料道路の入り口に近づいた辺りから渋滞がひどくなる。入口手前の旧道の分岐点で先が停滞しているのが見えたので、迷わず旧道へ左折。
大型車両による自然渋滞かもしれない。それとも先日来の雨で山側の斜面が崩れたか。いや、崩れたのならもっと悲惨なことになっているはずだから、「木が道路に倒れ掛かって(片側交互通行)」、あたりか。
いずれにしても旧道に入ってすぐ、何か作業をしているらしい人影が川の向こうを走る有馬街道上に見えた。
珈琲を買ってUターン。今日はどこへも寄らず。
帰路、時折りごく小さな雨粒が当たるような気もしたが、これも気のせい。
実際、帰り着くまで雨に打たれることはなかったが、ガレージの扉を撥ね上げ、SRを中に入れようとしたら確かに小さな雨粒が溝の鉄格子板に染みを作っていた。
濡れなければ、「雨は降らなかった」と、「気のせいだ」と、強引に言って笑っていられる。
けど、濡れなくて影響は全くなかったけど、「降ったことは事実。証拠がある!」と実害の有無は全く関係なしに「降ったじゃないか!予報は外れた!」と言い募り、責任(?)を追究する考え方もある。
どっちもどっち、ではある。
が、前者を採るのが普通だろうな。