CubとSRと

ただの日記

世界の「うそ」は桁違い

2024年03月06日 | 心の持ち様
 日清戦争時、旅順要塞を一日で落とされ、支那軍は潰走。旅順市街も占領された。
 しかし、アメリカの記者は取材もせず「ほとんどの市民が虐殺された」「2000人は殺された」「6万人のうち36人だけが生き残った」とか書き散らす。
 そして半世紀後、今度は米独の支援を受けて上海の日本租界を襲う。負けて南京に逃げ込む。そして南京も打っ棄って敗走。
 それがさらに数十年後、「南京大虐殺」という捏造事件になって世界に広まり、今も日本を・・・。

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  「トランプは真実を語っている」  (後半) 

 南京にはニューヨーク・タイムズ紙のティルマン・ダーディンがいた。
 彼は日本軍が入って2日後にはそそくさと上海に逃げていったが、同紙にはまるで1か月も見ていたかのように「日本軍は民間人も捕虜もみな処刑した」「難民も身ぐるみ剥がれた」「支那人の女が拉致され強姦された」と書きまくった。
 神をも恐れぬジョン・マギーとかマイナー・ベイツとか米宣教師連中がそれをもっと脚色して東京裁判では30万人虐殺まで膨らませた。

 江沢民は愛国教育の教材に日本軍の731細菌部隊を取り上げた。「人間を真空の中に置いて爆発させた」とか現代医学でとっくに否定された嘘を山と並べた。
 教科書には若い女の乳房と腕を切り落とし、局部に棒を突っ込んだ「人体実験の模様」と称する写真を載せている。写真は本物。蒋介石軍が済南で日本人女性を切り刻んだ。その検死の模様を撮ったものだ。
 
 そんな出鱈目話をニューヨーク・タイムズが「日本軍の蛮行」例としてつい先日、報じた。安倍首相が機体番号「731」の戦闘機に搭乗した写真がその記事に添えられていた。

 日本軍が朝鮮女を拉致して慰安婦にしたという話は結局、朝日新聞の捏造だった。社長の木村伊量(きむらただかず。わっ!同い年だ)がクビも差し出した。
 それを米マグロウヒル社が「日本軍は20万人の女を攫(さら)い、天皇からの贈り物として兵士に与えた。女はみな殺された」と高校向け教科書に載せた。
 執筆したいい加減な米人学者に外務省が抗議するとニューヨーク・タイムズは「日本政府が歴史改竄(かいざん)に圧力」と批判した。

 この新聞は釜山総領事館前の慰安婦像騒ぎも社説で取り上げ、「日本は何万ものアジアの女を性奴隷にしたことに真正面から謝罪していない」と書いた。慰安婦の嘘を、噓と承知でまだ世界に垂れ流している。

 トランプはニューヨーク・タイムズ紙を「Fake News(嘘つき新聞)」と呼んだ。ホントによく言ってくれた。

     新潮文庫 
 「変見自在 トランプ、ウソつかない」
        高山正之著 より 

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 【教科書には若い女の乳房と腕を切り落とし、局部に棒を突っ込んだ「人体実験の模様」と称する写真を載せている。】
 冷静に考えれば、そんな「人体実験」なんてあり得ないと分かりそうなものだけれど。どういう目的の実験??「人間はどこまで耐えられるか?」って?そんなバカな。「細菌部隊」とどうつながるのだろう。
 どう見たってこれは「虐め殺す」。「虐殺」そのものじゃないか。
 「どこまで耐えられるか」なら、彼らの大陸には伝統の「車裂きの刑」がある。
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講釈師のうそは可愛い

2024年03月05日 | 心の持ち様
 「トランプは真実を語っている」  (前半)

 日清戦争の時も旅順要塞攻略戦はあった。
 その10年後の日露戦争ではロシア人が精魂込めて邪悪な改装を施し、ために日本側は落とすまでに4か月余もかかった。

 しかし日清戦争では支那人が相手だった。だからたった一日で陥落し、日本軍は203高地の向こう側、旅順市街の戡定(かんてい・乱を平定する)に向かった。
 住民は戦いの前に市街に避難し、軍服を脱ぎ捨てた便衣隊、つまりゲリラ化した支那将兵が民家に隠れ潜んでいた。日本軍は一戸ずつあらためていって抵抗する残敵を掃討し、降伏した支那兵355人を捕虜とした。
 
 以上は駐日ベルギー公使アルベール・ダネタンが本国へ送った報告書の内容だ。公使は最前線にいたフランス人観戦武官ラブリ子爵から直(じか)に聞き取っている。
 その子爵のいた最前線のはるか後ろで遊んでいたのがニューヨーク・ワールド紙のジェームズ・クリルマンだった。

 彼はこう報じた。「日本軍は旅順市街に入ると冷酷にほとんどの市民を虐殺した。無防備で非武装の住民たちは自分の家で殺され、死体は言い表す言葉もないくらいに切り刻まれていた」「2000人は殺されたはずだ」
 従軍記者も出していないノースアメリカン・レヴュー誌はそれをもとに「6万人の住民のうち36人だけが生き残った」と書いた。
 見てきたような嘘を尤もらしく流しまくった。

 米国では第一次大戦までインディアンの虐殺を続けた。騎兵隊は抵抗の少ない女子供を狙った。頭髪を剥ぎ、女の性器を抉り取って鞍頭に貼った。
 黄色い日本人は白人より絶対に野蛮だから我々以上に残忍なはずだ。これくらいはきっとやっているとクリルマンは想像して書いたのだろう。
 
 支那はその半世紀後、米国とドイツの支援を受けて上海の日本租界に侵攻した。
 ドイツの最新兵器で身を固めて日本軍守備隊に十倍する兵力で侵攻してきたが、所詮、支那兵は支那兵だった。大敗して南京城まで潰走した。
 日本軍は追って南京城を落としたが、城内はもぬけの殻だった。僅かな残敵を掃討して1週間後には逃げた蒋介石軍を追って長江を遡行(そこう)していった。

 (続く)

    新潮文庫 
 「変見自在 トランプ、ウソつかない」
        高山正之著 より

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「~ほとんどの市民を虐殺した。~死体は言い表す言葉もないくらいに切り刻まれていた」
「2000人は殺されたはずだ」→旅順市民は2000人?
「6万人の住民のうち36人だけが生き残った」→旅順市民は6万人?6万人殺された?
「米国とドイツの支援を受けて上海の日本租界に侵攻した。(が、)大敗して南京城まで潰走した」

「講釈師 見てきたような 嘘を言い」という有名な川柳、最近聞かれなくなりましたが、こうやって見ると日本の「見てきたような嘘」というのは可愛いもんです。世界とは桁が違う。何しろ二十万人も殺された街の数か月後の人口が三十万人に増えている。
 日本最大の野党が南京虐殺記念館を作るべきだと言ったら「今、我が国には金がない」という。「支援する」とお金を渡したら、例によって大半は党幹部の懐に入り、残り3分の1ほどの金で記念館を建てられた、とか。
 (十年ほど前にはウィキペディアにその辺のところが詳しく載ってたけど、今は見事に消されている)
 
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「併合」って美辞麗句?「植民地」の別称??  後半

2024年03月04日 | 心の持ち様
 「戦争における本当の『勝ち負け』は植民地を見れば分かる」 後半

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 何でここまで日本憎しに凝り固まるのか。フィッシュの言葉に沿うと「叩き潰し」はしたが、「直ちに」とはいかなかった。それが腹立たしいらしい。
 FDRももちろん真珠湾を待って「日本を直ちに叩き潰す」用意はしていた。B17「空飛ぶ要塞」の太平洋配備だ。

 この爆撃機は英国に貸与され、すでに欧州戦線で独戦闘機と渡り合い、1機も落とされないどころか逆に相手機を撃墜していた。
 日本機など歯牙にもかけない。好きな所を好きに爆撃して降伏に追い込めるとFDRは思っていた。
 制海権も同じ。真珠湾が襲われても水深が浅いから雷撃は無理。米艦隊はほぼ無傷で残る。英戦艦プリンス・オブ・ウェールズも加わり日本の艦隊をみな沈めて日本は制海権をすぐにも失うはずだった。

 しかし予想はすべて外れた。真珠湾では戦艦6隻が沈められプリンス・オブ・ウェールズは開戦3日目で消滅した。頼みのB17は初めて見る零戦にバタバタ落とされてしまった。
 「直ちに」倒せなかった日本はアジアに広がる欧米諸国の植民地を次々解放し、その独立を後押しした。

 植民地という財産を失った欧米諸国は大航海時代前の貧乏国に戻って、その互助会EUを立ち上げたものの先行きは今も不安だ。
 その責任は偏(ひとえ)に米国にある。日本を戦争に誘い込みながら「直ちに」倒せず、逆に植民地喪失という思わぬ損害を欧米諸国にもたらしたからだ。

 「『戦争』とは、別の手段で行う政治だ」とカール・フォン・クラゼウィッツは言った。その意味で日本は戦争を通して立派にいい政治をやった。
 米国はその意味で失敗して白人支配を潰してしまった。それを逆恨みして日本叩きを今も続ける。
 思えば悲しい心根の国だ。

    新潮文庫 
 「変見自在 トランプ、ウソつかない」
        高山正之著 より
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「併合」って美辞麗句?「植民地」の別称??

2024年03月03日 | 心の持ち様
 「戦争における本当の『勝ち負け』は植民地を見れば分かる」 前半

 真珠湾攻撃のあとフランクリン・ルーズベルト(FDR)と議場に立った下院議員ハミルトン・フィッシュは「気の触れた悪魔、日本を直ちに叩き潰せ」とアジった。
 尤(もっと)もすぐ後にFDRがこっそりあのハル・ノートを日本に衝き付け、開戦に追い込んだことを知る。ハル・ノートは米国では隠されたままだった。
 「彼は何が何でも戦争をしたかった。そして日本を開戦に追い込んだ」「議会も米市民も彼に騙された」(渡辺惣樹訳『ルーズベルトの開戦責任』)

 彼は太平洋艦隊をわざわざ日本軍の手の届く真珠湾に「動けぬアヒルのように」繋ぎ、半径500キロしか飛べない旧式のB18偵察機を配備した。
 そして真珠湾攻撃が起きる。その責任を取らされてクビになったハズバンド・キンメルが求めた軍法会議を彼は拒絶し続けた。
 「開けば極秘にしたハル・ノートの存在を公表することになるからだ」

 かくて日本は汚名を着せられ、東京大空襲から原爆まで浴びた。フィッシュの言う通り叩き潰された。
 FDRの政治は一見うまくいったように見えた。85%が参戦反対だった米市民は進んで志願し戦場へ向かった。
 おかげでナチをやっつけ、日本も潰して戦後世界に不動の地位を築けた。

 ただ一緒に日本を真珠湾に誘い込んだ英国は戦勝国になったものの「失ったものがあまりに大きかった」「英国が中国に持っていた権益はもとよりマレーもシンガポールもビルマも失った。インドやセイロンまで失った」。
 英国が今もなお日本にひねた嫌味を言うのは、植民地という財産を奪われて貧乏国に突き落とされた深い恨みがあるからだ。

 その点、米国はフィリピンを失っただけで要衝グアムはそのまま保有できた。
 損害は浅いのになぜか英国以上に日本に嫌味を言い続ける。安倍晋三を極左と罵り、アイリス・チャンの書いた南京大虐殺の嘘を教科書にまで載せて騒ぐ。
 ニューハンプシャー州議員ニック・ラバッサーは「2発の核では足りなかった」と米市民が語り合う現実をうっかりばらした。
 米政府も原爆はやむを得なかったと言いながら投下したエノラ・ゲイを首都に飾り、原爆を作ったロスアラモスを国立公園に指定して日本人虐殺を祝っている。
 原爆投下は正しかったと主張する『Killing the Rising Sun(日本を叩き殺す)』がこの3か月で50万部も売れている。

 (続く)


  新潮文庫 
 「変見自在 トランプ、ウソつかない」
        高山正之著 より
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何だか引っ掛かる(トヨタ・ダイハツ)  後半

2024年03月02日 | 心の持ち様
 「トランプも有難がる朝日の〝欠陥〟記事」 (後半) 

 米国のスラングで欠陥品をレモンと言う。智恵子が「がりりと噛んだ」あのレモンと同じスペルだ。
 念のため米国に住む娘の知人に「レモンがトヨタに置き換わった」という船橋の話を確かめてもらったら「そんな話は聞いたこともない」だった。
 それもそのはずで船橋の記事が出て間もなくラフードは「残念ながらトヨタに欠陥がなかった」「娘にトヨタを勧めた」と言った。

 これでも詐欺師米国人には精いっぱいの謝罪の表現だったのだろう。
 しかし彼に追従した朝日は天声人語も素粒子も船橋もあの大袈裟な誤報を一言も詫びなかった。
 そんな破廉恥漢の片割れが今も編集の重鎮で残る。因みに船橋洋一は退社し、今は月刊「文藝春秋」でコラムを書いているが、そのせいか、「文藝春秋」も全く売れなくなった。

 彼らに反省はない。石ころ缶詰、暴走トヨタに次いで「日本製はだめ」の嘘シリーズ第3弾に三菱MRJを社説で取り上げた。
 日本の航空機製造はGHQの禁止令が切れた後も米国の厳しい掣肘で抑え込まれてきた。
 それを撥ね退けてやっと飛ばしたMRJは米国に型式証明を取りに行く旅で2度も躓(つまづ)いた。ために納入時期は7年も遅れた、困ったものだと社説は言う。
 ただ、ホントの原因を社説は隠す。MRJは空調でトラブった。実はそれが米国製だった。

 米国はろくな品質管理もできていない癖にウチの部品を必ずたくさん使えと圧力をかける。
 トランプは今、それを国策の柱にする。
 MRJのトラブルはその「バイ・アメリカン」による貰い故障だった。

 団塊の世代がやっと減ってきた。朝日新聞もいつまでも嘘を書き続けず、そろそろ真実を書く訓練を始めた方がいい。

   新潮文庫 
 「変見自在 トランプ、ウソつかない」
        高山正之著 より

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 「MRJは日本の不手際で結局製造を諦めたんだ。それが証拠にホンダの小型ジェットは大変な人気じゃないか」という人もいるけど、あれアメリカホンダ、ですよね?ほぼアメリカの会社です。儲かるのはアメリカ。
 日本車叩きが収まったのは、前回も書いた通り、現地製造を主にして日本からの輸入には枠を設けたから。
 でも、同じ車でも長期間納車待ちをしても日本からの輸入車を待つ、値が多少張ってもそうするというのは車好きの人からすると当然のことなんだとか。

 昔見た英国発の「自動車産業衰退」のニュース。
 「比較的安価で故障しない日本車が英国の自動車産業を衰退に追い込んだ。英国の自動車産業はまさに風前の灯火。どの面から見てももはや日本車には太刀打ちできない。」
 と悲痛な面持ちでニュースを読み上げた司会者。
 「しかし、安心してください。英国はまた自動車産業の盛んな国になります。日本の自動車会社が英国に工場をつくることになったからです!」

 「植物油で走ることができるディーゼルエンジンこそ未来のエンジン」と大騒ぎしていたのがVWの不正発覚を初めとして一気に醒めてしまった。あれも僅か十年前のこと。
 「時代はEV!」とEUが結託して日本車潰しに走ったら、日本車がつぶれないで中国車がEUを追い詰めてしまった。

 さて、トヨタ・ダイハツの不正の中身だけど、ネットニュースではなくYouTubeで流れる解説を見ると同じような「匂い」というか「色」(作為のようなもの)が見えてくるような・・・・。

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