宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

6次産業化を目指して!宮守上流生産組合の農産加工施設を視察

2011年12月14日 15時56分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 当管内では,農産加工部門を設置し,6次産業化を目指す農業法人が増えています。
 そこで,具体的な事業イメージを描けるよう,農産加工施設の視察を企画し,2つの農業法人が参加しました。
 視察先は,岩手県遠野市にある(農)宮守上流生産組合農産加工場で,トマトジュース,トマトジャム,どぶろく,燻製豆腐,燻製たまごなどを製造しており,施設稼働後半年で年間販売目標額を超えるほどの好調な売れ行きとのことでした。また,「地域の農産加工場」をコンセプトに,自社製品の製造のほか,地域の農家からリンゴ,ブルーベリーなどのジュース加工を受託し,地域からも喜ばれている事例でもありました。
 施設は稼働開始から一年ということもあり,最新の機器を見学できた他,加工部門立ち上げから軌道に乗るまでの経験談を丁寧に教えて頂けました。
 参加者は,加工技術の習得方法や商品開発手法,従事者を効率的に活かす運営方法,受託加工のシステムについて興味を示し,熱心に記録していました。今後の事業展開に役立つ具体的な情報を得ることができ,有意義な視察となりました。


<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 先進技術班
                                   TEL 0229-32-3115         FAX 0229-32-2225


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農事功績者表彰において佐々木長市さんが「緑白綬有功章」を受章

2011年12月14日 15時49分13秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成23年11月18日(金),第95回農事功績者表彰式(主催:公益社団法人大日本農会)が三会堂ビル石垣記念ホール(東京都港区赤坂)で開催され,遠田郡涌谷町の佐々木長市さんが「緑白綬有功章」を受章しました。
 佐々木さんは,昭和58年に水稲単作地帯の涌谷町で,当時東北地域では珍しい野菜の「小ねぎ」を導入し,技術の研鑽と販路・消費拡大に尽力し,農業所得の向上を実現したことや,地域の仲間と連携した「仙台小ねぎ」の産地化とブランド化への貢献が高く評価されました。
 11月25日(金)には,涌谷天平の湯を会場に「JAみどりの仙台小ねぎ部会」の会員や関係者と受章祝賀会が盛大に開催され,参加者全員で喜びを分かち合いました。佐々木さんは「受章は仙台小ねぎ部会全員のおかげです。小ねぎ産地の継続的な発展に向け引き続き努力していきたい。」と,喜びのあいさつがありました。
 普及センターでは,今後も農業者及び関係機関と連携し,地域農業の振興とさらなる発展に向け支援を行っていきます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 地域農業班  TEL 0229-32-3115    FAX 0229-32-2225


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みやぎ農業未来塾「そば打ち講習会」を開催!!

2011年12月14日 14時05分37秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成23年12月8日,「道の駅米山」お休み処Y・Y(そば打ち体験コーナー)において,平ひろ子氏を講師にそば打ち講習会を開催しました。
 今回の未来塾は,6次産業についての関心を高めてもらうため農産加工の技術習得のひとつとして行いました。
 当日の参加は5名と少数でしたが,その分,より濃密な指導を受けることができ,そばのできも良好でした。
  今回の未来塾に参加した登米市4Hクラブでは,今年の活動テーマを「山の中でそばづくり」として,クラブ員自らがそばの種まきから収穫までを行い,そのそばを使った一般消費者等との交流会を計画しており,今回学んだ技術を交流会で披露しようと意気込んでおります。
 農業の基本的技術を学ぶ中で,地域の食材を使った6次産業の取組のひとつとして,そば打ち技術を今後の農村生活及び農業経営に生かせるよう期待しています。

 

 〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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