宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

震災後2度目のストロベリーカレッジを開催!

2013年07月03日 16時44分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成25年6月16日,震災後2度目となる亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会主催の「ストロベリーカレッジ2013」が,亘理町と山元町で開催されました。
 亘理名取地区では,いちご生産に取り組む4Hクラブ員が多く,「仙台いちご」生産量の約8割を占める東北一の産地の復興を目指して取り組んでいます。
 当日は,チラシによる申し込みやクラブ員のネットワークで集まった独身女性とクラブ員総勢40名が,イチゴを通して交流を深めました。
 収穫体験では,参加者がクラブ員から摘み取り方を教えられながら箱一杯・笑顔一杯にイチゴを摘み取り,加工体験では,生のイチゴがジャムになる過程を興味深く見つめていました。また,豪華賞品を準備したイチゴに関するクイズでは,「これまで知らなかったイチゴのことを初めて知ることができた」など,大変盛り上がった交流会となりました。
 参加者へのアンケートでは,「また,参加したい」など評価も高く,今後の4Hクラブ行事への参加も期待できる回答で,農業やイチゴに対する理解とイメージの向上が図られました。
 普及センターでは,今後も農村青少年クラブ連絡協議会の活動を支援していきます。

連絡先 亘理農業改良普及センター 電話0223-34-1141 FAX0223-34-1143

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安全安心な農産加工品をつくるための衛生管理研修を開催

2013年07月03日 10時17分32秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成25年6月19日(水),農産加工品の安全・安心に必要な「衛生管理」を再確認するため,女性農業者起業活動支援事業キャリアアップ研修会(第1回)を開催しました。
 JAみやぎ亘理の直売所である「おおくまふれあいセンター」に加工品を出荷している生産者19名と関係機関職員6名の計25名が出席しました。
 講師に宮城県仙台保健福祉事務所岩沼支所食品薬事班 黒田洋子主任主査を迎え,「食中毒予防と衛生管理」と題し研修を行いました。
 内容は,食品の安全・安心と基本的な衛生管理の他に,食品製造者の責任,管理記録の重要性など,被害の拡大防止対策のポイント等についてスライドを使った詳しい説明がありました。
 出席者は熱心にメモをとりながら,改めて自身の製造する食品の安全性確保の大切さと,その具体的手法について認識を新たにしていました。普及センターが生産者にアンケートを実施したところ,「衛生管理は重要なので,同じことでも何回聞いてもよいことだと思う。」「食中毒を起こした経験がないので実感は薄かったが,注意は必要ということは十分に感じた。」等,「研修は有意義だった。」との意見が寄せられました。
 また,研修要望については「販路拡大方法」「食材の活かし方」等が挙げられており,アンケート結果を参考に第2回(10月頃)を企画します。普及センターは今後も地域の加工品の安全・安心を確保する支援を続けていきます。

亘理農業改良普及センター 地域農業班
 tel 0223-34-1141   FAX 0223-34-1143

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