宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

小学校児童の養蚕体験を指導しました。

2013年07月08日 12時37分21秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 丸森町の大張と金山の2つの小学校では,伝統産業である養蚕について理解を深める学習の一環として,養蚕農家の協力を得て,6月4日と11日からカイコ幼虫の飼育が始まりました。
 5月23日に卵からふ化したカイコ幼虫が,町内の稚蚕飼育所や養蚕農家で飼育され,ある程度大きくなったカイコ幼虫が小学校に配布されたものです。
 はじめのうちはカイコ幼虫を怖がっていた児童も,さわれるようになり,しっかり飼育されたようです。
 6月20日には,繭を作りはじめ,6月28日にできあがった繭を収穫することができました。
 今後は,繭細工やシルク和紙等を作成する学習に使用されます。
 当普及センターでは,今後ともこのような小学校における養蚕体験を支援して参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
       TEL:0224-53-3431,FAX:0224-53-3138

カイコを迎える会


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「女性農業者のためのステップアップ講座 第1回農産加工研修会」を開催

2013年07月08日 09時45分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成25年6月27日に登米市内の若手女性農業者9人が参加し,迫町の(有)伊豆沼農産を会場に研修会を開催しました。この研修会は,今後の登米農業を担う女性農業者を育成するために企画しました。
 研修会は,参加者の多くが初対面ということもあり,自己紹介から始まりました。参加者の経営部門は水稲や畜産,施設園芸,果樹など様々で,お互いの経営状況や課題を紹介しました。自己紹介後は(有)伊豆沼農産の職員を講師として,ブルーベリー摘み取り体験とムース作りを行いました。ムース作りではお互いに協力し合い,参加者同士の親睦を深めることができました。また,普及センターからは女性農業者支援の施策に関する情報提供や,今後の研修テーマについて情報交換も行いました。参加者からは,「結婚を機に登米市に来たので,知り合いを増やしていきたい。」,「農業をやっている友人はほとんどいないので,仲間と知り合える機会ができて良かった。」という意見がありました。
 次回の研修は「漬物」をテーマとしており,参加者からは「夏野菜を美味しく食べられる漬け方を知りたい。」という意見がありました。普及センターでは今後も研修会等を開催し,女性農業者の資質向上に継続して取り組んでまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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秋冬キャベツ栽培講習会を開催

2013年07月08日 09時26分02秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
6月18日(火)JA加美よつば営農センターで加工・業務用の秋冬キャベツ栽培講習会が開催されました。はじめに,栽培方法について,(株)渡辺採種場から説明がありました。
 農協では今年度からキャベツの生産において農業生産工程管理(GAP)に取り組むこととしており,普及センターからはGAPの現状について説明しました。GAPを取り組むことで,安全安心な農産物であることを消費者や取引業者にPRすることにもなり,取引きが拡大する上で有利であると話しました。
 同席した(株)石巻青果の担当者からも,「取引業者からGAPを取り組んでいる産地のキャベツが欲しいと要請されており,GAPに是非,取り組んで欲しい」と要望されました。生産者からは実際の記入方法等前向きな質問があり,今後,産地としての取組が期待されます。
 普及センターでは,生産者の技術向上を引き続き支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

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