宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ農業未来塾ホップアップスクールを開催

2013年07月11日 16時08分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 仙台普及センター管内の若手農業者を対象に,みやぎ農業未来塾ホップアップスクールを平成25年6月25日に開催しました。就農準備研修中の方,新規就農者,4Hクラブ員など7名が参加し,仙台地区4Hクラブ員2名の圃場視察を行いました。
 1カ所目は,泉区で野菜を多品目栽培し,直売中心に経営している嶺岸氏,2カ所目は太白区で葉菜類を中心に栽培している小田嶋氏の経営について視察しました。嶺岸氏は自動販売機を設置した直売所での販売がメインで,多いときには1日に7回は商品の補充を行っているそうで,直売所を視察した際にも次々にお客さんが訪れていました。小田嶋氏は,他の人が生産しにくい品目,生産しにくい時期の出荷を心がけており,夏ほうれんそうや,エンダイブの周年栽培,サボイキャベツの生産に取り組んでいました。
 参加者は,自分の現在の経営と比較したり,将来の経営に役立てようと,先輩農業者の経営の工夫や心がけていることを真剣に聞いていました。
 昼食の時間には情報交換と4Hクラブの活動紹介を行い,参加者同士はもちろん,関係機関とのネットワークをつくる良い機会になったようでした。
 普及センターでは,今後も若手農業者の技術向上とネットワークづくりを支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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「第1回 仙台農業復興塾」を開催しました

2013年07月11日 14時30分18秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台農業改良普及センターでは,東日本大震災による津波の被害を受けた仙台東部地区の農業者を対象とした研修会「第1回仙台農業復興塾」を開催しました。農山村地域経済研究所長の楠本雅弘氏を講師に迎え,JA仙台と共催で今年度中に全4回開催します。
 1回目の今回は,農業生産組織の代表者を中心に約30名が参加しました。講師からは震災前より良い地域を作るために集落全体として農業の復興に取り組むことが重要と話がありました。また,参考となる全国の成功事例が紹介され,参加者は熱心に聞き入っていました。
 2回目以降は具体的な計画づくりや経営管理について学んでいく予定です。普及センターでは,復興塾の開催と個別相談への対応を通じて,仙台東部地区の農業の復興を支援して行きます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

 


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直売所で研修会を開催 ~適切な食品表示と秋野菜づくりについて~

2013年07月11日 08時59分12秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成25年7月5日に、涌谷町の農産物直売所「わくや産直黄金の郷」の出荷者29名を対象に、食品表示と秋野菜栽培の研修会を開催しました。
 食品表示については、生鮮品と加工品の区分、加工品として必要な表示項目、JAS法で定められる個別の品質表示基準、具体的な表示方法等について解説しました。
 秋野菜栽培については、直売所向けとして有望な秋野菜3種類(カリフラワーロマネスコ、ロメインレタス、ミニチンゲンサイ)について解説しました。
 参加した方からは「食品表示の中で初めて聞いた話もあった」,「野菜の話が分かりやすかった」等の感想を頂き、質疑応答でも多くの質問が出ました。
 普及センターでは、今後も加工部門の充実,野菜の生産安定について支援を継続します。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  先進技術班

  TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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