宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

震災後,県内の公営牧場で初めて放牧を開始しました

2013年07月09日 17時00分03秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 平成25年6月20日に石巻市河北上品山牧場で牛の放牧が3年ぶりに開始され,東日本大震災後としては県内の公営牧場で初めての放牧再開となります。
 当牧場は宮崎県の口蹄疫による防疫上の問題や福島第1原発事故により放射性物質が国の基準値を超えたため,休牧していましたが放牧開始に向けて平成24年度に除染作業を実施しました。今年度は4月に土壌診断,5月に牧草の放射能物質検査を行い,基準値を下回っていることが確認されたことから放牧を再開されました。
 当日,河北地域と河南地域の和牛41頭がトラックで運び込まれました。牛たちは採血,体重測定,牛体の放射線量の測定等を行った後,広々とした牧場を駆け回っていました。7月5日には13頭が新たに入牧しました。なお,放牧期間は11月5日までです。
 普及センターでは,今後,関係機関と連携を図りながら土壌診断や牧草の放射性物質の検査を行い,牧場の安全性を高めていきたいと考えています。

<連絡先>
 石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999 

 

 


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なすの現地検討会が開催されました!

2013年07月09日 13時34分33秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 平成25年7月4日に,生産者のハウスでJA古川なす部会の現地検討会が開催されました。
 JA古川なす部会では,害虫の防除に天敵を導入して農薬散布回数を減らしたり,GAPに取り組むなど,部会全体で環境にやさしいなすの生産に取り組んでいます。
 生産者から,栽培概要について説明があった後,㈱渡辺採種場の担当者から生育診断や追肥方法について説明がありました。普及センターからは,発生が多いうどんこ病やアブラムシなどの防除方法について情報提供を行いました。
 実際の栽培管理を見ながら,追肥のタイミングや整枝の仕方,病害虫防除方法について活発な議論がされ,とても有意義な現地検討会となりました。
 普及センターでは,今後も環境にやさしいなすの生産に向け,支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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いちごの親株現地検討会開催!

2013年07月09日 13時20分25秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  平成25年6月25日に,JA古川いちご部会の親株現地検討会が開催され、生産者5名が参加しました。
  生産者のそれぞれのほ場を巡回して栽培管理などを確認した後、普及センターから今後の栽培管理や病害虫防除の注意点などについて情報提供を行いました。
  うどんこ病やアザミウマ類などの防除方法について活発に議論され、生産者からは今後の栽培の参考になったとの声が聞かれました。
  普及センターでは,今後もいちごの栽培技術の向上に向けて、支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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大崎市古川農産加工クラブ連絡協議会総会開催

2013年07月09日 13時14分35秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

   大崎市古川農産加工クラブ連絡協議会第32回通常総会が6月24日に古川農村環境改善センターで開催され,会長から会員及び関係機関への感謝や期待の言葉が述べられ,32年の長きにわたる知識や技術の研鑽及び開放講座等の伝承活動について大崎農業改良普及センター所長及び大崎市農林振興課長より祝辞か贈られました。
 総会では加工実習や開放講座の実施,まごごろ市への参加などの事業報告及び計画が承認され,今年も活発な活動展開が期待されます。
 総会後は,普及センターから「安全な食品を提供するための心得」と題して,食品の危害を防止するための衛生管理や5S(整理,整頓,清掃,清潔,躾)+2S(洗浄,殺菌),農薬の使用基準遵守について記念講演を行いました。
 今後も,普及センターでは農産加工に意欲の高い農業者への取り組みを支援していきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910
         


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酪農ガールズで登米市 伊東牧場を視察してきました

2013年07月09日 08時43分30秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

近年,酪農家においてF1や黒毛和種の受精卵(ET)子牛は貴重な副収入源となっています。しかしながら,黒毛和種の子牛はホルスタイン子牛に比べ免疫能が未熟な状態で産まれてくる等の理由から育成が難しく,取引価格が安定しないことが悩みの種です。

そこで酪農ガールズでは,酪農家からF1及びET子牛を買い付け,哺育育成に取り組まれている優良農家の伊東牧場に視察研修に行き,情報交換,F1及びET子牛の哺育のコツについて視察研修してきました。

伊東牧場では哺育・育成農場のみならず肥育農場も見学させて頂き,不良な管理をされた子牛がその後どのような肥育牛になるのかを実際に牛を見ながら学びました。またその他に哺乳での注意点,ワクチンプログラム及び衛生管理について教えて頂き非常に勉強となった研修会でした。

今後とも普及センターでは生産者の経営向上の一助となるべく活動していきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班 

       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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