宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原農業女性のつどいが開催されました

2013年07月29日 09時38分52秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 栗原市生活研究グループ連絡協議会(代表:菅原さだ子)は,毎年7月「栗原農業女性のつどい」を開催し,グループ員同士の交流を図っています。今年度は,国立花山青少年自然の家を会場に70名余りが参加しました。

 始めに,会場となった花山地区連の活動発表として,花山生活改善クラブ千葉会長が「震災支援活動を通して得られたこと」と題し,発表を行いました。
 栗原市では,東日本大震災の時に南三陸町の避難者を受け入れました。そのうちの6名が花山地区の石楠花センターに避難することになり,その食事支援について生活改善クラブを含む地区内の4団体が引き受けることになりました。その時の経過や支援内容,そして,支援活動で得たクラブ員同士のつながりや技術の習得などについて発表しました。「内陸地震の恩返しができれば」と始めた活動が,結果的に自分たちにとって良い影響をもたらしたという内容に,参加者からは,電気や燃料もなく大変な時に,皆で協力できたことはすばらしいとの感想が上がりました。

 昼食を挟んで午後は,花山青少年自然の家について理解を深めることを目的に,前半は「花山青少年の家の沿革と地域とのかかわり」について宮田所長から講話をいただきました。
 後半は,自然の家の小野指導員の指導の下,プロジェクトアドベンチャー活動の体験を行いました。全員で大きな輪になって座り,いくつかのゲームを行いました。最初は,個人の目標到達(じゃんけんで勝つ回数等)から始まり,徐々に集団として1つの目標(目的別のグループに分かれる等)を成し遂げるために,行動するという内容です。いかにして大勢とコミュニケーションがとれるか,積極的に動くかがカギとなったようです。体験は賑やかに,和気あいあいとすすめられました。
  今後も普及センターでは,農村地域の活性化のため女性農業者の活動を支援していきます。

 


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144


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ヨガとマクロビでリラックス ~栗原ふぁーみんぐ女子会を開催~

2013年07月29日 09時28分42秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 栗原普及センターでは,女性農業者同士の仲間作りや学習の「場」作りのひとつとして,昨年度より栗原ふぁーみんぐ女子会を開催しています。1回目は,農業簿記記帳を経営に生かすための学習会,2回目は,女性の起業活動に関する学習会を実施しました。3回目となる今回は,健康な心と体の充実を図り,農村の暮らしの豊かさを再認識するとともに,女子会の参加者でもある若手女性の発表の場として,開催したものです。
 前半は,昨年家族で花山に移住し,これから営農を開始しようとしている阿部幸子さんを講師に,ヨガを行いました。阿部さんは,ヨーガ療法士の資格を持ち,以前東京や仙台でヨガを教えていたそうです。現在は,子育ての合間を見て,月数回程度講師を引き受けているとのことでした。
 参加者のほとんどが初めての体験ということで,体の固さに笑いが起こるなど,和やかな雰囲気ですすめられました。

 後半は,「メイドインくりはらでナチュラリズム」と題し,阿部さんにマクロビオティックの講話をしていただきました。阿部さんは,将来的にはマクロビオティックの考えを取り入れて,農家民宿を開業したいと考えています。マクロビとは,難しいものではなく,「自然と調和し健康的で穏やかな暮らしをすること」を目指すもので,言い方を変えれば,昔からの農村の暮らしや食生活スタイルなど,私たちにとっては,ごく当たり前のことが,世界的に見直され,注目されているということでした。
 
 講話後,各参加者がそれぞれ話をして交流を行いました。「ヨガでリフレッシュができた」,「マクロビとは,初めて聞いた言葉だが,昔からの我が家の食生活を大事にして行きたい」などの感想が聞かれました。
  今後も普及センターでは,女性の能力を引き出し,活躍できる場を見つけるための支援を行っていきます。

 

 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144


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