宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆現地検討会の開催

2013年07月18日 17時46分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  7月9日に大豆現地検討会が,JA加美よつば,及びJA古川管内で,それぞれ開催されました。普及センターから,7月5日の大豆生育調査に基づく「大豆技術情報(第2号)」を活用して,会場毎に生育状況の説明と今後の栽培管理について意見交換をしました。
  JA古川の富永地区のほ場では,斉一に発芽し大崎管内の平均的な生育状況で,雑草も良く防除されていましたが,近隣のほ場で「帰化アサガオ類」の顕著な発生が認められました。非選択性除草剤を用いた,大豆株間散布で防除することとなりましたが,今後,周辺へのひろがりが懸念される雑草であるため,次年度に向けての課題となりました。
 JA加美よつばでは,4ほ場を巡回し,中新田会場では非選択性除草剤の手押し散布機での処理実演もありました。参加者からは,ブームスプレーヤ-にドリフトレスノズルを組み合わせた処理方法の実演要望がありました。
 管内の大豆栽培は,効果の高い種子粉衣剤の普及で,初期病害虫防除の効果が高く,今後の管理では中耕・培土後に発生してくる雑草対策に関心が高まっています。
  これからも,普及センターではJAや関係機関と連携しながら大豆の栽培技術向上を支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910

 


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アグリレディーズネットとめが学習会を開催

2013年07月18日 14時49分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成25年7月12日に登米市の中田農村環境改善センターを会場に,女性農業者組織「アグリレディーズネットとめ」が学習会を開催しました。学習会は女性農業者が地域で活躍するため,資質向上を目的として開催し,今回は3人の講師を迎えて最近の農業情勢について学びました。
 まず,登米農業改良普及センターの鴇田所長から,「登米市の農業の発展を願って」と題して,登米市内の生産状況や今後の発展に向けたポイントについて講演を行いました。次に,登米市産業経済部農林政策課 課長補佐 伊藤秀樹氏より,登米市の人・農地プランの進捗状況や策定における課題等についてお話をしていただきました。また,登米市産業経済部ブランド戦略室 室長 渡邉誠氏より,アグリビジネスの推進について説明していただきました。
 参加者からは,「人・農地プランは今後の地域農業の指針なので,地域内で話合いながら,より将来性のあるプランにして欲しい。」,「農業の6次産業化は興味があるが,規模が大きいと第一歩が踏み出せない。自分のできる範囲で検討していきたい。」等の意見がありました。今回の勉強会は参加者が8人と少人数でしたが,「もっと多くの人に聞かせてあげたかった。」という意見もありました。普及センターでは今後も研修会等を通じて女性農業者の資質向上に継続して取り組んでまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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キャベツ機械化一貫体系展示実証事業 ~~展示ほ用キャベツを播種しました~~

2013年07月18日 14時45分14秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成17年に国の指定産地になり,「地中海キャベツ」ブランドで知られている登米市のキャベツですが,近年,作付面積が減少傾向にあります。要因は,栽培農家の高齢化と重労働であること,とりわけ中腰での収穫作業とほ場からの搬出作業が負担となっており,その省力化・軽労働化が大きな課題となっています。
 普及センターでは本年度,キャベツの機械移植・中耕培土や機械防除・機械収穫などの機械化一貫体系の実証展示事業に取り組むこととしており,去る7月10日,JAみやぎ登米キャベツ部会役員7人の協力を得て,実証展示ほ30㌃分の播種を行いました。今後,①畝立同時施肥と全自動機械移植(8月中旬)⇒②中耕培土(9月上旬)⇒③機械収穫(11~12月ころ),の機械化一貫体系展示実証を予定しています。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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登米市畜産共進会が開催されました

2013年07月18日 14時40分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 第7回登米市畜産共進会が平成25年7月10日にJAみやぎ登米南方町農産物集出荷場で開催されました。昨年度,長崎県で開催された第10回全国和牛能力共進会においては,管内から多くの県代表牛が出品され,優秀な成績を残しました。今年度からは,平成29年に宮城県で開催される第11回全国和牛能力共進会に向けた取組の新たなスタートとなります。
 今回の共進会では,昨年度の71頭を上回る延べ107頭が出品され,日頃の改良・飼養管理の成果を競い合いました。出品牛は,全体的に発育・バランスに優れており,甲乙付け難く,生産農家の日頃の努力が伺えました。
 今回入賞した生産者は,大会長である布施市長から激励の言葉が贈られ,9月13,14日に開催される宮城県総合家畜共進会へ臨みます。
 普及センターでは,今後とも関係機関と連携し,優良家畜生産を支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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