平成6月20日,東日本大震災で被災した農業者が設立した(株)イグナルファームのイチゴハウスが東松島市大曲(おおまがり)地区に完成し,竣工式が行われました。
(株)イグナルファームは,東松島市の若手被災農業者4人で平成23年12月26日に設立し,会社に関わる人・農業・地域すべてが良くなる(方言で“イグナル”)ことを願って命名しました。
同法人は,市内赤井地区にJAが平成23年度東日本大震災農業生産対策交付金により整備した約1haのハウスを借り受け,24年4月からミディトマトを作付開始し,同年11月にはきゅうり栽培にも取り組むなど,いち早く営農を再開してきました。
さらに,事業拡大のため,平成25年度東日本大震災農業生産対策交付金により約1haのイチゴハウスを整備しました。施設はヤシガラを培地とした高設ベンチの養液栽培で,最新のユビキタス環境制御システムや少ない消費電力でいちごの生育を促進する赤色LEDが導入されています。
ハウスが整備された東松島市大曲地区は,6mの津波が押し寄せ被害も大きく,同法人の阿部社長が生まれ育ったところでもあることから,雇用の創出,担い手・後継者の育成,持続可能な農業を行うことで,「共に“イグナル”」ような社会貢献を果たしていきたいとのことでした。
普及センターでは関係機関と連携して,栽培技術や軽々支援等を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。
〈連絡先〉
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班 TEL0225-95-1435
(株)イグナルファームは,東松島市の若手被災農業者4人で平成23年12月26日に設立し,会社に関わる人・農業・地域すべてが良くなる(方言で“イグナル”)ことを願って命名しました。
同法人は,市内赤井地区にJAが平成23年度東日本大震災農業生産対策交付金により整備した約1haのハウスを借り受け,24年4月からミディトマトを作付開始し,同年11月にはきゅうり栽培にも取り組むなど,いち早く営農を再開してきました。
さらに,事業拡大のため,平成25年度東日本大震災農業生産対策交付金により約1haのイチゴハウスを整備しました。施設はヤシガラを培地とした高設ベンチの養液栽培で,最新のユビキタス環境制御システムや少ない消費電力でいちごの生育を促進する赤色LEDが導入されています。
ハウスが整備された東松島市大曲地区は,6mの津波が押し寄せ被害も大きく,同法人の阿部社長が生まれ育ったところでもあることから,雇用の創出,担い手・後継者の育成,持続可能な農業を行うことで,「共に“イグナル”」ような社会貢献を果たしていきたいとのことでした。
普及センターでは関係機関と連携して,栽培技術や軽々支援等を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。
〈連絡先〉
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班 TEL0225-95-1435