宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

丸森地区花卉部会が小ギクの現地検討会を開催しました。

2014年07月02日 13時21分04秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 6月26日(木)にJAみやぎ仙南丸森地区花卉部会が現地検討会を開催し,JA,丸森町農業創造センター,(株)仙花,普及センターとともに小ギクほ場の生育状況を確認し,今後の管理等について検討しました。
 (株)仙花から花き市場の状況や出荷調整について説明があり,普及センターからは,今後の栽培管理と病害虫防除について説明し,JAからは出荷についての説明がありました。
 7月上中旬から出荷が始まることもあり,現物を見ながら側枝整理の方法や市場出荷に適しない規格の確認,病害虫防除など積極的に質問し,良品生産のための管理について確認していました。
 普及センターでは,プロジェクト課題として丸森の小ギク産地の育成を支援していきます。

    
  現地検討会の様子

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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JAみやぎ仙南花卉部会露地菊現地検討会が開催されました。

2014年07月02日 13時07分31秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 6月25日(水)にJAみやぎ仙南花卉部会露地菊現地検討会が柴田町で開催され,現地で生育状況を確認した後,槻木Aコープ2階会議室で総合検討を行いました。
 ほ場では若干アブラムシ等の着生が認められたものの,白さび病の発生は認められず,順調な生育状況でした。
 総合検討では普及センターから今後の栽培管理(曲がり防止と排水対策)と病害虫防除について説明し,その後,役場やJAから助成事業や出荷の留意事項,市場からの要望等の説明がありました。
 参加者は,他の生産者ほ場の生育状況と自分のほ場を比べながら,良品生産に向け,活発に意見交換を行い,総合検討でも積極的に質問していました。
 普及センターでは,今後とも仙南のきく産地の良品生産を支援していきます。

   
  キクの生育状況を確認する生産者

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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お盆出し用輪菊の高品質生産を目指し、花き圃場巡回実施

2014年07月02日 10時53分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年6月11日(火)に、JA栗っこ一迫花き生産出荷組合では、お盆出し用輪菊の高品質生産を目指して、第一回花き圃場巡回を開き、5戸の栽培状況を検討しました。
 始めに、A氏圃場では、パイプハウスで8月盆出しの岩の白扇(夏秋系白色)と精の新(夏秋系黄色)を栽培中で、今年は梅雨入りが早く消灯のタイミングが難しいと話されました。
 次に、B氏圃場では、露地で精菱(夏秋系黄色)のお盆とお彼岸出しを栽培しており、ネット張り作業中で、湿害対策と白さび病等の病害虫防除に注意を払っていました。
 次に、C氏圃場では、パイプハウスで岩の白扇と精の新の7月出し、鉄骨ハウスで同2品種の8月盆出し、露地で精の新の季咲き栽培を行っており、おおむね順調な生育でした。
 次に、D氏圃場では、鉄骨ハウスで岩の白扇と晃花の宝(夏秋系黄色)の7月出し、パイプハウスでの8月出し、露地での季咲き栽培を行い、作期分散を図っていました。
 最後に、E氏圃場では、鉄骨ハウスで岩の白扇、精の枕(夏秋系黄色)、精の一世(夏秋系白色)の8月盆出し栽培を行っており、品種特性に合わせた栽培管理に苦労していました。
 総合検討では、5戸とも施設や栽培方法、品種が異なっているため、今年の気象条件に合わせた栽培管理で8月盆の需要期に出荷することを確認するとともに、普及センターからは、きく黄化えそ病対策として、媒介するアザミウマ類の防除方法を情報提供しました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404       
FAX:0228-22-6144

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