宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

りんごジョイント栽培講習会を開催しました。

2014年07月29日 16時56分31秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成26年7月16日,JA南三陸果樹生産部会員を対象に,JA南三陸気仙沼営農センター及び部会員のりんご園地でりんごジョイント栽培講習会及び現地検討会を開催しました。
当日は,部会員13名が参加し,宮城県農業・園芸総合研究所園芸栽培部果樹チームリーダー門間豊資氏から,りんごの樹体ジョイント栽培マニュアルについて講演いただきました。参加者から収穫量や側枝の使用年数等について質問があり,関心の高さがうかがえました。
現地検討会では,普及センターからりんごの生育状況,気象経過,病害虫防除について情報提供を行い,りんご園地を見ながら,病害虫の発生や結実状況について意見交換しました。
りんごのジョイント栽培は,早期成園化,低樹高による省力化,せん定の単純化というメリットがあり,普及センターでは,導入者の掘り起こしに取り組んでいきます。
<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6044

現地検討会

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「あぐりっとかくだ」の加工施設が完成しました。

2014年07月29日 15時22分01秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 合同会社「あぐりっとかくだ」の加工施設落成記念式典が7月26日(土)に開催されました。この加工施設は,平成25年度のアグリビジネス経営基盤強化整備事業に取組み,建設が進められたもので,式典には,角田市長をはじめ多くの来賓の出席がありました。





 合同会社「あぐりっとかくだ」は,平成20年5月に農産物直売所「産直広場あぐりっと」がオープンし,その後農家レストラン「稲カフェ」をオープンしました。そして,大震災を経験し,さらに一歩前に出ようと堀米代表らスタッフが加工品開発に挑戦し,高蔵寺大福をはじめ,地元産にこだわったオリジナリティーに富んだ加工品が直売所に並んでおり,どれもおいしいと好評を得ています。この施設もその加工品開発の拠点として考えており,秘伝豆の生産から加工までの一貫したものにしていくなど堀米代表の熱い思いがつまったものとなっています。今回振る舞われたもちやゼリーの中から,お店に並ぶものもあると思われます。



 当事業の目標である年間販売金額1億円以上に向け,普及センターでは,秘伝豆等の生産や新たな商品開発等の技術支援や経営改善指導等を行いながら,「あぐりっとかくだ」の利用者がますます拡大し,発展し,地域の活性化に寄与していくことを期待しています。


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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