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亘理農業改良普及センター管内では,東日本大震災からの復興に取り組む中で,水田の大区画化が進み,土地利用型農業を営む経営体の規模が大幅に拡大しました。これらの経営体は稲作の作業時期の分散化や省力化を求めており,それを実現する技術として水稲乾田直播栽培を導入する経営体が増加しています。
令和4年度は,昨年度から51ha増の235haの水田において乾田直播栽培が導入される見込みです。乾田直播栽培は移植栽培と異なる管理が必要で,出芽揃いや雑草防除が課題となっており,普及センターでは,栽培技術向上のため令和元年度から「水稲乾田直播栽培勉強会」を定期的に開催しています。
令和4年5月26日に今年度第1回目の勉強会を岩沼市の乾田直播栽培ほ場で開催しました。生産者16名の他,関係機関が参加し,出芽揃いを良好にするためのポイントや入水・雑草防除のタイミング等について,東北農業研究センターから助言を受けながら参加者同士,活発に意見交換が行われました。
また,宮城県古川農業試験場からは,今年度から会場としたほ場で実施している,作期拡大を狙った早期播種の実証試験の概要と生育状況等について説明いただきました。2月上旬に播種した早期播種ほ場では,慣行ほ場より約10日早く出芽が始まり,出芽本数は同程度となっていました。
今年度は,2回程度勉強会を開催し,課題解決に向けて支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143
令和4年度は,昨年度から51ha増の235haの水田において乾田直播栽培が導入される見込みです。乾田直播栽培は移植栽培と異なる管理が必要で,出芽揃いや雑草防除が課題となっており,普及センターでは,栽培技術向上のため令和元年度から「水稲乾田直播栽培勉強会」を定期的に開催しています。
令和4年5月26日に今年度第1回目の勉強会を岩沼市の乾田直播栽培ほ場で開催しました。生産者16名の他,関係機関が参加し,出芽揃いを良好にするためのポイントや入水・雑草防除のタイミング等について,東北農業研究センターから助言を受けながら参加者同士,活発に意見交換が行われました。
また,宮城県古川農業試験場からは,今年度から会場としたほ場で実施している,作期拡大を狙った早期播種の実証試験の概要と生育状況等について説明いただきました。2月上旬に播種した早期播種ほ場では,慣行ほ場より約10日早く出芽が始まり,出芽本数は同程度となっていました。
今年度は,2回程度勉強会を開催し,課題解決に向けて支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143