令和6年6月25日に、管内の生産者を対象にした今年度2回目のぶどう栽培研修会を南三陸町で開催しました。普及指導員が講師となり、シャインマスカット等の大粒種のぶどうで高品質な果房を作るために重要な摘粒や副梢管理等の作業について、実演を交えて説明を行いました。特に、摘粒はぶどう栽培の中でも重要で手間の掛かる作業であることから、摘粒のポイントについて説明した後、参加者もその場で実践し、理解を深めてもらいました。また、管内には今年から本格的に収穫・出荷を開始する生産者が多いことから、研修会後半には福友産業株式会社から出荷資材や包装方法等について情報提供していただきました。参加者は紹介された資材を参考に、自身が出荷・販売する際の包装等について検討している様子でした。
普及センターでは、高品質果実の安定生産に向けて今後も支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606