ここ数年,園芸作物の生産現場において土壌の塩類集積とバランスの悪化による収量・品質の低下が顕著に見られており,普及センターで分析している園芸土壌の3割以上が塩類集積土壌と診断されています。普及センターでは「JAみどりの」と連携して,塩類集積土壌対策のプロジェクトを推進しています。今回は,その活動の一環として,去る2月3日に開催された「JAみどりの園芸振興研修会」において,兵庫県農業大学校(前東京農業大学客員教授)の渡辺和彦氏を招き「土づくりは人間の健康づくりに通じる!」と題して講演を頂きました。
渡辺先生からは,堆肥の過剰な連用で逆に微量要素欠乏が発生し,減収や品質低下の要因になることを分かりやすく説明して頂きました。また,作物中の亜鉛やホウ素などの成分が欠乏しやすいことや,人間の健康との関連など最新の知見を紹介して頂き,参加された生産者の方々にも非常に参考になったことと思われます。
また,普及センターからは,本年度,塩類集積対策で設置した展示ほの成果について情報提供しました。今後も普及センターでは,JAみどりのと連携し,管内園芸産地の塩類集積土壌の改善に取り組んでいきます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115
FAX 0229-32-2225
渡辺先生からは,堆肥の過剰な連用で逆に微量要素欠乏が発生し,減収や品質低下の要因になることを分かりやすく説明して頂きました。また,作物中の亜鉛やホウ素などの成分が欠乏しやすいことや,人間の健康との関連など最新の知見を紹介して頂き,参加された生産者の方々にも非常に参考になったことと思われます。
また,普及センターからは,本年度,塩類集積対策で設置した展示ほの成果について情報提供しました。今後も普及センターでは,JAみどりのと連携し,管内園芸産地の塩類集積土壌の改善に取り組んでいきます。
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美里農業改良普及センター 先進技術班
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