宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和4年産いちご出荷反省会が開催されました

2022年07月13日 08時57分25秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 令和4年産JAいちご部会の出荷が6月22日に終了したことから,7月12日にJAみやぎ亘理いちご部会の令和4年産出荷反省会が開催されました。本年もコロナ禍での開催となり,部会役員をはじめ,JA全農みやぎ,各市場,普及センター等の関係機関の代表が参集(もしくはリモート参加)し,開催されました。
 令和4年産の販売金額は31億8百万円(前年比98%),出荷量2,415t(前年比98%)の販売結果となりました。この結果は,震災以来最高額となった昨年に次ぐ2番目の実績であり,2年連続で31億円を上回る喜ばしい結果になりました。
 令和4年産は,育苗中の7月中旬以降は高温で経過し,8月中旬から曇天が続くなど極端な天候となりました。曇天,低温の影響で例年よりも花芽分化は早まり,定植も前倒しとなりました。曇天は9月上~中旬の定植時期まで続き,その後は好天となり地上部の生育が早く進み,例年よりも10日程早い出荷傾向になりました。年明け以降は中休み期間がありましたが,3月上旬から一気に出荷量が増え,震災以降では最高の4,000梱包を上回る日もありました。天候が不安定であり,いちごの栽培が非常に難しい年でしたが,天候に合わせた栽培管理と,JA,JA全農みやぎ,各市場の販売努力により31億円を上回る結果となりました。
 普及センターでは,今後もいちご産地を継続して支援してまいります。反省会は来期の更なる増収に向けた対策をまとめ,部会員に伝えることとし,閉会となりました。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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