宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲の各種栽培技術実証ほの現地検討会が開催されました

2013年07月22日 17時04分29秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月12日にJA古川管内で,水稲の各種栽培技術実証ほの現地検討会が開催されました。
 JA古川では,①減農薬・減化学肥料栽培による「ひとめぼれ」,「つや姫」の栽培実証,②大豆作付後の「まなむすめ」倒伏軽減栽培技術実証,③鉄コーティング種子の複粒点播による「ひとめぼれ」直は栽培の実証,④「ひとめぼれ」の疎植栽培実証等に積極的に取り組んできました。生産者とJA古川営農指導員が伊場野支店に集合し,普及センターから,大崎の稲作技術情報(第7号)に基づいて水稲の生育状況について説明後,各地区のほ場を巡回しながら生育状況,及び幼穂長を調査しました。調査データはその場で集計し,ほ場毎に今後の管理などについて普及センターからコメントしました。
 全体を通じて実証目的は十分達成されており,特に,鉄コーティング直はや,「つや姫」に生産者の関心が高く,収穫後の検討も楽しみなところです。
 普及センターでは,JA等の関係機関と連携し,生産者の技術向上を引き続き支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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美里町バラフェスティバルでバラの魅力をPR

2013年07月19日 18時49分33秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 去る,平成25年6月30日(日)に美里町のバラ生産法人㈲ハニーローズなんごうを会場に美里町バラフェスティバル2013が開催され,町内外から約1,200人の来場者で賑わいました。
 このフェスティバルは昨年10月にハニーローズの設立15周年を記念して初めて催されましたが,今年は仙台・宮城デスティネーションキャンペーンのフィナーレを飾るイベントとして美里町とJAみどりのバラ部会が主催しました。
  会場では,バラ切花・鉢バラの販売コーナー,寄せ植えやフラワーアレンジの体験コーナー,面積2haに30種類以上の品種が栽培されているハウス内でのスタンプラリー,バラで作られたモニュメントの展示などあり,バラづくしの企画で来場者を楽しませました。その他,美里町の特産品コーナーでは,町内の農産物加工品等の販売もあり,皆,見て,食べて美里町を堪能したようです。
 JAみどりのバラ部会は,4haで年間240万本のバラを市場に出荷していますが,バラ需要の低迷や輸入バラの拡大など販売が厳しい状況にあり,消費者に直接バラの魅力をPRしようと部会員一丸となって準備を進めて来ました。今後も,会場でのアンケートなどをもとに販売促進活動を継続することとしており,普及センターでは販売力向上研修会の開催などを通じて支援をしていきます。

 <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 先進技術班
                                      TEL 0229-32-3115
                                       FAX 0229-32-2225


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お盆・お彼岸用小菊現地検討会開催

2013年07月19日 13時58分18秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  7月8日にJA加美よつば花き部会長藤田氏のほ場及び作業場で小菊現地検討会が開催され,加美町の小菊栽培者9名が参加しました。
 当日はあいにくの大雨で,ほ場視察は生育状況の確認のみで,会長宅の作業場での検討会となりました。
 藤田部会長あいさつの後,普及センターから小菊の栽培スケジュールと今後の管理についての講義を行いました。今年はカメムシの被害が多いため,ほ場から採取したサンプルで症状の確認を行いました。さらに,アザミウマ類を中心に病害虫防除は蕾の幕切れ前にしっかり防除するよう呼びかけました。
  質疑応答では,親株の伏せ込みについての質問もあり,来年の作付けに向けた意欲の高さが伺われました。
  普及センターでは,これからも意欲の高い農業者の技術向上を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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ネギ現地検討会を開催

2013年07月19日 08時53分18秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月3日(水)JA古川ネギ部会が,夏ネギと秋冬ネギの栽培における病害虫防除と栽培管理の確認を目的に開催したものです。JA古川管内の生産ほ場1ヶ所でネギの生育状況を見ながら,部会アドバイザーからは「育苗をしっかりすればいいものができる。育苗を失敗しないように」と説明がありました。JAからは夏ネギの出荷にむけての農薬のローテーション散布と追肥について説明がありました。普及センターから,県内の病害虫の発生状況と農薬危害防止について説明しました。
 普及センターでは,JA等の関係機関と連携し,生産者の技術向上を引き続き支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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加工トマト現地検討会を開催

2013年07月19日 08時23分48秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月3日(水)加美町で加工トマト現地検討会が開催されました。この検討会は,これからの病害虫防除と栽培管理の確認を目的に,JA加美よつば,JAいわでやま,JAみやぎ亘理,JAあさひなが共同で開催したものです。
 JA加美よつば管内の加工トマト生産ほ場3ヶ所を巡回し,ほ場ごとに(株)渡辺採種場から防除のポイントについて,名古屋のソース業者である(株)コーミからは株分け等栽培方法について説明がありました。
  当普及センターからは「病害虫防除を適期に実施すること,7月下旬に1株当たり120個程度は果実が着果するので病害果を少なくすることが,収量増になるポイントです。」と説明しました。
 普及センターでは,JA等の関係機関と連携し,生産者の技術向上を引き続き支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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大豆現地検討会の開催

2013年07月18日 17時46分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  7月9日に大豆現地検討会が,JA加美よつば,及びJA古川管内で,それぞれ開催されました。普及センターから,7月5日の大豆生育調査に基づく「大豆技術情報(第2号)」を活用して,会場毎に生育状況の説明と今後の栽培管理について意見交換をしました。
  JA古川の富永地区のほ場では,斉一に発芽し大崎管内の平均的な生育状況で,雑草も良く防除されていましたが,近隣のほ場で「帰化アサガオ類」の顕著な発生が認められました。非選択性除草剤を用いた,大豆株間散布で防除することとなりましたが,今後,周辺へのひろがりが懸念される雑草であるため,次年度に向けての課題となりました。
 JA加美よつばでは,4ほ場を巡回し,中新田会場では非選択性除草剤の手押し散布機での処理実演もありました。参加者からは,ブームスプレーヤ-にドリフトレスノズルを組み合わせた処理方法の実演要望がありました。
 管内の大豆栽培は,効果の高い種子粉衣剤の普及で,初期病害虫防除の効果が高く,今後の管理では中耕・培土後に発生してくる雑草対策に関心が高まっています。
  これからも,普及センターではJAや関係機関と連携しながら大豆の栽培技術向上を支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910

 


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アグリレディーズネットとめが学習会を開催

2013年07月18日 14時49分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成25年7月12日に登米市の中田農村環境改善センターを会場に,女性農業者組織「アグリレディーズネットとめ」が学習会を開催しました。学習会は女性農業者が地域で活躍するため,資質向上を目的として開催し,今回は3人の講師を迎えて最近の農業情勢について学びました。
 まず,登米農業改良普及センターの鴇田所長から,「登米市の農業の発展を願って」と題して,登米市内の生産状況や今後の発展に向けたポイントについて講演を行いました。次に,登米市産業経済部農林政策課 課長補佐 伊藤秀樹氏より,登米市の人・農地プランの進捗状況や策定における課題等についてお話をしていただきました。また,登米市産業経済部ブランド戦略室 室長 渡邉誠氏より,アグリビジネスの推進について説明していただきました。
 参加者からは,「人・農地プランは今後の地域農業の指針なので,地域内で話合いながら,より将来性のあるプランにして欲しい。」,「農業の6次産業化は興味があるが,規模が大きいと第一歩が踏み出せない。自分のできる範囲で検討していきたい。」等の意見がありました。今回の勉強会は参加者が8人と少人数でしたが,「もっと多くの人に聞かせてあげたかった。」という意見もありました。普及センターでは今後も研修会等を通じて女性農業者の資質向上に継続して取り組んでまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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キャベツ機械化一貫体系展示実証事業 ~~展示ほ用キャベツを播種しました~~

2013年07月18日 14時45分14秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成17年に国の指定産地になり,「地中海キャベツ」ブランドで知られている登米市のキャベツですが,近年,作付面積が減少傾向にあります。要因は,栽培農家の高齢化と重労働であること,とりわけ中腰での収穫作業とほ場からの搬出作業が負担となっており,その省力化・軽労働化が大きな課題となっています。
 普及センターでは本年度,キャベツの機械移植・中耕培土や機械防除・機械収穫などの機械化一貫体系の実証展示事業に取り組むこととしており,去る7月10日,JAみやぎ登米キャベツ部会役員7人の協力を得て,実証展示ほ30㌃分の播種を行いました。今後,①畝立同時施肥と全自動機械移植(8月中旬)⇒②中耕培土(9月上旬)⇒③機械収穫(11~12月ころ),の機械化一貫体系展示実証を予定しています。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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登米市畜産共進会が開催されました

2013年07月18日 14時40分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 第7回登米市畜産共進会が平成25年7月10日にJAみやぎ登米南方町農産物集出荷場で開催されました。昨年度,長崎県で開催された第10回全国和牛能力共進会においては,管内から多くの県代表牛が出品され,優秀な成績を残しました。今年度からは,平成29年に宮城県で開催される第11回全国和牛能力共進会に向けた取組の新たなスタートとなります。
 今回の共進会では,昨年度の71頭を上回る延べ107頭が出品され,日頃の改良・飼養管理の成果を競い合いました。出品牛は,全体的に発育・バランスに優れており,甲乙付け難く,生産農家の日頃の努力が伺えました。
 今回入賞した生産者は,大会長である布施市長から激励の言葉が贈られ,9月13,14日に開催される宮城県総合家畜共進会へ臨みます。
 普及センターでは,今後とも関係機関と連携し,優良家畜生産を支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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みやぎ農業未来塾ホップアップスクールを開催

2013年07月11日 16時08分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 仙台普及センター管内の若手農業者を対象に,みやぎ農業未来塾ホップアップスクールを平成25年6月25日に開催しました。就農準備研修中の方,新規就農者,4Hクラブ員など7名が参加し,仙台地区4Hクラブ員2名の圃場視察を行いました。
 1カ所目は,泉区で野菜を多品目栽培し,直売中心に経営している嶺岸氏,2カ所目は太白区で葉菜類を中心に栽培している小田嶋氏の経営について視察しました。嶺岸氏は自動販売機を設置した直売所での販売がメインで,多いときには1日に7回は商品の補充を行っているそうで,直売所を視察した際にも次々にお客さんが訪れていました。小田嶋氏は,他の人が生産しにくい品目,生産しにくい時期の出荷を心がけており,夏ほうれんそうや,エンダイブの周年栽培,サボイキャベツの生産に取り組んでいました。
 参加者は,自分の現在の経営と比較したり,将来の経営に役立てようと,先輩農業者の経営の工夫や心がけていることを真剣に聞いていました。
 昼食の時間には情報交換と4Hクラブの活動紹介を行い,参加者同士はもちろん,関係機関とのネットワークをつくる良い機会になったようでした。
 普及センターでは,今後も若手農業者の技術向上とネットワークづくりを支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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