7月12日にJA古川管内で,水稲の各種栽培技術実証ほの現地検討会が開催されました。
JA古川では,①減農薬・減化学肥料栽培による「ひとめぼれ」,「つや姫」の栽培実証,②大豆作付後の「まなむすめ」倒伏軽減栽培技術実証,③鉄コーティング種子の複粒点播による「ひとめぼれ」直は栽培の実証,④「ひとめぼれ」の疎植栽培実証等に積極的に取り組んできました。生産者とJA古川営農指導員が伊場野支店に集合し,普及センターから,大崎の稲作技術情報(第7号)に基づいて水稲の生育状況について説明後,各地区のほ場を巡回しながら生育状況,及び幼穂長を調査しました。調査データはその場で集計し,ほ場毎に今後の管理などについて普及センターからコメントしました。
全体を通じて実証目的は十分達成されており,特に,鉄コーティング直はや,「つや姫」に生産者の関心が高く,収穫後の検討も楽しみなところです。
普及センターでは,JA等の関係機関と連携し,生産者の技術向上を引き続き支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910