宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「第1回 仙台農業復興塾」を開催しました

2013年07月11日 14時30分18秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台農業改良普及センターでは,東日本大震災による津波の被害を受けた仙台東部地区の農業者を対象とした研修会「第1回仙台農業復興塾」を開催しました。農山村地域経済研究所長の楠本雅弘氏を講師に迎え,JA仙台と共催で今年度中に全4回開催します。
 1回目の今回は,農業生産組織の代表者を中心に約30名が参加しました。講師からは震災前より良い地域を作るために集落全体として農業の復興に取り組むことが重要と話がありました。また,参考となる全国の成功事例が紹介され,参加者は熱心に聞き入っていました。
 2回目以降は具体的な計画づくりや経営管理について学んでいく予定です。普及センターでは,復興塾の開催と個別相談への対応を通じて,仙台東部地区の農業の復興を支援して行きます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

 


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直売所で研修会を開催 ~適切な食品表示と秋野菜づくりについて~

2013年07月11日 08時59分12秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成25年7月5日に、涌谷町の農産物直売所「わくや産直黄金の郷」の出荷者29名を対象に、食品表示と秋野菜栽培の研修会を開催しました。
 食品表示については、生鮮品と加工品の区分、加工品として必要な表示項目、JAS法で定められる個別の品質表示基準、具体的な表示方法等について解説しました。
 秋野菜栽培については、直売所向けとして有望な秋野菜3種類(カリフラワーロマネスコ、ロメインレタス、ミニチンゲンサイ)について解説しました。
 参加した方からは「食品表示の中で初めて聞いた話もあった」,「野菜の話が分かりやすかった」等の感想を頂き、質疑応答でも多くの質問が出ました。
 普及センターでは、今後も加工部門の充実,野菜の生産安定について支援を継続します。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  先進技術班

  TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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震災後,県内の公営牧場で初めて放牧を開始しました

2013年07月09日 17時00分03秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 平成25年6月20日に石巻市河北上品山牧場で牛の放牧が3年ぶりに開始され,東日本大震災後としては県内の公営牧場で初めての放牧再開となります。
 当牧場は宮崎県の口蹄疫による防疫上の問題や福島第1原発事故により放射性物質が国の基準値を超えたため,休牧していましたが放牧開始に向けて平成24年度に除染作業を実施しました。今年度は4月に土壌診断,5月に牧草の放射能物質検査を行い,基準値を下回っていることが確認されたことから放牧を再開されました。
 当日,河北地域と河南地域の和牛41頭がトラックで運び込まれました。牛たちは採血,体重測定,牛体の放射線量の測定等を行った後,広々とした牧場を駆け回っていました。7月5日には13頭が新たに入牧しました。なお,放牧期間は11月5日までです。
 普及センターでは,今後,関係機関と連携を図りながら土壌診断や牧草の放射性物質の検査を行い,牧場の安全性を高めていきたいと考えています。

<連絡先>
 石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999 

 

 


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なすの現地検討会が開催されました!

2013年07月09日 13時34分33秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 平成25年7月4日に,生産者のハウスでJA古川なす部会の現地検討会が開催されました。
 JA古川なす部会では,害虫の防除に天敵を導入して農薬散布回数を減らしたり,GAPに取り組むなど,部会全体で環境にやさしいなすの生産に取り組んでいます。
 生産者から,栽培概要について説明があった後,㈱渡辺採種場の担当者から生育診断や追肥方法について説明がありました。普及センターからは,発生が多いうどんこ病やアブラムシなどの防除方法について情報提供を行いました。
 実際の栽培管理を見ながら,追肥のタイミングや整枝の仕方,病害虫防除方法について活発な議論がされ,とても有意義な現地検討会となりました。
 普及センターでは,今後も環境にやさしいなすの生産に向け,支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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いちごの親株現地検討会開催!

2013年07月09日 13時20分25秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  平成25年6月25日に,JA古川いちご部会の親株現地検討会が開催され、生産者5名が参加しました。
  生産者のそれぞれのほ場を巡回して栽培管理などを確認した後、普及センターから今後の栽培管理や病害虫防除の注意点などについて情報提供を行いました。
  うどんこ病やアザミウマ類などの防除方法について活発に議論され、生産者からは今後の栽培の参考になったとの声が聞かれました。
  普及センターでは,今後もいちごの栽培技術の向上に向けて、支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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大崎市古川農産加工クラブ連絡協議会総会開催

2013年07月09日 13時14分35秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

   大崎市古川農産加工クラブ連絡協議会第32回通常総会が6月24日に古川農村環境改善センターで開催され,会長から会員及び関係機関への感謝や期待の言葉が述べられ,32年の長きにわたる知識や技術の研鑽及び開放講座等の伝承活動について大崎農業改良普及センター所長及び大崎市農林振興課長より祝辞か贈られました。
 総会では加工実習や開放講座の実施,まごごろ市への参加などの事業報告及び計画が承認され,今年も活発な活動展開が期待されます。
 総会後は,普及センターから「安全な食品を提供するための心得」と題して,食品の危害を防止するための衛生管理や5S(整理,整頓,清掃,清潔,躾)+2S(洗浄,殺菌),農薬の使用基準遵守について記念講演を行いました。
 今後も,普及センターでは農産加工に意欲の高い農業者への取り組みを支援していきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910
         


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酪農ガールズで登米市 伊東牧場を視察してきました

2013年07月09日 08時43分30秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

近年,酪農家においてF1や黒毛和種の受精卵(ET)子牛は貴重な副収入源となっています。しかしながら,黒毛和種の子牛はホルスタイン子牛に比べ免疫能が未熟な状態で産まれてくる等の理由から育成が難しく,取引価格が安定しないことが悩みの種です。

そこで酪農ガールズでは,酪農家からF1及びET子牛を買い付け,哺育育成に取り組まれている優良農家の伊東牧場に視察研修に行き,情報交換,F1及びET子牛の哺育のコツについて視察研修してきました。

伊東牧場では哺育・育成農場のみならず肥育農場も見学させて頂き,不良な管理をされた子牛がその後どのような肥育牛になるのかを実際に牛を見ながら学びました。またその他に哺乳での注意点,ワクチンプログラム及び衛生管理について教えて頂き非常に勉強となった研修会でした。

今後とも普及センターでは生産者の経営向上の一助となるべく活動していきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班 

       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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小学校児童の養蚕体験を指導しました。

2013年07月08日 12時37分21秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 丸森町の大張と金山の2つの小学校では,伝統産業である養蚕について理解を深める学習の一環として,養蚕農家の協力を得て,6月4日と11日からカイコ幼虫の飼育が始まりました。
 5月23日に卵からふ化したカイコ幼虫が,町内の稚蚕飼育所や養蚕農家で飼育され,ある程度大きくなったカイコ幼虫が小学校に配布されたものです。
 はじめのうちはカイコ幼虫を怖がっていた児童も,さわれるようになり,しっかり飼育されたようです。
 6月20日には,繭を作りはじめ,6月28日にできあがった繭を収穫することができました。
 今後は,繭細工やシルク和紙等を作成する学習に使用されます。
 当普及センターでは,今後ともこのような小学校における養蚕体験を支援して参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
       TEL:0224-53-3431,FAX:0224-53-3138

カイコを迎える会


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「女性農業者のためのステップアップ講座 第1回農産加工研修会」を開催

2013年07月08日 09時45分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成25年6月27日に登米市内の若手女性農業者9人が参加し,迫町の(有)伊豆沼農産を会場に研修会を開催しました。この研修会は,今後の登米農業を担う女性農業者を育成するために企画しました。
 研修会は,参加者の多くが初対面ということもあり,自己紹介から始まりました。参加者の経営部門は水稲や畜産,施設園芸,果樹など様々で,お互いの経営状況や課題を紹介しました。自己紹介後は(有)伊豆沼農産の職員を講師として,ブルーベリー摘み取り体験とムース作りを行いました。ムース作りではお互いに協力し合い,参加者同士の親睦を深めることができました。また,普及センターからは女性農業者支援の施策に関する情報提供や,今後の研修テーマについて情報交換も行いました。参加者からは,「結婚を機に登米市に来たので,知り合いを増やしていきたい。」,「農業をやっている友人はほとんどいないので,仲間と知り合える機会ができて良かった。」という意見がありました。
 次回の研修は「漬物」をテーマとしており,参加者からは「夏野菜を美味しく食べられる漬け方を知りたい。」という意見がありました。普及センターでは今後も研修会等を開催し,女性農業者の資質向上に継続して取り組んでまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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秋冬キャベツ栽培講習会を開催

2013年07月08日 09時26分02秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
6月18日(火)JA加美よつば営農センターで加工・業務用の秋冬キャベツ栽培講習会が開催されました。はじめに,栽培方法について,(株)渡辺採種場から説明がありました。
 農協では今年度からキャベツの生産において農業生産工程管理(GAP)に取り組むこととしており,普及センターからはGAPの現状について説明しました。GAPを取り組むことで,安全安心な農産物であることを消費者や取引業者にPRすることにもなり,取引きが拡大する上で有利であると話しました。
 同席した(株)石巻青果の担当者からも,「取引業者からGAPを取り組んでいる産地のキャベツが欲しいと要請されており,GAPに是非,取り組んで欲しい」と要望されました。生産者からは実際の記入方法等前向きな質問があり,今後,産地としての取組が期待されます。
 普及センターでは,生産者の技術向上を引き続き支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

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