宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸春告げやさいの播種機械実証展示会が開催されました。

2020年10月08日 13時09分35秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 県・市町・JA等で構成する気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会では,春告げやさいの振興をプロジェクト活動に位置づけており,農業改良普及センターでは,管内3か所に実証ほを設置し,作業性やコストなどについて調査,検証をしていく予定です。
 令和2年9月28日,春告げやさいの播種機械実証展示会が開催されました。管内の栽培指向者と関係者15人が参集し,今年から本格導入される播種機について,実際に操作を体験して学びました。
 春告げやさいは冬季1月から出荷期となり,初秋のこの時期が播種適期となります。今回実演した播種機械は,全農みやぎからリースされるもので,管内生産者が順番に使っていくことを確認しました。これまでの手押しの播種機の数倍の効率が見込まれており,春告げやさいの一層の振興が期待されます。
 
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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令和2年産「南三陸米」新米出発式が行われました

2020年10月08日 13時08分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  令和2年産「南三陸米」新米出発式が令和2年9月29日,気仙沼市の気仙沼米穀商業協同組合階上精米センターで開催されました。
  南三陸米は,JA新みやぎ南三陸地区本部管内(気仙沼市,南三陸町,登米市津山町)で生産された「ひとめぼれ」で生産履歴が明らかな1等米です。
  テープカットが行われ,気仙沼市で生産された新米の南三陸米を積んだトラックが気仙沼市と南三陸町の米穀店やスーパーマーケットに向けて出発しました。今年は出穂以降,高温が続き,品質の低下が心配されていましたが,今回の出発式に先立って行われた米検査では,全量が1等米となり,品質の良い新米ができました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0226-25-8069    FAX:0226-22-1606


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宮城県登米合同庁舎に県産花きの展示・魅力発信!

2020年10月08日 11時21分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 宮城県花と緑普及促進協議会は,新型コロナウイルス感染症拡大の影響による花きの消費や売上が減少するなど花き業界全体が大きな影響を受けていることから,公共施設等に県産花きを展示し,消費拡大と産地支援を行うこととなりました。登米合同庁舎1階ロビーにて9月29日から登米市産のばらやトルコギキョウなどの切り花を展示しています。10月30日まで週替わりで計4回展示する予定です。

 登米市産の花きは,上記のほか,スプレーぎくやストック,金魚草,枝物花木などの切り花,シクラメン,アッサムニオイザクラなどの鉢物,パンジー,ハボタンなどの花壇用苗物などが生産されています。市内の道の駅や農産物直売所などで購入することができますので,お部屋に切り花や鉢物を飾ってみてはいかがでしょうか。

 

「ストック(切り花)」と「アッサムニオイザクラ(鉢物)」

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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りんご若手生産者視察研修会(みやぎ農業未来塾)を開催しました

2020年10月07日 16時40分35秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 大河原農業改良普及センター管内のりんご栽培面積は約48ha(平成30年)で,生産者の高齢化により減少している中,白石市,大河原町,丸森町の果樹園4戸の若手生産者が技術交換を図りながらりんご栽培に取り組んでいます。

 令和2年9月15日火曜日には,若手生産者の先進的な技術の習得と情報交換を目的にして,福島県内への視察研修会を開催しました。視察先の福島県農業総合センター果樹研究所では,りんごの早期成園化ができる樹形や省力栽培技術などについて,また,伊達市の果樹複合経営農家では高品質の果実を生産するための樹形や栽培管理,収益性の高い品目,雇用の様態などについて説明を受け,参加者は,自園の技術と比べながら積極的に質問していました。

 今回の視察研修会では参加者が,りんご栽培の先進技術について知識を得ることができ,自園の栽培技術を見直す良い機会となり,各経営体での技術向上が期待されます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


伊達市のりんご園の視察


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亘理地域の生産者による「シャインマスカット販売会」初開催!

2020年10月07日 14時05分02秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 亘理農業改良普及センターでは,今年度から,シャインマスカット栽培技術の品質向上と省力化を目的に,プロジェクト活動に取組んでいます。
 令和2年10月3日,山元町内にある直売所「やまもと夢いちごの郷」を会場にして,亘理地域(亘理町,山元町)のシャインマスカット生産者4名による,初めての合同販売会を実施し,産地のPRをしました。
 シャインマスカットを初めて販売する生産者もおり,今回のイベント開催に合わせて包装やショップカード等の準備に取り組んできました。当日は,新鮮なシャインマスカットを求めに,たくさんのお客様が直売所に訪れました。
 普及センターでは,今後も技術支援や産地のPR等により,当地域のシャインマスカットの普及拡大を支援していきます。

シャインマスカット販売会

 

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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醸造用ぶどう現地検討会を開催しました

2020年10月06日 10時28分57秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 管内の醸造用ぶどう栽培は,平成26年から川崎町で始まり,令和元年に村田町,令和2年に蔵王町,七ヶ宿町で栽培が始められています。しかし,果樹栽培初心者が多いことから,栽培技術の習得が喫緊の課題です。そこで,9月10日に,村田町,蔵王町,七ヶ宿町の各ほ場で,現地検討会を開催しました。

 当日は,農業・園芸総合研究所花き・果樹部の職員を講師に,栽培者10人と町担当者が参加し,各栽培者のほ場を相互に視察し,情報交換を行いました。

 栽培者の中に県外のワイナリーで栽培経験のある者もおり,適切な栽培管理の有無が生育に大きな差が出ることを実感していました。

 普及センターでは,今後も,先進地視察やせん定指導会を実施し,栽培技術の習得を支援していく予定です。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


醸造用ぶどう植付1年目


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蔵王産なしを香港へ輸出

2020年10月06日 10時13分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 蔵王町は県内一のなし産地で,JAみやぎ仙南蔵王梨選果場において光センサーによって,より高品質な蔵王ブランドとして厳選したもの出荷しています。

 9月14日,生産者や関係者が見守る中,香港に輸出する第1便の「宮城蔵王梨」「豊水」約500kgを積んだトラックがJAみやぎ仙南蔵王梨選果場を出発しました。

 香港輸出は今年で3年目を迎えますが,10月上旬まで「豊水」,「新高」の2品種計2.5tの輸出が予定されています。

 今年は8月から9月にかけて天候にも恵まれ,甘みののったおししい梨に仕上がっており,香港のお客様の期待に十分応えることができるものと思われます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


宮城蔵王梨


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農業法人への「御用聞き訪問」を展開中です

2020年10月05日 17時48分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 昨年度,仙台農業改良普及センターでは,管内42の農業法人に対して,当センター職員と行政事務を担当する班を含め,仙台地方振興事務所農業振興部の全職員で,「農業法人調査」を実施しました。
 この調査では,各農業法人が抱える課題や普及センターに要望したい支援内容等が明らかになったことから,本年6月から全普及指導員が2人1組で『御用聞き訪問』を実施しています。『御用聞き訪問』に際しては,昨年の「農業法人調査」時に預かった3期分の決算書について簡易分析を行い,その結果について提示することとしていたため,当普及センター内では,事前に「農業法人への『御用聞き訪問』に向けた経営分析勉強会」を開催し,経営分析の数字が示す意味やどの分析項目に注意すべきか等について共通理解した上で『御用聞き訪問』に臨んでいます。
 『御用聞き訪問』では,栽培技術や経営管理の他,新型コロナウィルス対策や補助事業導入等,新たな相談も寄せられることが多く,実施後は,記録票に概要をまとめた上で,普及センター内で情報共有するとともに,相談内容に応じて専門の普及指導員に引き継ぎ,技術指導や資料の提供,先進事例の紹介等の対応をしています。
 普及センターでは,今後も農業法人の要望に応じて足を運び,経営発展に向けた支援を続けていく予定です。

   

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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令和2年度第1回栗原地域普及活動検討会を開催しました

2020年10月05日 16時49分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

   
 <検討会の様子>

 令和2年9日9日,今年度最初の栗原地域普及活動検討会を開催しました。
 普及活動検討会は,効率的で効果の上がる普及指導活動を推進するため,外部有識者から普及活動の内容や手法,今後の普及事業のあり方等について検討いただくため毎年,年2回開催しています。
 今回は,普及活動検討委員7名に出席いただき,プロジェクト課題「中山間地域における小果樹類の生産性向上及び新商品開発」について現地視察及び検討を行いました。
 検討では作業効率の面からの栽培技術への提案や地域振興として良い課題である旨の御意見等をいただきました。
 また,ICTの活用,GAPの取り組みへの支援のしかた,法人化した営農組合への継続支援など普及センター活動全般にわたっても御検討をいただき,今後の普及活動を展開する上で有意義な検討会となりました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班     
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144


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美里地域農業普及活動検討会を開催しました。

2020年10月02日 16時08分37秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 美里農業改良普及センターでは,農業者等のニーズにより対応し,効果の高い普及指導活動を行うため,活動計画とその実績について,外部委員の客観的な視点から評価をいただくとともに,その評価を踏まえて次年度以降の普及指導計画の改善を図っています。
 8月26日に普及活動検討委員7名に出席いただき,令和2年度1回目の検討会を開催しました。
 今回の検討会では,令和2年度の普及指導計画の概要を説明するとともに,重点的に支援しているプロジェクト課題3課題について,これまでの取り組み状況や今後の支援計画について説明しました。
 説明後に今年度新規課題である大崎市松山の酒米「吟のいろは」生産ほ場と,涌谷町の小ねぎ生産施設に移動し,支援対象の農業者からコメントをいただくとともに,現地試験等の普及指導活動の状況について説明しました。
 委員からは,活動の評価の他に,「農業経営の効率化に向け,支援法人をモデルとして,地域で波及することを期待している。」,「生産技術を安定させていくとともに,出口を考慮し,マーケットインの視点を大事にして活動をすすめて欲しい。」等の意見が出されました。
 普及センターでは,今回の普及活動検討会でいただいた評価や意見を踏まえ,今年度後半の普及活動に取り組んで詣ります。

  

 

<連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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