4月の中頃なら、まだコロナの次の波は来ていないだろうから、桜を見ながら信州割りを利用して、普段泊まれない高級旅館で湯治をしようと1ヶ月前に計画した。所が、長野県ではコロナは収まらずまだ増え続けていた、、、、
でもせっかく予約してあったので、別所温泉へと出かけたのであった。
桜は満開から散り始め、丁度良いタイミングではあったものの、天気は今ひとつかなぁ。
かしわや本店にチェックイン後、近所を散歩する。先ずは国宝安楽寺の八角三重の塔。どう見ても4重の塔に見えるが、、、
散歩コースを歩いていくと、山本宣治(通称山宣)の「人生は短く、科学は長し」の記念碑があった。この記念碑、今日泊まるかしわやの主人が戦中、軍部から隠していたらしい。
散歩コースから遠く上田市街を望む。
続いて常楽寺の多宝塔群。
境内では水芭蕉が丁度咲いていた。
次に宿の方向に戻り、北向き観音へ。
善光寺の御開帳は人混みで賑わっていて、駐車場も遠そうなので、愛染桂の前から善光寺の方角も拝んでおきましょう。
今日泊まったのはかしわや本店の旧館。北向き観音の境内を下に見下ろす明治建築の古い部屋で食事を頂いた。
温泉旅館をやっていた私の実家の三階建よりさらに古い部屋はどこか懐かしく、落ち着けて、新しい旅館とはまた違った趣があった。