図書館のフィライヤーで見て、えんてらすで行われた戦中史の講演会に出かけた。
長野県は最も多い満洲移民を出した県であり、阿智村には満蒙開拓平和記念館がある。以前からその全容を理解したいと思っていた所にタイミング良く、展示会と講演会があったので今日出かけた。会場に1時間ほど前に着くと、もうお待ちのお年寄りも居て、本日の盛会を予想させる。開場15分前でこの盛況であった。
まずパネル展「満蒙開拓の轍」を見てから、時代背景、概況、戦後の逃避行などを学ぶ。30分前に入場できたので、前列に座って待っていると後に立ち見も出る状況。
ジョークを交えつつ、数値と絵解きを加えて、悲惨な状況を、だが、解りやすく説明していただいた講師の青木先生の講演は素晴らしいものであった。
これは、月末に予定している南信旅行の際に、是非満蒙開拓団平和記念館を訪問しなくては。
「前事不忘、後事之師」忘れてはいけないことがある。
中学生ころから、またその話か、うるさいなと怒ったりしていましたが、母亡き後に『流れる星は生きている』(中公文庫)を読んで、同じ体験をしていた方の話に涙が出てきました。
作者は新田次郎の奥様で、名前は藤原ていさんです。
今月末には、阿智村の満蒙開拓平和記念館に行ってくるつもりです。