経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

初めの一文字。<2,728本目>

2009-06-21 07:35:00 | ひとりごと
その一文字が書き出せないのです。

アタマでぐるぐる回っているだけで逃げているんですよね。

「その一歩」
「その一言」……。

最初の一文字が書ければそれからの文章は出てくるのに、最初でつまづく。

バットは振らないとヒットは出ませんね。
空振りを恐れていてはホームランも打てませんね。
三振しないバッターはいませんね。

失敗しなかった成功者もいませんね。

「その・…」が大事なんです。

考えて考えて考えて、
ためてためてためて、
一気に出してもいいですが、それよりもちょっとだけ進めてみる方が進みやすかったりします。

もう十分に考えているはずだから一度アウトプットしちゃえ!

もし、笑われたら「ウケた」と勘違いしちゃえ。
笑われたジブンを受け止めることができれば次のステージが見えてくる。







雨に日曜日。
来てくれたんですね、ありがとうございます。


二代目。<2,727本目>

2009-06-20 08:08:00 | ひとりごと
スーパーマーケットの経営者の相談を受けました。

父親が八百屋さんから始めたスーパーマーケットを引き継いで数年前に社長になりました。
社歴としては大手量販店などの進出や流通業のこの激変にも対応してしっかり固定客を持っています。

小規模ながらも業績は良く従業員の定着率も高いのです。

それでも経営絵者としての悩みは尽きません。
「パートさんがどうしたらヤル気になってくれるのか?」
「土曜日や夕方などのパートさんが集まらないけれど時給を上げればいいのだろうか?」
「店長はよくやってくれるのだけれど、肝心な時は相談に来てくれないんだよなー。」
などなど・・・。

ちょっと愚痴っぽく聞こえるのですが、社長さんは「どうすれば(会社が)良くなるか」を真剣に考えているのです。
決して自分が楽になる方法などというようなニュアンスはありません。

経営者としてはスタッフのことが心配なんですね。
スタッフはそれほど真剣に経営者のことは考えてくれませんがやはりひとつのお店を運営していくにはチームワークが大切なのです。

チームワークで大切なことは「役割」なんです。
自分の担当したことをまずはきちんと“やり遂げる”。

“やる”だけでは不十分です。
役割を与えられた時点で“やるのは当たり前”なんですから。

「もうちょっと考えてやってくれよ~」とは経営者として言いたくなる場面も多々あるそうですが、
期待だけしてはいけません。
キチンと指示を出し、次のステップへ行けるように導きだしてあげるのも経営者の役割です。

小規模企業であればなおさら経営者の負担は大きくなりますが、小さなチームでもお客様に喜んでいただくという目的を達成した時は大きな共通の喜びになります。

「息子が継ぐかどうかはまだわからないなぁー」と言っていましたが、

「いいじゃん、あと10年間ぐらい自分でやりたいように突っ走って”二代目の時代”を作っちゃえば…。」
とアドバイス。

ひとしきり話を聞きながら本人も随分とすっきりした様子。

近所にあるスーパーマーケットも小規模企業も個人商店も
これからは「個店主義の時代」(←ここ数年のmore理論)だからますます重要になりますよ。








ちょっと曇り?まぁ晴れですね。
1週間の棚卸の日(?)に来てくれて、ありがとうございます。

DMFAX。

2009-06-19 09:44:00 | ひとりごと
月に一度くらいでしょうか、頼んでもいないのに来るのが
「ダイレクト(メール)FAX」。

ノベルティに近いようなものが多いのですが、時々「ちょっと検討してみようかなぁー」となりますが購入までに至ったことはありません。

先日来たFAX内容は
「フィルターマスク」でした。

業務用で500枚パックとか1000枚パックとかでしたが、新型インフルエンザのこともあるので注文する企業もあるのでしょうね。

この「FAXを送る」という、行為の話ではなく
「自分たちのビジネスをどうやってプロモーションしていくか」という視点で考えれば、

「お客様のニーズに応える(商品を提供する)」という極めてシンプルな行動に出ているのですね。

「売れない」と嘆くのではなく、自分のビジネスとしてチャンスはどこにあって、そのチャンスを活かすために何をすればいいのか?

そのために足りないことは何か?
実現させるための行動は何か?

いつもいつも考えているはずです。

「100年に一度」なんてコメント、どうでもいいのです。
(これを使うヒトはもっともらしく本人は言っているつもりでしょうが、中身がない話がバレバレのフレーズです。)

いつだって「一度“キリ”」なのです。
目の前のお客様が立ち去ってもう一度来てくれますか?

アナタは一度がっかりしたお店にもう一度行きますか?

“みんなが不景気”だと自分自身に思い込ませて(慰めて)安心させているだけしょう。

頑張ってお客様に喜んでいただくのがビジネスでしょう。
スタイルや「仕組み」なんてどうでもいいのですよ。

儲ける仕組みなんて、儲かってからできるのですよ。
まず売らなきゃ。

売り癖がついてから仕組みでしょ。

買っていただくための汗かかないで売れるはずもありません。

だから今がまさにチャンスですよ。
”みんな売れない”と思って、のんびりしているヒトが多いのですから・・。








いいお天気になりましたね。
あっという間の週末に来てくれて、ありがとうございます。


つながる繋がる。

2009-06-18 08:10:00 | ひとりごと
昨年秋に「岡山西経営革新塾」で岡山へ数回行きました。

そこで受講生だった「でんきやオカン」さん(ちょくちょくコメントいただいています)が、今年になって“moreのチーズケーキ好き”を知って(察知して)、サンドリヨンさん(岡山)の「撫川、半生チーズケーキ」プレゼントしてくれました。

これがまた抜群においしい!

そんなことをこの4月の「ひとりごと」で書いたら、それを見た「07名古屋起業家セミナー」の受講生の方が注文を出して買ってくれたそうです。

抜群においしいチーズケーキを通して“moreつながり”が実現したのですね。

そして、今年も岡山へ行くことになっているのですがその打ち合わせの用事があったのでちょっと寄り道をして「サンドリヨン」さんへ行ってきました。

オーナーシェフの小橋様にも“奇跡の出会い”ができました。
暑かったのでカウンターで“超”久しぶりにかき氷をいただきながらちょっとだけお話ししました。

創業40年にもなり2代目さんだそうです。
正直に誠実にしっかりとモノづくりをしています。

もちろん今回も「撫川、半生チーズケーキ」をゲットしてきました。
(これは岡山西商工会の方が「限定数量だから」ということで事前に手配してくれていたのでした。素晴らしい気配りです、ありがとうございます。)

小さなお店ですが、明るいオーナーシェフの人柄がわかるお店で商品に間違いはありません。
実はとっておきのお味なのであまりお知らせしたくはありませんが、デザートに作り手の気持ちを感じて、おいしいものを食べてみたい方はぜひ検討してみてください。

でも、手作りで製造していますので、急に注文しても手に入らないかもしれません。お待ちいただいても食べてみる価値は十分にありますよ。

おいしいデザートでおしゃべりしている時は笑顔が蔓延しますよね。そんな時間を過ごせたらとてもハッピーでしょう。

“ハッピーを呼ぶチーズケーキ”、いいなぁ~。
どなたと食べますか?








曇っていますね。
気分は晴れ晴れできていただいて、ありがとうございます。



ヒット商品番付

2009-06-17 08:26:00 | ひとりごと
日経流通新聞(日経MJ)に今年前半のヒット商品番付が掲載された。
12月には一年を振り返っての「番付」が発表されるが、学生時代からの読者としてはとても楽しみな内容である。

その中身や内容は直接読んでいただくとして、
今年の「前半」が終わり一区切りになったことを強く意識していただきたい。

年末から新年に変わる時や3月から4月にかけて新年度に変わる時もそうだが、状況や考え方は“ある時点”を境にがらりと変わる。

その変わるャCントが今回の「今年前半」というとらえ方である。

昨年売れたものが今年は見向きもされなくなることはしょっちゅうあることだ。それでも昨年と同じことをやっていて「売れない…」と嘆いていては何も前進はない。

昨年年末のレコード大賞曲が、今年もレコード大賞を取るはずもない。
同じアーティストが受賞することはあっても、それはさらにバージョンアップしたパフォーマンスを提供した時のみである。

常に(経営)環境は変化をしていくのである。
変化していくことを前提にしていないので「対応」ができないのである。


サラリーマン時代の1980年代に当時のイトーヨーカ堂トップ(伊藤雅俊氏)は
「これからは、お客様は買っていただけない。」と宣言をしていた。
まだ、前年対比110%ぐらいで売上が推移していた時代にである。

売り場に立って商品を販売していた立場としては「(そんなはずない)信じられない(これからだってどんどん売れるはず)。」という感情を抱いたことを思い出す。

しかしその判断は、いま振り返ってみても秀逸な世の中の変化を読みぬく力があったと言える。

当時から今日の流通業界の変化を見れば、その“戦略”が正解であったことは残っている大手流通業界を見回してみれば証明されている。現存している大手GMSは数少ない。

今の状況を見てこれからの状況を判断する。
時流に“停止”はないのである。
常に流れているところにビジネスのチャンスはいくらでも潜んでいるのである。

その目を養い続けることが面白く、それが“勉強”だ。
どうすればビジネスで成功するかは自ずとわかります。








TBCも京都から参戦のCORE222さんが初参加、スカイプでむらひさんがオンライン参加などで盛り上がりました。
岡山日帰り出張です。
慌ただしくても来ていただいて、ありがとうございます。