モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

W杯は終わった…

2006-06-13 | サッカー
カンガルーに負けた。
ジーコの自由なサッカーは、カンガルーのボクシングサッカーに勝てなかった。
おごりである。
ジーコのサッカーには、インテリジェンスは全く無いが名選手としてのカンと運があった。しかし、その運も尽きたようだ。
考えてみてほしいい。なぜペレがブラジル代表の監督になれないか。なぜジーコが日本代表監督の前にブラジル代表監督になれないか。一度も呼ばれないか。
黄金のカルテットのインテリは、ソクラテスである。でも彼は監督の道を選ばなかった。彼は医者なんですよ。

むなしい。ジーコに何億円払ったのか。もちろん結果が伴わないことはある。
しかし、これほどあからさまに出るとは・・・。
彼がW杯で果たせなかった夢のかけらを日本に託したのは分からないではない。
私はリアルタイムで黄金のカルテットが粉砕される様を見た。だから私にとっては神様ではないのですよ。残念ながら。

暑ければ日本に有利になるはずだった。しかし、足が止まったのは日本も同時だった。なんて根性のないやつらだ。いや違う。この時期のドイツの天候の急変をリサーチしていなかったスタッフの責任でもある。体ができてないじゃないか。

それにしても、個人攻撃はしたくないが柳沢君。君はいつシュートするのかね。
そしてボランチに小野を入れたジーコ。彼が欧州でどういう評価を受けているか知らないのかね。オランダ語は読めないか…。

さて、今後の日本代表。奮起して前がかりのクロアチアに勝って、あとは2勝しているはずのブラジルにジーコがひと言。「分かってるな!?」
これで決まりだ。たのむよジーコ。それが君の最後の仕事だ。

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9 コメント

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がっくり・・・ (toe)
2006-06-13 02:13:16
家族全員でため息とブーイングの嵐・・次男は日本を捨て、チェコを応援している(ネドベドのファンなので)9日10日に次男の上小大会があり、彼のヘディングでゴールが決まり、東信大会への進出を決めることができた。ぼくたちはがんばって守りぬいたのに日本はどうしちゃったのと嘆いてた
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監督の (MORI MORI)
2006-06-13 08:21:47
インテリジェンスと経験の差ですな。

小野を豆乳、もとい投入と聞いたとき、てっきり4バックで2列目に入れて攻撃的にと思ったらDMFだと。ハ〜!?と叫んでしまいました。



あそこは、守るならきっちり遠藤を入れるとか、もう1点取りに行くならヘタレの柳沢に替えて大黒とかなら、選手にも意志が伝わったろうに。



それにしても2トップははずしまくりでしたね。

柳沢はダフってばかりいたし。

ヒデと中村が徹底マークされるのは分かっていたはずだが、その回避策がなにも見えなかった。選手も予想以上にヘタレでしたが、

監督で負けた試合ですな。



日韓大会は欧州では無かったことになっているという意味がこの大会を見るとよく分かりますね。雰囲気、質、八百長、どれをとっても真のW杯ではなかったということです。



東信大会への進出おめでとう!

次男のチームは弱いけど、彼は市のトレセンに選ばれてはりきっています。
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写真で分かるように (MORI MORI)
2006-06-13 09:07:02
これ得点じゃないでしょ。明らかなキーパーチャージです。

しかし、攻撃的なチームなんてうたい文句にマスコミも踊らされましたね。不安定なディフェンスという根本的な問題をかかえていたのに。

全部宮本任せでした。ずるずるとラインを下げてシュート打ちまくられて。坪井は前半で足がつるし、福西は歩いてるし、宮本は簡単に引きずり出されるし、すべて親善試合の再現でした。

自由の代償がこの大敗ですな。

日本はやはりプレッシングサッカーをしないと世界とは戦えないことがよく分かりました。

日本はブラジルじゃないんですよ。川淵君&ジーコ君。
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追加 (MORI MORI)
2006-06-13 09:17:20
後半駒野がエリア内で倒されたのは完全にPKだった。おそらくこのエジプト人審判は今大会二度と使われないだろう。全てにおいてレベルの低い試合だった。
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なんてこった! (FUKI)
2006-06-13 12:06:13
にわかサポーターになり応援したのに、なんじゃらほい?あの日本選手の動きの悪さは前半一点入れたとは言え、攻められっぱなしの試合じゃん。日本のゴールキーパーがあんなに忙しく大変なんじゃ点を入れられてしまうのも時間の問題と思っていたらその通りになってしまった。中2の甥っ子が終わり10分前にヘディングで押し込む気合を持ち合わせていたのに、プロ選手の方が腑抜けでした。
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最初の失点は (MORI MORI)
2006-06-13 12:28:09
川口の無謀な飛び出しが原因です。ヒディングは、川口が飛び出るのを予想してロングスローを入れさせたわけです。9分で3失点なんて普通ありえないでしょう。



監督業というのは名選手だからといってなれるものではないんです。インテリジェンスが必要。残念ながらジーコには、それが無い。いい人なんですが…。



仲良しチームでは勝てないとヒデが言っていましたがその通りになりました。

マスコミや解説者はは足が止まったと言っていますが、止まったのは足だけではない。頭の回転も止まってしまったのですよ。

クロアチアとブラジルに死ぬ気で向かって、腑抜けじゃないところを見せて欲しいですね。

でないと日本に帰れないでしょう。



フランス大会三連敗のときは、城が水をかけられましたが、今回はそんなもんじゃ済まないでしょうね。選手の奮起を見たいものです。

ジーコには期待しません。若葉マークの監督に乗り切れる修羅場じゃありませんから。

イタリア大会の腑抜けの黄金のカルテットで落胆した記憶がいまだに抜けない私です。
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Unknown (kazu)
2006-06-13 14:37:01
サッカーど素人の私が見ててもFWの二人は何をしてるんだろうかと歯がゆくなった。

 インテリジェンスの欠如を指摘されていますが、サッカーはW杯レベルになると試合中の局面におけるプレーヤー各個人のクリエイティビティー、プレーを造形していく力が必要だと聞いたことがある。その点において昨日の試合では全く選手に創造性のかけらも感じることはできなかった。

 はたしてサッカーという競技は日本人に不向きな競技なのではとまで考えてしまう。聖徳太子の時代より「和をもって貴しとし、・・」の民族性、出る杭は打たれる社会性の中で真のオリジナルを創造する人間が出て来にくいのかもしれない。つまり「高原よ自分で打てよ!」ということ。イタリアの三流の画家を猿真似して平然としている自称芸術家がいてもいたしかたないのである。
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創造性・想像せい! (MORI MORI)
2006-06-13 15:56:48
動物行動学のデズモンド・モリスによれば、サッカー選手は、姿を変えた狩猟者の群れとみなすことができる。殺傷力のある武器は無害なボールとなり(時に凶器だが)、獲物はボールに変わった。そして狙いが正確で、得点できた時には、獲物を殺した狩猟者が味わう勝利の喜びを得るのである。とある。<デズモンド・モリス著「マンウォッチング」小学館>



サッカーは、農耕民族には向いていないのかもしれない。先祖がマタギとか、鯨の突きんぼ漁の漁師とかでないとFWはやらせたらいかんな。



実際に広いピッチでプレーすると分かるんだが、二次元でプレーすると良い選手は俯瞰で全体を見られるんだね。空間認識の能力さ。それと予測する能力。それも瞬時に。相当高性能の思考回路を持っていないとできない。



それと日本人は、成功を褒めるのではなく失敗を矯正しようとするから、どんどん臆病になってしまう。それも積極性を奪う要因となっている。日本人のオリジナリティへの不感症は、今に始まったことじゃないしね。

サッカーを語ると、つまるところ文化人類学や民族論、行動心理学まで及ぶね。



以前女優の加賀まりこさんが、いい芝居といいジャズの演奏といいサッカーは似ていると言っていたが、いいサッカーは歓喜のインプロビゼーションに溢れているものだよ。



まあフランスで三連敗して、次に予選を勝ち抜いて出られたら良かったのに、自国開催で予選免除。しかもそこそこの成績だったものだからW杯をなめたね。その天罰が下ったわけだ。どうする日本代表!
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やはりブラジルはすごい! (MORI MORI)
2006-06-14 16:09:02
ロナウドなんかほとんど歩いてましたね。10人でやってました。ブラジルは初戦はいつもそうですが、6割ぐらいの力しか出していないですね。

それでも日本とは全くレベルの違うサッカーを見せてくれました。



昔、力を抜くことを知らないソビエトは予選で6点とかとって、サッカー知らない日本のマスコミは優勝候補なんて書いてたものです。優勝狙うチームは、グループリーグをどう消耗せずに戦うかを念頭に置いているものです。



クロアチアのDFに「日本は勝つ気がないように見えた」と言われるほど、このW杯で今のところ最も無様な試合をしてしまった日本。次はイランだが。

三連敗したら、日本サッカーの火は一気に冷めてしまうでしょう。奮起せよ!サムライニッポン!負けたら切腹か・・・。
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