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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

糸魚川市青海のラベンダー海岸で翡翠探し。道の駅あらいへ。のどぐろの寿司、幻魚とホタルイカの干物(妻女山里山通信)

2020-09-27 | 男の料理・グルメ

 マリンドリーム能生の朝。車中泊の車やキャンピングカーがたくさん。手前の右にも大きな駐車場があり、そこにも多くの車が。右は24時間使えるトイレ。ビル内のトイレは、コンビニが開いている朝6時から、夜9時まで使えます。これから信州に戻るには早すぎるので、親不知から来る途中で気になったラベンダービーチへ行くことにしました。

 青海のラベンダービーチ。向こうに見えるのは親不知。投釣りをする人や、翡翠探しの人、散歩する近所の人など。名前の由来は、ラベンダー色の翡翠が見つかるからとのこと。

 砂浜でも磯でもなく砂利海岸です。波は静かですが、濡れているところまでは波が来ることがあるので、翡翠探しに夢中になりすぎると濡れます。

新潟県糸魚川市の青海のラベンダー海岸:引波の時に砂利が崩れて戻っていく音が結構大きい。音量に注意して再生してください。


 奴奈川姫(ぬなかわひめ)の像。大国主の命が略奪婚をしたという奴奈川姫。もとは土豪の妻で、翡翠に象徴される姫だったという言い伝えも。大国主の命との間に諏訪大社の祭神の建御名方命を授かったのですが、夫婦生活は不遇だったのか、この地に戻り自害したと伝えられています。親不知ピアパークにある「翡翠ふるさと館」には、奴奈川姫に関する伝説がいくつか書かれています。

 その前にある公園の石碑の銘板。

 ラベンダビーチの案内。翡翠の見つけ方や翡翠の写真も。探す前にこれを見るといいでしょう。

 ハマゴウ(浜栲)で吸蜜するウラナミシジミ。縄張り争いか、ずいぶんと翅が傷んでいます。食草を求めて北上し、冬の訪れとともに死に絶える彷徨えるゼフィルス。私も北上し、道の駅あらいを目指します。

(左)道の駅あらい。国道18号を挟んで向かいには道の駅妙高ができました。あらいの吉祥で肉味噌ラーメンを。私が大好きな牡蠣ラーメンは、11月からだそうです。(右)鮮魚センターへ。

(左)結構いい形ののどぐろが1000円。(右)のどぐろの刺し身。アジは半身でなく一匹分で500円。イカも肉厚で美味しそう。

(左)私が好きなウニ・イクラ丼は、1500円。THEまぐろ丼は、なんと500円。(右)今回は、トロとのどぐろ入りの寿司1000円を買いました。幻魚の干物とホタルイカの干物も。

(左)メギスの唐揚げ300円も買いました。(右)国道18号を南下し信州へ。古間で北信五岳道路へ。道沿いにはりんごの直売所があり、沢山の人が買い求めていました。安いし高品質なので、箱買いする人が多い様です。地元の温泉に入って帰宅しました。

 鉱物好きの私のコレクション。左は今までに拾い集めた石。左の袋入は本物の翡翠。上のピンク色は、ローズクォーツ。愛と美の神アフロディーテの石。直径7センチで500グラムあります。その下は透明なクリスタルボール。直径4センチで、風景が上下左右反転するので撮影に使います。その下の青いのは、キャッツアイオパール。その下の二つは、サソリの入った琥珀。その下の小さなのは、天然水晶レインボーチタンクラスターミネラル標本。右の箱は、30年以上前にブラジルで買った鉱物と宝石のサンプル。

 週末は、妻女山の奥山へキノコ狩りに行ったのですが、まだ地温が高いためか食菌はほとんど見られませんでした。がっかりして獣道を帰ろうとするとニホンカモシカが休んでいました。お互い驚きましたが、待って!というと止まって振り向いてくれました。まだ子供ですね。

Alice Sara Ott - Mussorgsky - Pictures at an Exhibition (Trailer) 展覧会の絵

今回、美術館や展覧会を訪れたので、ムソグルスキーの『展覧会の絵』を聴きたくなりました。ピアノ界のジャンヌ・ダルクといわれるアリスの素晴らしいピアノ演奏。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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