コフキサルノコシカケは、サルノコシカケ科ではなくマンネンタケ科です。そのマンネンタケも幻のキノコといわれていますが、私が知っているシロでは毎年たくさん出ます。 このコフキサルノコシカケは、国立がんセンターの研究でも、がん細胞の増殖阻止率が非常に高いことが証明されています。非常に固いキノコで、樹木にしっかりと付いているため、30センチぐらいだと猿どころか人も腰掛けられるほどです。採取にはノミとカナヅチが必要です。
このコフキサルノコシカケは、2年前に30センチぐらいのを採った後にすぐに生えて来たもので、2年で10センチぐらいになりました。しかし、ここからがなかなか大変なのです。容積が次第に大きくなるので、見かけ上成長は遅くなるのです。30センチになるのには、あと6~8年ぐらいかかるのではないでしょうか。前回採種したものは、細かく粉砕して煮出してキノコ茶として飲用したり、薬膳鍋として出汁に加えたり、焼酎漬けにしたりして利用しています。もっとも、制癌効果があるといっても、放射能汚染されていたら使えませんが・・。
二番目は、昆虫が作る不思議な工芸品です。透かし俵(すかしだわら)といって、クスサン(楠蚕、Caligula japonica)という大きな蛾の繭です。蛾というと嫌われますが、基本的には蝶とかわりません。幼虫は、シラガタロウといって8センチ以上もある大きな毛虫ですが、奇麗です。クリの葉を食害するため、クリケムシともいいますが、コナラ、クヌギ、ブナの葉も食べます。いわゆる野蚕の一種で、昔はその絹糸が釣り糸として使われました。
なんで、透かし模様になっているのでしょう。まあ通気性はいいですね。10月頃に羽化するので、これはもう空っぽです。この時期は、ほかにウスタビガの繭も見られます。こちらも空っぽですが、茶色ばかりの冬の山で、鮮やかな黄緑は冴えてよく目立ちます。
★その他の蝶や蛾は、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】の蝶・蜻蛉12345をご覧ください。国蝶のオオムラサキや、裏の国蝶といわれるスミナガシもご覧頂けます。
このコフキサルノコシカケは、2年前に30センチぐらいのを採った後にすぐに生えて来たもので、2年で10センチぐらいになりました。しかし、ここからがなかなか大変なのです。容積が次第に大きくなるので、見かけ上成長は遅くなるのです。30センチになるのには、あと6~8年ぐらいかかるのではないでしょうか。前回採種したものは、細かく粉砕して煮出してキノコ茶として飲用したり、薬膳鍋として出汁に加えたり、焼酎漬けにしたりして利用しています。もっとも、制癌効果があるといっても、放射能汚染されていたら使えませんが・・。
二番目は、昆虫が作る不思議な工芸品です。透かし俵(すかしだわら)といって、クスサン(楠蚕、Caligula japonica)という大きな蛾の繭です。蛾というと嫌われますが、基本的には蝶とかわりません。幼虫は、シラガタロウといって8センチ以上もある大きな毛虫ですが、奇麗です。クリの葉を食害するため、クリケムシともいいますが、コナラ、クヌギ、ブナの葉も食べます。いわゆる野蚕の一種で、昔はその絹糸が釣り糸として使われました。
なんで、透かし模様になっているのでしょう。まあ通気性はいいですね。10月頃に羽化するので、これはもう空っぽです。この時期は、ほかにウスタビガの繭も見られます。こちらも空っぽですが、茶色ばかりの冬の山で、鮮やかな黄緑は冴えてよく目立ちます。
★その他の蝶や蛾は、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】の蝶・蜻蛉12345をご覧ください。国蝶のオオムラサキや、裏の国蝶といわれるスミナガシもご覧頂けます。