スライドショー、1950年頃のアンデス。私がアンデスへ旅したのは80年代ですが、50年代とその頃でもそんなに変わらないのがとても素敵です。ラパスやリマなどの大都市の中心部は近代的なビルがありますが、郊外や小さな町や村では、現在でも同じ様な風景が見られます。
標高が4000mを超える様な地帯での生活は、とても厳しいものですが、我々の食べているもののかなりのもののルーツがアンデスにあるのです。私のアンデス放浪記からの抜粋です。
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実は、私たちが食べている野菜や穀物には、アンデス原産のものが多い。ジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、唐辛子、ピーナッツ。市場に行くと、日本では目にすることのできないたくさんの種類のジャガイモやトウモロコシを見ることができる。中には原種に近い物もある。品種改良された野菜に慣れた舌には、あまりに素朴な味だが、それが滋味というものだろう。
他には、近年注目されているキヌアやアマランサスなどの雑穀類がある。キヌアはペルー、ボリビア、エクアドル、チリ北部の標高2500~4000mのアンデス山系で栽培されている穀物で、アワやキビに外見は似ているが、同類の穀物の中でも特に栄養価が高く、21世紀の主食ともいわれている。わが家では、ご飯を炊くときに、必ずこれらの雑穀を入れている。
さらにヤーコン。ヤーコンは南アンデス原産のキク科の植物で、味は梨とレンコンの中間、香りは少しウドに似ている。ミネラル豊富なアルカリ性食品で、ポリフェノ―ルはワインに匹敵するそうだ。アンデスは侮れない。
●続きは、「天空のラパス、神秘のチチカカ、湿原のトリニダッド 」を。ラパスの裏町で見た庶民の暮らし。チチカカ湖への旅で出会ったリャマ使いの少女。トリニダッドのピラニア釣り、麻薬の運び屋に間違われた?など。
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■フォト・エッセイ「―ここからすべてが始まった―<アマゾンひとり旅>AMAZON.JP」1983-1984年の200日余りのブラジル・ボリビア・アマゾン放浪記。ボリビアの天空の都市ラパスやチチカカ湖畔のコパカバーナ、湿原の地平線が見える町トリニダッドの滞在記も。
標高が4000mを超える様な地帯での生活は、とても厳しいものですが、我々の食べているもののかなりのもののルーツがアンデスにあるのです。私のアンデス放浪記からの抜粋です。
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実は、私たちが食べている野菜や穀物には、アンデス原産のものが多い。ジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、唐辛子、ピーナッツ。市場に行くと、日本では目にすることのできないたくさんの種類のジャガイモやトウモロコシを見ることができる。中には原種に近い物もある。品種改良された野菜に慣れた舌には、あまりに素朴な味だが、それが滋味というものだろう。
他には、近年注目されているキヌアやアマランサスなどの雑穀類がある。キヌアはペルー、ボリビア、エクアドル、チリ北部の標高2500~4000mのアンデス山系で栽培されている穀物で、アワやキビに外見は似ているが、同類の穀物の中でも特に栄養価が高く、21世紀の主食ともいわれている。わが家では、ご飯を炊くときに、必ずこれらの雑穀を入れている。
さらにヤーコン。ヤーコンは南アンデス原産のキク科の植物で、味は梨とレンコンの中間、香りは少しウドに似ている。ミネラル豊富なアルカリ性食品で、ポリフェノ―ルはワインに匹敵するそうだ。アンデスは侮れない。
●続きは、「天空のラパス、神秘のチチカカ、湿原のトリニダッド 」を。ラパスの裏町で見た庶民の暮らし。チチカカ湖への旅で出会ったリャマ使いの少女。トリニダッドのピラニア釣り、麻薬の運び屋に間違われた?など。
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■フォト・エッセイ「―ここからすべてが始まった―<アマゾンひとり旅>AMAZON.JP」1983-1984年の200日余りのブラジル・ボリビア・アマゾン放浪記。ボリビアの天空の都市ラパスやチチカカ湖畔のコパカバーナ、湿原の地平線が見える町トリニダッドの滞在記も。