~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

岩木山

2017-05-31 22:48:19 | 日記

今日で5月も終わりです。

明日から6月。

あやめの季節となります。

田口ランディさんが「初女さんの好きな花はなあに」

と、聞いた時「あやめ」と答えた初女先生が

思い出されます。

あやめの凛とした立ち姿が好きだと…

青森の山田スイッチさんが、弘前のあやめが

咲きました~と、写真をアップしていました。

あやめの凛とした姿に初女先生が重なります。

そういえば、先生が旅立つときのお着物も

淡い藤色でした。

スイッチさんが、黒髪の女性が横たわるような

岩木山の写真をアップしていました。

初女先生の愛した山、岩木山


 

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2017年5月の「森のイスキア」

2017-05-30 20:35:24 | 日記

初女先生に会いた~い!と思っていたら、5月20日に

森のイスキアに行かれた方から、写真が送られて

来ました。

5月6日の森のイスキアの写真は、まだ雪が残って

いたのに、2週間後のイスキアは明るい日差しの

中にありました。

私も色々な季節にイスキアに行かせてもらい

ましたが、森のイスキアの桜は見たことが

ありませんでした。

初女先生は、弘前城の桜は見れなくても、

イスキアの山桜は見ていたんだな~と

何だか、訳もなくほっとしました。

「私、石が好きなの」と、言っていた初女先生

ですが、こんなにも大きな石を持ってくるなんて

やっぱり、初女先生は凄いです!

岩木山に似た石が、イスキアを訪れる人を

迎えてくれる…

初女先生の思いが響いてきます。

先生がこよなく愛した岩木山

女性が黒髪を垂らし横になっている姿に似ていると

森のイスキアの台所から、「今日のお山は

どうかしら?」と見ていた先生の姿が

思い出されます。

初女先生のお墓は、目の前に岩木山が見えます。

裾野が広く母なる山のようです。

あ~森のイスキアに行きたいな~

でも、先生のいないイスキアに行ったら

きっと又泣いてしまいそうです。

イスキアのスタッフが「直さんはよく泣くから」と

言っていたそうです。

そうなんです。大当たり!

私って、よく泣くんです。

「直さん、泣かなくなったね」と初女先生に

言われた私ですが、先生がいなくなり、

また泣き虫に逆戻りです。

『ひとりひとりに森のイスキアが宿っている

 そのことがなにより励みです。

「いのちをむすぶ」の後書きに記されていた

初女先生のこの言葉が、心の深みに静かに

降りて来ます。

   

       

 



 


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初女先生とマザーテレサ

2017-05-28 22:03:40 | 日記

「人は自分以外のもののために生き始めたときから、

本当の人生が始まる」

この言葉を目にした時、初女先生の言葉が思い

出されました。

『いのちとは生きること。

人は誰かに仕えるために生まれて来た、

と言われますので

人のお役に立つように生きることですね。』

初女先生は、自分の時間をどれだけ差し出せるか

と言われ、寝る時間も削って人の為に働いておられ

ました。

先生に「何時に寝るの」と聞くと「寝るのが遅くて

恥ずかしくて…」と言われていました。

夜遅くに、朝早くに来るFAXは、初女先生からで

先生、ちゃんと寝ているのかなと心配したものです。

マザーテレサの「愛は、言葉ではなく行動です」

という言葉に出会った時、初女先生の人生が

マザーの言葉にぴったり重なった気がしました。

マザーも初女先生も他者の為に生き切った人

行動の人でした。

 『私には心がある。

  心なら、汲めども汲めども尽きることは

  ありません。

           佐藤 初女    』

 

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僕はここにいるんだよ

2017-05-27 23:03:40 | 日記

テレビで支援級の子どもが、「僕はここに

いるんだよ」と呟いていました。

この言葉は、誰もが心の中に持っている言葉かも

しれません。

僕の話をきいてよ

そんな声なき声が聞こえて来るようです。

話したい人は沢山いるけれど、聴いてくれる人が

いないんだよと、佐藤初女さんは言ってました。

あなたの存在を感じ、あなたの話に耳を

傾けてくれる人が、たった一人いれば人は生きて

行けるのに…

 支援級の子どもが書いていました。

障がいがあるとか、ないとかの区別じゃ

なくて、みんな人間なんだと…

子どもたちの素朴な呟きの中に、私たちが

置き去りにしてきた大切なものを感じました。

僕はここにいるんだよ

私はここにいるんだよ

みんな同じ人間…






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パンドラの箱の衣装箱

2017-05-25 16:55:47 | 日記

小さい頃、母が行李を出して衣替えをする日が

大好きでした。

去年着た服も新鮮で、樟脳のにおいは苦手だった

けれど、母と服を入れ替える時間が何だか

幼い私にとっての晴れの日だったのです。

それが、息子が亡くなってからの私にとり

衣替えは苦しい時間となったのです。

我が家には、パンドラの箱のような衣装箱があり、

今年こそはと決心して開けたのですが…

手に取ったのが、息子が着ていた中学の校章が

縫い付けてあるワイシャツ

意を決して捨てようと思ったけれど、涙が

溢れ、またパンドラの衣装箱に逆戻り

こんなことを何年繰り返しているのでしょう…

気持ちが落ち着き、服の入れ替えをしていたら

今度は、突如 初女先生に会いたくなって

「初女先生、会いたいよ~」と、子どものように

声をあげて泣いてしまいました。

私にとって衣替えは、何なのでしょう…

初女先生が、いないことが今頃になって

ボディーブローのようにきいて来ています。

先生に会いたい…

いつかお墓参りに行こう、先生のお墓から岩木山を

見ながら、初女先生を感じたいな~

パンドラの箱の衣装箱は、また眠ったまま

時を過ごすことになりました。

 

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磨き石

2017-05-24 22:20:58 | 日記

人生、何もない人は何事もなくいくよな

どうして?それって不公平じゃないのと、天に

向かって思わず「何で!」と言いたくなります。

そんなことを思っていたら、江原さんのこの言葉に

出会いました。

『 つらい体験を避けてばかりいてはいけません。

つらい体験は、あなたのたましいを輝かせてくれる

「磨き石」なので』

どれだけ魂を磨かなきゃならないんだい!と

言いたくなりますが、息子を亡くした時の

苦しみはこんなものじゃなかった。

その日一日、生きることで精一杯だった。

あの苦しみを乗り越えたんだから、きっと

いつの日か、「あんなことがあったね」と

笑って言える日が来ると信じよう

辛い体験は、魂を磨いてくれる

辛い時、あっ魂が磨かれているかもって思えたら

目の前が明るくなるかもしれないね。

息子が亡くなった後、針穴ほどの光も私には

射してこないと思っていたのに、佐藤初女さん

という、これ以上ない大きな光に包まれたの

だから…

辛い体験は「磨き石」

江原さんの言葉、深いな~

天国で息子と初女先生に会うまで、魂を磨かにゃ

ならないのだ~


 

 

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忌野清志郎「風に吹かれて」

2017-05-23 20:17:12 | 日記

今、日本も含め世界中の政治が危うい方向に向かって

いるように感じます。

誰もが幸せを願って生きているはずなのに…

忌野清志郎さんは、天国からどんな思いで私たちを

見ているでしょうか。

清志郎さんがいたらな~と、又しても思って

しまいました。

清志郎さんは、きっと「俺は歌に託して全部

お前らに伝えてあるさ」と言うでしょう

清志郎さんの「風に吹かれて」が心に響いて

来ます。 

忌野清志郎 ~風に吹かれて~CommentsAdd Star

どれだけ遠くまで歩けば、大人になれるの?

どれだけ金を払えば、満足できるの?

どれだけミサイルが飛んだら、戦争が終るの?

その答えは風の中さ、風が知っているだけさ!

いつまで追っかけられたら静かに眠れるの?

どれだけテレビが唄えば、自由になれるの?

どれだけニュースを見てたら、平和な日がくるの?

その答えは風の中さ、風が知っているだけさ!

どれだけ強くなれたら、安心できるの?

どれだけ嘘をついたら、信用できるの?

いつまで傷つけあったら、仲良できるの?

その答えは風の中さ、風が知っているだけさ?

したがって、

どれだけ風が吹いたら、解決できるの?

どれだけ人が死んだら、悲しくなくなるの?

どれだけ子供がうえたら、何かが出来るの?

その答えは風の中さ、風が知っているだけさ!

その答えは風の中さ、風が知っているだけさ!

その答えは風の中さ、風が知っているだけさ 

風に吹かれて/Blowin' in the Wind

RCサクセション 「カバーズ」より


 

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手作りは深く愛された記憶

2017-05-22 22:32:40 | 日記

新聞に16歳の高校生の投稿が載っていました。

「お母さんが、毎日お弁当を作ってくれます。

冷凍食品は殆ど使わず、栄養や彩まで気をつかい

ながら、早起きして作ってくれるのですが、

毎日は大変なので、たまにはおにぎりやパンを

買ってもいいのにと、思います。

いつまでも健康でいて欲しいので、頑張り

過ぎないでいてほしいです。」と書いてありました。

お母さんを思う、子の思いを感じながら

初女先生の言葉を思い出しました。

『子育てに迷っても

毎日の食事に心を尽くしていれば大丈夫。

手づくりのおいしい食事はなんの説明もいりません。

手料理の味は、深く愛された記憶として

一生涯子どもの支えになってくれます。』

これが親の思いでしょうね~

私も息子が思春期で、会話がめっきり減り

何を考えているのだろうかと、思った時に

ひたすらご飯を作っていました。

食べるものでしか親の思いを伝えられないと思った

からです。

手料理は深く愛された記憶として、心に刻まれて

いくのですね。

先日、息子が高熱を出して2日間、

殆ど食べられなかった時、「味噌汁が飲みてぇ~」と

言い、食べられるようになった時に、お出しを

しっかりとったお味噌汁を

作ったら、「うめ~」と美味しそうに食べて

いました。

手料理は、心を繋いでくれるものですね。

初女先生は『こころの入った手作りを食べていると

こころが満たされて来ます。』と、言われて

います。


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うたた寝でみた夢

2017-05-21 21:49:51 | 日記

うたた寝をして夢をみました。

眠りが浅いせいか、夢の記憶が自分の中に

くっきりと残っているのです。

下の子が生まれたばかりで、家も新しくて

おっぱいをあげようと抱っこしていて、腕に

抱かれた赤子は、目をつぶってすやすや寝ているに

口はおっぱいを探してる、おっぱいを見つけ

うっくん、うっくんと飲み始めるのに

やっぱりすやすや眠っている…

寝ていても、みんな分かるんだな~と思って

私は、赤子の顔を見ている…そんな夢でした。

遠い昔の何気ない日常だったことが、こんなに

尊く、いとおしく感じられるなんて…

夢ってなんでしょう。

今の私に、ひと時の穏やかさを運んで来て

くれたのでしょうか…

丸二日間、高熱の息子の手当に奮闘していたので

昔の記憶が私が気づかないところで、立ち上がって

いたのでしょうか

夢って不思議

でも、夢のお陰で穏やかな気持ちに包まれています。

息子は、ギリギリセーフで熱が下がり、彼女と

「ゆず」のコンサートに行っています。

夢の中の赤子が…、

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素直に明るく感謝して

2017-05-19 23:23:10 | 日記

上野に書を観に来て下さった独身のHさんに、私は

「男の人って弱っちいのよね。女性の方が強いの」と

力を込めて言いました。

若い頃は、男性の方が強いと思っていた私ですが…

そしてあの頃は、結婚するなら優しい人がいいな~

なんて思っていましたが、人生ここまで生きて

来ると、何が大事って「素直さ」じゃないかって

最近特に思うのです。

初女先生も『素直であることは大きな美徳です。

すぐに言い訳をする人、いつも悲観ばかり

している人、なんでも理屈ばかりこねる人は

いつまでたっても、同じ場所をぐるぐる回って

いるだけ。前へ進んでいくことは難しいのでは

ないでしょうか。』と、書かれています。

人は素直でないと、なかなか前に進んでいけない

そんな気が、私もします。

初女先生は『たとへ悲しみや苦しみを抱えて

いても、それを素直な心で受けとめることが

出来る人は、立ち上がりが早いように感じます』と

言われています。

素直さは、しなやかさに繋がると思います

本当の強さは、しなやかでないと…

そして優しい人は強いから!

若い頃は、ただ単純に優しい人がいいな~って

思っていましたが、優しさとはこんなに奥が

深いってことに気がついていなかったんだな~

初女先生は「素直に、明るく、感謝の心」を

心がけていると言われてました。

自分の心のあり様が、どうありたいかを

持っていないと、ふらふらしそうです。

「素直に明るく感謝して」

標語のように、心に刻んでおこう。


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