今朝、起きる時間が来ても爆睡している息子に
大声で下から叫んだのです。
「創 時間よ、起きなさ~い!」
私は、自分の言葉に驚き呆然となってしまいました。
創(つくる)は亡くなった長男の名前なのです。
亡くなって14年が経っているのに、こんなふうに自然に
息子の名前が出てしまうなんて…
亡くなって数年は、次男をうっかりお兄ちゃんの名前で
呼んでしまったりということは、ありましたが
もう、そんな間違えすらも、しなくなっていたのに、
なぜ朝一番に長男の名前が口から出て
しまったのでしょう
久しぶりに、天国の息子が大声で自分の名前を
読んで欲しいと思ったのかしら…
心の中では、いつも呼び掛けているのに…
大声で呼んだ後に、私を包んだ静けさに
なんとも言えない淋しさを感じました。
いないという現実を、又しても突きつけられた気が
しました。
朝の忙しい時間に、涙あふるるです。
参った、参りました。
でも、たまには頑張って、空に向かって大声で
息子の名前を呼んであげなくちゃ
だって、だって親子だから…
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