~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

いのちの躍動

2015-04-30 22:14:52 | 日記

今日で書展の搬出を終え、今年の上野通いも

終わりました。

ブログを見て、来てくださった方もいて

いつもよりたくさんの人に「書」を観て頂きました。

初めていらした方は、創造していた書と違って

いて、感動したと言っていました。

具合が悪く、昨日まで寝込んでいたという友達は

元気がでた~私も頑張る!と言って帰って行きました。

いのちの躍動が、この墨人会の根っこにあるので

その根から生まれた作品は、文字を通しての

いのちのかたちなのかもしれません。

だから、観た人が元気になるのかも…

私の作品に、「お母さん」を感じると言ってくれた

友達が何人かいました。

紙の白と墨の黒と、それだけの世界なのに

その線の中に刻まれている思いやエネルギーが

観る人の心に飛び込んでくるのかもしれません。

次はもっと大きくなった大人の「創」を書きたいし

いつか、天国の「創」を書きたいな~

また明日から一歩一歩…

 

 

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若葉マークの社会人

2015-04-28 22:44:57 | 日記

仕事から帰って来た息子が、「中学生って、挨拶しても

なんにも言わないんだよ」と、不満そうに言っていたので

「何言っているのよ。中学の頃はあんたもかなり

感じ悪かったんだよ」と言ったのですが、中学の頃は

人生の中でも、そこだけ別人格と思えるほど

違うのはなぜでしょう…

先日、書展に来てくれた友達とお昼を食べながら

彼女の子供の中学の頃の話を聴きました。

随分大変だったとは、後から聞いていましたが

ここまでだったとは…

いつもニコニコしている人だから、あの笑顔の

向こうに、こんな大変なことがあったとは…

彼女が、ボソッと「川崎の中学生の事件だって

他人事じゃないよ。うちの子もそうなっていたかも

しれない…」と言ってました。

人は、本当に大変なときは話せないものなの

だな~と、思い出話を語るように、静かに話す

彼女を見ていて思いました。

その難しい年頃の子供たちを前にしている息子は

帰って来ると、お風呂も入れず寝てしまいます。

私にできる事は、美味しいご飯を作ること!

このことにつきるようです。

頑張れ!若葉マークの社会人!

 

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風を感じて…

2015-04-27 22:06:21 | 日記

昨日、今日と書展の朝のお当番で「いざ、上野!」でした

30分早く着いたので、スタバでコーヒーを買って、

戸外のテーブル席で、一人お茶を飲んでいると

木々の緑のあまりの美しさに、思わず見とれて

しまいましたが、ふと ここは東京大空襲の時に

甚大の被害を受けたところだと思った時に、

大きく育った木々たちは、平和の象徴のように

感じられました。

そして、その木の下でコーヒーを飲んでいる自分も

また、平和の1風景の中にあるように思えたのです。

 書展の受付をしている時、ある先生に「山崎さんの

作品は、明るいからいいや」と言われ、びっくりしました。

小さい時から、暗いと言われて、結婚してからは

主人から「君は暗いから」と、言われ続けてきた

私です。

その私が書いた作品が、明るいなんて…

これは、きっと創の力かもしれないと思いました。

創は、めちゃくちゃ明るい子で、クラス替えのとき

「山ちゃんがいると、クラスが明るくなるから」と

創がいるクラスの担任は、他の先生達から

羨ましがられたというほど、明るい楽しい子でした。

そんな創が、明るさのカケラを私の心に残して

行ってくれたのでしょうか…

だから、暗いと言われてきた私が明るい作品を

書くことができたのでしょうか…

まだまだ、私の書きたい「創」には程遠いけれど

あの子の明るさが書けたということが、何より

嬉しいです。

新緑の木々の間を吹く風は、どこまでも優しく

風の乗って運ばれて来る、小さな幸せを感じ

ながら歩いていました。

 

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上野散策~墨人展

2015-04-25 11:01:21 | 日記

今日から上野の東京都美術館で墨人展が、始まり

ました。

私は「創」を書きましたが、書いたときは自分らしい

作品になったと思ってましたが、先日同じ日に書いた

「創」を見たら、あれ?こんなだったかしらと

がっくりしました。

書の先輩に、言ったら「作品は生きものだから」という

返事が返ってきました。

なるほど、書き終わったときは書ききったという

高揚感で作品を見るから、冷静になって再び見ると

え~!こんな作品?と、びっくりするときがあります。

息子の名前である「創」を書きたくて始めた書です。

ですから、この文字に対する思いは強くて…

思いを形にする難しさを、今回嫌というほど知りました

でも、これが今の私に書ける、精一杯の「創」かも

しれません。

この時期の上野公園は、新緑が美しく本当に

気持ちがいいです。

上野公園を散策しながら、

4月25日から30日まで、上野東京都美術館で

やっている「墨人展」を覗いて頂ければ、素敵な

一日になるかもしれません。(最終日は12時半まで)

私以外の書は凄いですから~

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wishくん

2015-04-24 23:58:41 | 日記

昨年、あなたの願いを絵に描いてくれます。という

お手紙と共にはがきが送られてきました。

ドン・カ・ジョンさんという絵描きさんが、はがきに

願いを描いてくれ、それがwishくん展として展示され

その展覧会が終わりwishくんが私の元に

届いたのです。

私の願いは『森のこもれびが主催した、

佐藤初女さんと田口ランディさんの対談

「深き森の語らい」が本になって、お二人の思いが

たくさんの人に伝わっていきますように!!』

というものでした。

ドンさんの絵は、本の中から森が立ち上がり、空には

鳥が飛び、本のところにはお話する二人の人影が

そして全体が黄色い世界でで包まれているのです。

黄色は、天国の息子の色です!

はがきの下には、ドンさんの字で「森の言葉」と

書いてありました。

温かい絵の中を流れる、イスキアの時間を

感じました。

私は、このはがきを祭壇にお供えしました。

だって、これは私と息子の願いだから…

この願いが叶いますように!!

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食はいのち

2015-04-23 22:04:38 | 日記

たまたまつけたNHKのあさイチに、先日お会いした

学習院女子大の品川先生が出てました。

味わい教育をなさっている品川先生は、私達が大学に

お訪ねしたとき、やおやさんや酒屋さんがしている

長い藍色の前掛け姿で迎えてくれました。

大学教授らしからぬお姿に、面白そうで何か

惹かれるものを感じましたが、「食」の心が

繋がっていたんだなーと、分かりました。

初女先生が大好きな品川先生が、学生たちにも

初女先生のお話を聴かせたいと、今回のイスキアの

集いが、学習院女子大になったのです。

あさイチで、短い時間でしたが子供の食事について

とりあげているのを観て、驚きました。

朝食が、菓子パンとかバナナとか、食事と言えない

もので、大半の家庭が済ませているのです。

朝起きて、最初の食事ってなるべく体に良さそうな物を

食べさせたいって思うけれど、今は簡単で手早くが

重要のようです。

我が家は、朝食にパンを出すと、いや~な顔を

されるのです。

やっぱり、ご飯と味噌汁がなければ一日の始まりに

ならないみたいで…息子もです。

番組では、学校で和食を勧めることによって

野菜嫌いの子が、野菜を食べられるようになって

自信を持ち、喜んでる様子が映し出されていました。

今の親は、諦めが早いというか、「うちの子は野菜が

食べられなくて」で終わっているのです。

私たちの頃は、色々工夫をこらして調理して

食べられない野菜を、食べられるようにしました。

お陰で、好き嫌いのない子になりましたが、

今どきのママは、好きなものしか食べさせないのかな

って思いました。

品川先生が「味が分からない子は、同じものばかり

食べる」と言われています。

私の親類も、この子は食べられないのと、親が

先に言ってしまうので、子供が偏食のままです。

初女先生の講演会のときに「子供が添加物の

入ったものが好きで、どうしたらいいでしょうか」という

質問に、先生は「添加物より美味しいものを

お母さんが作ればいいですね」と答えられ、会場が

盛り上がったことがあります。

あさイチで、子供たちが食べられなかったものが

食べられるようになると、こんなに嬉しいんだと

初めて知りました。

何かの本で、好き嫌いのある人は、人に対しても

好き嫌いがある。というのを読んだことがあります。

うちの子は、野菜が駄目なのと言ってしまう前に

どうか、工夫をこらし美味しく食べられる努力をして

欲しいと思いました。

何でも揃っているから、食べられないものが

あっても、不自由はしないけれど、味わい深い

食生活をするためにも、色んな物が美味しいって

食べられたら、それだけで人生が豊かになります。

「食はいのち」

初女先生は、そのことを伝え続けているのですから

 

 

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しあわせ笑顔

2015-04-21 22:56:14 | 日記

先日の初女先生の講演会に来てくださったNさんから

メールを頂きました。

講演会の帰り道、東京は人が多いな~と思い、

方向音痴というNさんは、前を歩く女性の後をついて

駅に行ったそうです。

その女性がお花を持っていて、都会の中の癒しだわと

思ったと…

そして、電車に乗ったら、たまたまその女性が前にいて

つり革につかまりながら、何気なくその女性を

見ていたら、その人は、「わたし、しあわせです~」と、

言っているようにニコニコされているので、

こういう人が、幸せの連鎖を生むんだな~って

見ていたそうです。

そうしたら、「あれっ!」と思い、その方の持っている

お花を見たら、会場にあったお花と同じで…

その素敵な女性は、田口ランディさんだったんです

というメールでした。

私は、読んでいてランディさんのお顔を思い浮かべ

ました。

そしたら、笑顔のランディさんしか浮かんでこないの

です。

そして初めて、ランディさんって、いつも笑顔だと

気がついたのです。

ただ黙って座っているだけで、幸せの連鎖を生む

笑顔って、すごいな~

ランディさんの笑顔は、天下一品です。

笑顔は平和の象徴かもしれません。

だって、ダライ・ラマ法王は、平和は一人ひとりの

心の平安からって言ってましたから…

わ~、私も幸せの連鎖を生むような笑顔が

できたなら~

目指すは、田口ランディ笑顔!

頑張りま~す

あっ、頑張ったら笑顔じゃないか…

 

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心からの「みんな違って みんないい」

2015-04-20 23:44:05 | 日記

昨日、田口ランディさんに「直さんってげんきだねー」と

言われ、嬉しくなっていたのですが、さすがに今日は

フル回転だった1週間の疲れか、ぼーっとしてました。

仕事が休みで、やること満載だったのに、手紙を4通

書いただけでした。

勿体無いけれど、そんな日もあるな~って…

今日はものすごい風でした。

でも、春ってすごいです。こんなに強い北風が吹いたら

気持ちが落ち込み、寂しくなるのに、春の大嵐は

よっしゃ!と、向かっていく気になるのですから…

昨日は、ランディさんたちがやっている、発達障害児者

の会で、妖怪のお面を作って踊りを踊り、みんなで

ほうとうを食べ、めっちゃ楽しい一日でした。

だけれど、ご家族の抱えている悩みは深く、

劣等感を抱えたまま大人になったらどうしたら

いいですか?という参加者からの質問に

ランディさんは、その日のうちに丁寧にメールで

こたえてらっしゃいました。

お面を作ったらり、お面をかぶって走り回ったり

親子でワークショップに参加して、日常にはない

楽しいことをしたり…でも、ふとした瞬間に大人が

見せる、不安な顔・困った顔

きっと日常の生活はこっちの顔のほうが多いん

だろうなと思いました。

「みんな違って、みんないい」

誰もが、そう思っています。

でも、それは親の立場から見たら、みんなと

同じことが出来るという前提のもとに、ある

「みんな違って、みんないい」かもしれません。

みんなと同じように出来ないわが子を前にしたとき

親の苦悩は、そこにあるのかもしれません。

心から「みんな違って、みんないい」と言える

世の中に、私たち大人がしなくちゃ!と、

春の大嵐の風の音を聞きながら思いました。

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言葉を超える行動

2015-04-19 23:29:32 | 日記

講演会が終わってから、初女先生を囲んでの

お食事会がありました。

時間は10時近くになっていたと思います。

先生は、皆さんに挨拶をしたいと、会場内を車椅子で

回られました。

それだけでも、先生のお気持ちは良く分かるので

そこまでしなくてもいいのにと、思っていました。

ところが、11時近くになって先生は歩いて皆さんに

挨拶したいと言われ、実行されたのです。

どんなにお疲れかは、誰もがわかっていたので

「先生、もう十分わかっていますから…」という

気持ちでした。

でも、先生はテーブルに手を突きながら

回られたのです。

そのお姿を見ていたら涙が溢れてしまいました。

まさに、先生の言われている「言葉を超える

行動」を目の当たりにし、それはダイレクトに心の深みに

響いてきました。

実は、この日もう一人「言葉を超える行動」をされた方が

いました。

それは、田口ランディさんです。

数日前に、ランディさんから講演会に来たいという

電話を頂いたので、ご招待を聞いてみますと、言うと

「私は、スタッフで行きたいの」と言われ

当日、私と東横線のホームで待ち合わせ

スタッフの打ち合わせから参加したのです。

そして、裏方として初女先生に付かれ、終わると

お食事会にも参加せず、速やかに帰られたのです。

先生は、ランディさんが用意してくださった

ハーブティを召し上がり、どんなにほっとされた

ことでしょう…

ランディさんの、行動は、真っ直ぐに心に届きました。

私は、初女先生とランディさんから、言葉を超える

ということを、教えて頂いた気がしました。

大切な宝物を頂きました。

初女先生、ランディさん有難うございました。

 

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大切なことは…佐藤 初女

2015-04-18 22:52:58 | 日記

昨日は、初女先生の講演会でした。

1200人という会場が満席で、初女先生は、はるかに

遠くにいらっしゃるのに、その存在が心に迫って

来るのです。

何だろう、この包み込むような大きさは…

今回は「限りなく透明に 凜として生きる」の

出版記念の講演会でした。

初女先生が、話されたことは、「生きる上で

小さいと思われることも大切に」ということでした。

透明についてのお話はなく、このことを繰り返し

言われていました。

この小さなことを積み重ねてきたのが、初女先生の

人生であり、初女先生そのものなのだと思いました。

初女先生が、その一番大切なそのことを

伝えて下さっているんだなと、思えました。

その結果が、透明になっていくということ

なのかなと…

他の3人の先生方が、皆さん透明について話されて

いるのに、初女先生は透明について何も語りません

でした。(スタッフだったので、途中から入ったから

全部は聴いていませんが)

小さいと思われることも大切に…

初女先生は、小さいと思われることだからこそ

より大切にしてこられたのかもしれません。

私は、ここにきてやっと、この小さいことの積み重ねが

いかに大切で、それはやがては大きなものになって

行くかということに気がつきました。

何か特別な力の働きがあったとしても、初女先生を

構築しているのは、小さいと思われることも大切に

という、このことの毎日の積み重ねだということに

本当にやっと気がついたのです。

「それは、誰にだってできることです」と、初女先生に

言われたような、そんな気がしました。

一番大切なことを、伝えようとしている初女先生が

そこにいました。

 

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