~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

田口ランディの言葉

2024-12-21 20:00:22 | 日記
インスタグラムで初女さんの
おむすびと検索すると、
沢山のまんまるおむすびが
出てきます。
呼吸が出来てない
苦しそうなおむすびを
見ると、あれ?って
思いますが…
今、沢山の人が初女さんの
おむすびを教えています。
初女さんに会ったことの
ない方も…
初女さんが亡くなって
8年ですから
そうですよね〜
私は、初女さんが本当に
伝えたかったことは何か?
そのことと向き合いながら
おむすびを結んできました。
初女さんと、深い繋がりの
あった作家の田口ランディ
さんが、2月22日の
小金井のおむすび講習会に
よせてfacebookに書いて
下さった
文章を読み、ランディさん
がこのように受けとめて
くれていたのかと、胸が
一杯になりました。
初女さんのおむすびを
伝えて来て良かった〜

(以下が田口ランディさんの
 文章です。)

山崎直さんは、佐藤初女さんが生きていらしたころ、何度もおむすび講習会を企画して、初女さんのおそばで一緒におむすびをむすんでこられた方です。初女さんはよく私に「わたしはおむすびおばあさんのように思われているけれど(笑)、 わたしがお伝えしたいのはおむすびのむすび方ではないんです。わたしが伝えたいのは信仰ということなの」とおっしゃっていました。直さんは、そのことを理解している方です。だから、直さんのおむすび講習会は特別です。おむすびを通して、初女さんの信仰をお伝えしようとしているからです。もちろん、信仰のお話なんてなさいません。初女さんは他者に信仰をすすめることはありませんでした。また宗派にもとらわれない方でした。ただ、ひたすら自分の信じる道を歩まれていました。祈りとはことばを越えたもの。生きてなにかをしていることそのものが祈りであると、身をもって示していました。ひとつひとつの仕事をほんとうにていねいに心をこめておこなう方でした。その姿はとても美しくて誠実でした。無心にいまここに集中する瞑想のような仕事を、いつもなさっていました。
      田口ランディ

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イスキアの花

2024-12-17 17:07:39 | 日記
泊まりがけで書の制作会
があり、帰ってきたら
『イスキアの花』が届いて
いました。
森のイスキアの30周年の
記念誌を出すので、
イスキアの思い出を書いて
下さいと数年前に連絡が
来て書いたのですが、
もう出ないのかな?と
思っていたら…
文集を手にするなんて
何十年振りのことなので
ドキドキしながら開くと
初女さんの『森のイスキア』
建設に至るまで、という
文章があり読んでいると、
初女さんの思いに
包まれるようでした。
71歳で森のイスキアを
つくった初女さん。
私自身が歳を重ねて来ると
初女さんの信念と
行動力の凄さに言葉が
見つかりません。
『どうにもならない重荷を
感じた時、そこへ行けば
癒され、自分をみつめ、
新たなエネルギーを得て、
現実に立ち戻ることが
出来る場所としてこの
新しい家を
「森のイスキア」
と命名したのです。』
と初女さんは書いています。
本当にそういう場所でした。
私もイスキアから第二の生
を出発させました。
色々な方に、
森のイスキアのような処が
あればって言われます。
そして、初女さんが居たら
って…
本当にそう思いますが、
初女さんは、
『ひとりひとりに
森のイスキアが宿っている
そのことが何より励み
です。』という言葉を
遺してくれています。
それは、私達自身の中に
森のイスキアはすでに
宿っている!ということ
なんですね。
私は初女さんのこの言葉を
心に刻み、向き合って
行きたいと思っています。
誰の中にも宿っている
森のイスキア
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森羅万象の中にある

2024-12-12 22:56:00 | 日記
今年もあと僅かとなって
来ました。
1年が飛ぶように過ぎて
行きます。
誰もが、時の流れの早さに
驚いています。
何か急がされているので
しょうか…
地球から私達は意識を
変えろと言われている
気がしてなりません。
今朝、目覚めだ時に
不思議な言葉に包まれ
ました。
それは、『森羅万象は
神のあらわれである。
人間もまたその中にある』
と言う言葉でした。
森羅万象の中に人間が
入るなんて考えたことも
なかったので、びっくり
しましたが、初女さんは
一人ひとりに内なる神が
いると言われてましたし、
色々な方が言葉の違いは
あれどもそのことを
伝えています。
釈迦が弟子の舎利子に
そのことを伝えたのが
般若心経だと聴きました。
私達は神というと、何か
像を思い浮かべてしまい
がちですが、海に沈む
夕日に神々しさを
感じたり、富士山を
見た時に思わず両手を
合わせたり…
日々の生活の中でも
神様を感じています。
森羅万象に
感じる神は、目に見えない
エネルギーと言えば
いいのでしょうか…
それが、私達の中にも
宿っているということの
ようです。
頭で考えたら一生
かかっても理解出来ない
かもしれませんが…
私達は、殆ど自我で
生きていますが、
魂の奥にある内なる神が
真我という本当の自分の
ようです。
良心と言った方が身近に
感じるかもしれません。
中村天風先生は、真我に
心を合わせて生きていれば
人間は幸せに生きられる
ようになってるんだ!と
言われています。
和田重正先生は、この
いのちの世界は、大脳の
蓋を取らなければ
わからないと書かれて
います。
考えたらわからないこと
ですが、
一人ひとりの中にある
内なる神を信じて
そこに心を合わせて
生きていこう!



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出来る出来ないではない

2024-12-09 10:15:07 | 日記
毎日ブログに、検索して
くれた人がいると、前に
書いたものが上がって来る
のですが、私自身忘れて
いることが多く新鮮な
気持ちで読んでいます。
今朝は「やる」という
ことを書いたものが上がって
きました。

「出来る出来ないが問題
ではない、大切なのは
するかどうかです。」
と、初女さんが言って
いました。
田口ランディさんは、
「出来ても出来なくても
いいから、やってごらん。
どっちでもいいのよ。
生きてる限り何かするのが
人間。
やりたいことは
やってごらん。
辛いならばやめて、
怖いなら
やってみよう。
どっちなのか良く考えてね」
 初女さんとランディさん
のこの言葉を読んで、
思わず「そうだよな〜」
と呟いてしまいました。
一歩を踏み出せない
若い人が、0か100で
決めているように思える
のです。
出来ないか、完璧に
出来るかで…
それで行動出来ないなんて
何とも勿体ないことか。
1回しかない人生だから
やりたいことを、出来る
出来ないで判断しないで
やってみなきゃ!
やることに意味があるん
だから…

ランディさんの、
辛かったらやめて、
怖かったらやってみる。
これは心に留めておく
べきことですね〜
私は歌えない、踊れない
覚えられない、怖さ
満載で、又しても舞台に
立とうと稽古をして
います。
一度しかない人生だから
やりたいことは
やってみたい。
怖さを乗り越えて…
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びっくりぽんのお餅つき

2024-12-07 22:04:10 | 日記
息子が学校で餅つきが
あったからと、お餅を
持ってきてくれたのですが、
お餅に添えられていた
注意事項にびっくり!
『餅はそのまま食べず、
必ず熱処理(焼いたり
煮込んだり)してから
食べるようにして下さい。』
と書いてあるのです。
お餅つきも、みんな
ビニール手袋をして
つきたてのお餅は、
食べられず、お持ち帰りで
みたらし団子がでた
そうです。
お餅つきをして、つきたての
お餅を食べないなんて…
晴天にかかわらず
体育館にビニールシート
敷いてやったというの
です。
びっくりです。
初女さんは、お餅つきが
大好きでした。
森のイスキアでもやり
ましたが、酸ヶ湯温泉でも
皆で餅つきをしました。
初女さんが、お餅を
ついたら皆から歓声が
あがったのを今でも
覚えています。
必ず加熱処理してから
食べるようになんていう、
注意事項付きの今時の
お餅つきを初女さんが
知ったら
どんなにがっかりされる
でしょう…

森のイスキアでは
お祝いごとがあると
おもちつきをするのが
恒例です。
蒸す人、つく人、こねる人
大勢集まりにぎやかです。
一粒一粒ばらばらの米粒が
おもちになり
ちぎって丸めてわけあって
食べると
みんなの心もひとつに
とけあい、なごやかな
雰囲気に包まれます。
食べものをわかちあい、
ともに食すということは
互いに信じ合うという
ことです。
      佐藤初女
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アインシュタインの手紙

2024-12-06 00:41:16 | 日記
今日、息子が来て
生徒に渡す学級通信を
私にもくれました。
なるほどと思ったので
ここに載せてみたいと
思います。
「相対性理論や原爆を
考えた20世紀最高の
物理学者アインシュタイン
が娘さんに送った手紙を
読みました。
そこに記されていたのは
『愛は光の二乗の速さ』
世界を癒すエネルギーは、
光速の二乗で増殖する愛に
よって獲得することが
でき、愛には限界がない
ため、愛こそが存在する
最大の力であるという
結論にいたった。』
音は1秒間で300メートル
進み、光は1秒間に30万km
進む。
この速さは地球を1秒間に
7周半する速さです。
それに対して、
アインシュタインが提唱
した愛は、光の速さの
2乗であると述べてます。
物理学の神様とまで
言われたアインシュタイン
が、最後に提唱したのが
『愛の力』でした。
アインシュタインの理論で
考えたら、誰かを想う
気持ちは1秒間に地球を
何十周もして広がって
いくということです。
憎しみの矢は相手に刺して
いるようで、実は自分に
戻ってきているのです。
そう考えたら、憎しみを
捨てて『愛の力』を信じて
みたいと思いました。
愛には限界がないと
いうこと。
そして、一瞬で地球上に
広がっていくこと。
この愛の力を信じて
みたい…」
この息子の学級通信が
中学生の心にどのように
響くかわかりませんが、
アインシュタインが最後に
愛の力に辿り着いた
なんて…
私も愛の力を信じて進んで
行こうと思いました。


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坂村真民の言葉

2024-12-03 00:43:43 | 日記
気がつけば師走
何という早さだろう…
何を書こうかと思った時に
ふと坂村真民が浮かんで
きました。
真民(しんみん)さんの
詩は、心に小石を投げられ
その波紋が広がっていく
そんな感覚を覚えます。

あとから来る者の為に
田畑を耕し種を用意して
おくのだ。
山を川を海をきれいに
しておくのだ。
ああ、あとから来る者の
為に苦労し我慢をし
みなそれぞれの力を
傾けるのだ。
あとから あとから
続いてくるあの可愛い
者たちのために
みなそれぞれ自分に
できるなにかを
してゆくのだ。


我々の不幸は待たなくても
やってくる
だが我々の幸福は
待つだけでは来ない


すべての人が幸せを
求めている
しかし幸せというものは
そうやすやすとやってくる
ものではない
時には不幸という帽子を
かぶってやってくる
だからみんな逃げて
しまうが実はそれが
幸せの正体だったり
するのだ


いのちいっぱい
生きるのだ
念じて念じて
生きるのだ
一度しかない人生を
何か世のため
人のため 自分にできる
ことをして
この身を捧げて
生きるのだ


人間は
いつか終わりがくる
前進しながら終るのだ

      坂村真民

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谷川俊太郎の最期の詩

2024-11-28 23:43:49 | 日記
谷川俊太郎さんが
亡くなり、色んな方が
facebookに谷川さんの
詩を載せていました。
谷川さんは、校歌も沢山
作詞していて、詩人で
食べていけるなんて
思わなかったから、
来る仕事は全部受けたと
言ってました。
確かに沢山の詩を遺して
行ってくれました。
詩を身近なものにして
くれたのも谷川さんだと
思います。
これだけ書いたから
もういいでしょうと、
谷川さんはあちらの世界に
逝ったのに、遺された
私達は、もう谷川俊太郎の
新しい詩を読むことが
出来ないと、寂しがって
いるんです。
欲張りですね〜
谷川さんの最期の詩は
『感謝』でした。
谷川さん、私達の方が
感謝です。
谷川さんの詩が
心を潤し
心を耕し
心を目覚めさせます。
沢山の詩を有難う
ございます。

    『感謝』
目が覚める
庭の紅葉が見える
昨日を思い出す
まだ生きてるんだ

今日は昨日のつづき
だけでいいと思う
何かをする気はない

どこも痛くない
痒くもないのに感謝
いったい誰に?

神に?
世界に?宇宙に?
分からないが
感謝の念だけは残る

      谷川俊太郎



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おむすびの旅を終えて

2024-11-26 00:21:17 | 日記
21日から24日まで
静岡〜名古屋おむすびの旅
に行って来ました。
磐田、浜松は去年も
やらせて頂きました。
どの講習会もとても深い
ものとなりました。
人数が多いから難しいかな
と思った処も、ちゃんと
初女さんのおむすびの祈り
が伝わって行くのを感じ
ました。
やっぱりおむすびは日本人
にとってソウルフードなん
ですね。
初女さんが、おむすびは
シンプルだから難しいと
言ってましたが、その通り
です。
88歳の男性が一生懸命
結んでる姿に、ぐっと
来ました。
体がご不自由な女性が
「今まで食べたおむすびで
一番美味しかった!」と
満面の笑みで言ってくれた
時は、それはそれは嬉し
かったです。
双子ちゃんの小学生が
テンションが上がっていた
のに、話し始めると
ちゃんと場の雰囲気を
感じとり静かに聴いてくれ
ました。
初女さんのおむすびは
心と心を結んで行きます。
今年のおむすび講習会は
昨日で終了しました。
今回の3会場から、早くも
来年もやって欲しいと
言って貰いました。
双子ちゃんが、早速家で
おむすびを結んでいる
写真が送られて来て
嬉しくなりました。
おむすびを通して頂く
出会いは、初女さんからの
ギフトのようです。
23日は私の講習会を受けて
おにぎり屋さんを始めた
おにぎり転さんの
キッチンカーでおむすびを
結ばせて貰いました。
大繁盛で、行列が
出来ました。
私にとって、幸せを結ぶ
おむすび時間でした。
来年も、お声がかかれば
どこでも、軽やかに
飛んで行きたいです。
初女さんのおむすびと
おむすびの祈りを伝える
為に!


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谷川俊太郎の言葉

2024-11-21 04:55:18 | 日記
谷川俊太郎ショックが
まだ引きません〜
色んな人が谷川さんの詩を
載せています。
一人の詩人の死が
こんなにも大きいなんて…
谷川さんの詩が、みんなの
心をぽっと明るく照らした
そんな思いが残っている
からなのでしょうか…
生前の谷川さんの言葉を
ちょっと拾ってみました。

『自分の言葉じゃない
言葉を扱うには、自分を
空っぽにしないと
いけない。
自分をどう空っぽにして
言葉を待つか、みたいな
ことです。

『作品がうまく出来れば
満足だけど、それが真理
を示しているとか、
そんな気は全くなくて、
きれいで人が楽しんで
くれればいい。
芸術家というよりも
言葉の職人っていうのかな
自分としては「職人」と
言いたいんですよ

『平和ってのが当然で
あるのに、戦争と平和
っていうふうに反対語の
ようにとらえるのは、
ちょっとおかしいんじゃ
ないかと。
我々の日常生活ってのは、
平和がまず先にあって、
そこに戦争が侵入して
くる。
地道に毎日の生活を
ちゃんと続けていくって
ことが平和だということ
だろうと思いますね。
基本的にそういう人間の
普通の生活を信じて、
それを守るということしか
戦争反対の道はないと
いう気がするんです。
それが、たった一人で
あってもね。』
谷川さんは「無名性」に
あこがれがあり、
読み人知らずなんていう
ふうに残っていくのが
一番いいと言われていた
そうです。
谷川俊太郎の詩は、
どんな時代が来ようとも、
人の心を明るく照らし、
希望を与えくれる
そういう詩です。
谷川俊太郎さん
沢山の詩を遺してくれて
有難うございます。

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