~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

青きサムライ達

2010-06-30 19:05:33 | 日記
昨日、サッカーの試合を見ている時、アナウンサーが「青きサムライ達
が、今ここを生きている」と言っていました。
私は、あ!初女先生の一番伝えたい「今を生きる」をこの選手達は、
全身でその姿を見せてくれていると思いました。
ジャパンのこのチームは、ワールドカップ前に4連敗し、岡田監督は
罵声を浴び、家に卵まで投げつけられたといいます。
まさに、どん底からの出発でした。
この、どん底を見たことがこのチームをここまで強くしたのでしょう。
初女先生は「苦しいと思うほど、とことん苦しみます。
もうこれ以上できない、もう限界、というところのどん底まで落ちるの
です。落ちるところまで落ちてしまうと、這いあがらなければ
生きられないので、這い上がる努力をします。
それが、上に活きるという意味で「上活」というのだそうです。」
と言われています。
どん底から這い上がってきた、岡田監督と選手達の姿に、
私はこの上活をみた気がしました。
PK負けという悔しい結果ではありましたが、言い知れぬ深い感動に
包まれました。
ふと、谷川俊太郎さんの言葉が思い出されました。
  ふだん私たちは自分が生きているということを意識せずに
  生活しています。でも時に「ああ今、自分は生きているんだ!」
  という生々しい感覚に襲われることは誰にでもあると思います。
  この感覚は、理詰めに出てくるものではありません。
  なんの理由もなく心と体の深みから湧き上がってくる、
  感覚と言うより感動というべきものかもしれない。
                          谷川 俊太郎

青きサムライ達がもたらしてくれたものは、まさにこの感動であり、
今を生きる姿そのものでした。
     「ありがとう!青きサムライ達」

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お役目

2010-06-29 19:01:01 | 日記
人生の中で何度か「自分は何のために生れて来たのだろう。と考える
時があります。
私は、人はそれぞれお役目があってそれを果すために生れて来たの
ではないかと、思っています。
子供に先立たれるという、特別な体験をしてしまうと尚更強くそう思う
ようになりました。
初女先生に何度か「先生!私、じぶんのお役目がまだ分からないの」
と、言ったことがあります。
その度に先生は、黙って微笑んでいました。
今日、先生の本を読んでいて、やっとその答えが分かりました。

  「お役目はなんだろうか、と探すのではなく、やっぱり今を大切に
   過ごしていると、自分はこれがお役目なんだなと感じられる
   ことがあるのではと思います。
   自分で自分のことを決めていこうと思わないで、自然にしている
   中で、なにかがそこにぱっと出てきて道が示されるように思い
   ます。
   自信を持つには体験を重ねて確信を持つことです。」
                       
                     佐藤 初女

お役目は何かと、頭で考えるのでなく、やっぱり今を大切に生きること
なんですね。
人は、本当の意味で体験した事しか分からないといいます。
今を大切に丁寧に生きることが、自分のお役目に繋がっていくのですね。 
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梅干しさん

2010-06-28 19:01:59 | 日記
今年は、イスキアの梅干しを目指そうと、イスキアのスタッフの人に
山(森のイスキアのこと)まで電話を入れ、聞きながら漬けました。
私が、イスキアを訪れた時は、初夏を感じさせる日差しと爽やかな
風の中を、初女先生がお箸で一粒づつ梅を反していました。
イスキアを想う時、私の心に浮かぶのはこの風景です。
梅を干しているところには、二度ほど遭遇しているのですが、梅を
漬けるところは一度もみていません。
スタッフの方が書いて下さった、丁寧なレシピと、スタッフとの
電話のやり取りで、イスキアの梅干しを目指しているのですが、
講演会の準備の忙しい時と重なってしまいました。
梅を干さなければいけないのに、天気が悪くその上に仕事や講演会の
ことで、殆んど家に居ないときてます。
ちっとも干すことができず、いつも梅に一人でお留守番させている
ような、後ろめたさを感じていました。
今日、見たらなんと泡が少し出ているのです。
慌てて、梅を出し梅の漬け汁を濾しました。
梅に「ごめんね。ごめんね。」と言いながら…
お料理も時など、先生は決して心を離さないのに、私は忙しさに
かまけて、梅を漬けたままずっと、お留守番をさせてしまったのです。
イスキアの梅は、晴れて風がある時は何回でも干すそうです。
手を掛けられたうれしさと、あの心地よい自然の中にたっぷり居られた
ことの梅干しさんの感謝の気持ちが、あんなに美味しい梅干しに
なるのですね。
うちの留守番梅干しさんは泡をぷくぷくさせて、私に警告してくれたの
ですね。
ごめんなさい、梅干しさん。でも明日はスタッフの人と講演会の
最終打ち合わせなの。
どうか、泡ぷくぷくさせないで、お留守番していて下さいね。
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気がつけば6月も終わりに…

2010-06-27 22:48:02 | 日記
今日は、6月27日。
27日は、息子の月命日。以前は、それだけで涙が出ていましが、
今は忘れてる方が、むしろ多くなってきています。
息子も、そんな私を怒ってはいないでしょう。
今、息子と共に講演会に向けて、心を傾けている気がしています。
毎朝、「7月16日の講演会が、神様仏様の望まれたものとして
運ばれていきますように!」と祈り、息子にお母さんの力に
なってねと、お願いしています。
気がつけば6月も終わり、チケットが完売してもお申し込みが続いています。
お断りする度に、心が痛みます。
初女先生の講演会は、完売したあとが大変と、言われている訳が
分かる気がします。
今日は、当日のタイムスケジュールを作ったり、役割分担表を作ったり
やることが山積み、そのお陰で27日もすっかり忘れていました。
7月に二回、初女先生の講演会に携わるHさんから、「お互い忙しい
けれど、初女先生は、私達の3倍働いてます。」というメールを頂きました。
本当にそうです。
来週は北大での講演会があり、次の週は酸ケ湯での一泊の講演会
そして、横浜のこもれびの講演会です。
先生がこちらに来て下さった時には、ゆっくりして頂こうと思って
いたのですが…
去年の逗子での講演会が終わった翌日は、ホテルで先生と二人
だけで、至福の時を過ごしました。
先生も「すなおさんと、ゆっくりしたの」と親しい人に話して下さった
ほどなのに…
今年は、帰るぎりぎりまで取材が入っています。
初女先生を必要としている方の多さに、圧倒されそうです。
こういう時代だからこそ、初女先生の母性が求められているんですね。
先生、まだまだ元気でいて下さいね!
講演会が目の前に迫って来ましたが、心を込めて丁寧に準備を
していきまーす。
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ダライ・ラマと初女先生

2010-06-26 23:23:43 | 日記
私は行けなかったのですが、今日はダライ・ラマ法王の横浜講演の日
でした。
以前2回、講演を聴きに行ったことがあります。
ダライ・ラマ法王と初女先生の共通点は、お二人ともとてもユーモアが
あるということ。
お二人とも、全然偉そうでないっていうこと。
そして、とてもチャーミングで温かい人柄が伝わってくるということ。
ダライ・ラマの本を読んでいたら、「違う考え方を受け入れる」という
ところに、「大切なのは、まったく違う考え方や違った角度からの
物の見方も受け入れる、ということです。」という、お言葉が載って
いました。
初女先生の本には「みんなが幸福になるにはどうしたらいいでしょう
か」という質問に「お互いに受け入れることではないでしょうか。
人は受け入れられると安心して相手を信頼するものです。
そして、受け入れるためには、先入観を持たない事です。
私は、前にどんなことがあったとしても、その人の今を見たいと
思っています。
受け入れて、受け入れられて、ともに生き、生かされることで、皆が
幸福にむかうのではないでしょうか、」と言われています。
ダライ・ラマ法王も初女先生も、受け入れるということを言われています。
人は自らの中に答えを持っているといいます。
受け入れられた時に揺るぎのない心の平安が訪れます。
そのことによって、自分の中の答えが見つけられるのかもしれません。
お二人の共通点がまた見つかりました。
   「受け入れる」です!
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眠い朝にもらった気づき

2010-06-25 18:43:39 | 日記
今日は、日本中が寝不足ではないかしら…
私も、サッカーを観ていた息子の歓声に起こされ、朝まで観てしまい
ました。
そして、感動的な試合に、眠いけれど爽やかな朝を迎えました。
ワールドカップに行く前の、岡田監督の4位を目指すという言葉に
半ば呆れ、それが息子のとんでもない志望校と重なり、
男の人というのは、絶対叶わぬ夢であっても口にしてしまうんだ。
岡田監督も息子も同類項だよ。なんて思っていました。
しかし、今朝の試合を見ていて、選手達の信頼感がサッカーを
よく知らない私にまで伝わってきました。
個人技に任せるサッカーではなく、信頼が結ぶチームワークを
感じさせるサッカーでした。
試合を見ていて、自分の持っているすべての力を出して向かっていく
選手達に、初女先生の「今ここを生きて下さい。」という言葉が
重なりました。
今、この時を懸命に生き、信じて進んでいる姿は、人の心を
揺さぶるものです。
今を生きることが、希望に繋がっていくことを、選手達が見せて
くれたように思いました。
さっき、初女先生の本を開いたら、
      「生きる よろこびを
               共に」
という、先生のサインが目に入ってきました。
生きるということは、苦しい事も悲しい事もあるけれど
でもやっぱり、生きることは喜び!
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透き通る

2010-06-24 21:49:52 | 日記
いつだったか、朝ほうれん草を湯がいていた時、輝くような緑に
なったのです。
私は、これが初女先生の言っていた「透き通る」だと思った時、
思わず先生に電話しようと思ったほどです。
先生は、透き通った時が、私達のいのちと一緒になる瞬間。
いのちの移し替えの時は、透き通ると言っておられます。
あの時のほうれん草は、見事な緑に透き通っていました。
ほうれん草も喜んでいるんだ、と思えたのです。
初女先生は「物だけでなく、私達の心も透き通らなければならないし、
人と人との交流も透き通らなければならないし、「透き通る」という事が
一体となることではないかな、と思うんです。
だから人間であれば、一回透き通って脱皮して、また次透明になって
脱皮する。そういうふうにして続けていくのが、人の道だろうな、と
思っております。」と言われています。
初女先生は、お会いする度に、透き通っていかれるようです。
歳を重ね、益々美しくなられておられます
きっと、心がどこまでも透き通っているからなのでしょうね。

      真実に生きないと、透明にはならない。
      
      邪な考えを持っていると曇りますから。

      まず、真実に生きる。
                  佐藤 初女
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食べることの意味

2010-06-23 23:38:17 | 日記
私は、初女先生の「食はいのち」という言葉を聞くまで
食べることの意味を考えたことがありませんでした。
食材には、えらくこだわっていましたが…
当たり前のことですが、私達は、生れてから死ぬまで食べ続けます。
食べることが、生きることに直結してるのですから、だとしたら
一度くらい食べることの意味を考えてもいいかな。なんて思います。
辰巳淑子さんは「食べるべきものを作るべきように作って食べると、
元気がでてきます。命への手応え、信頼感と言ってもいい。
それは心の中に薄紙を重ねるように蓄積され、やがて自分や人を
信じる力に昇華します。信じるという土台がないところに本当の
希望は生まれない。だからこそまっとうに作り、食べて頂きたいと
思うの。体を守るだけでなく魂を守るために。」と言われています。
食べることの意味を考えると、デパ地下のお惣菜やコンビニでなく、
いのちを感じる、心を感じる食事を作りたいと思うのです。
食はいのちのご飯を…
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鎌田 實さんのブログ

2010-06-22 19:15:04 | 日記
鎌田實さんは、毎日ブログを書いています。
あの忙しい中、どうして書けるのかと思ってしまいますが、
何だか私も、鎌田實さんに励まされ自分のブログを書いてるような
ところがあります。
鎌田さんのブログに、一日一冊というのがあり、昨日はなんと
初女先生の新刊「いのちの森の台所」が紹介されていました。
イスキアのことをペンションのような建物と書いてあり、そうだよなー
初女先生の年代で、あんな洒落た建物を建てるかしらと、改めて感心
してしまいました。
鎌田さんも初女先生のおむすびを食べたそうです。
初女先生のおむすびは、本当に不思議です。
おむすびに励まされ、辛い事悲しい事もあるけれど、それでも
やっぱり生きていこう!と思えるのです。
初女先生のおむすびに、生きる力をもらった人はどれほど
いるでしょう。
私も、泣きながら食べた先生のおむすびから、一歩が踏み出せたのです。
今日は、イスキアの梅干しを作ろうと梅をひろげたら、家じゅう梅の
香りで一杯になりました。
何だか、それだけでイスキアに繋がっている気がします。
そして、それだけで幸せ!
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初女先生にもらった元気

2010-06-21 21:55:16 | 日記
雨のディズニーランドの疲れがまだ残っています。
本当は、月曜はお休みですが講演会の時にお休みをもらうので
今日は代わりに出勤でした。
初女先生の講演会は平日だから、働いている方はお休みをとって
来て下さいます。
早い夏休みや有給休暇と取って来て下さることが、大変なことだと
今日、改めて思いました。
 昨日、プログラムに載せる先生のお言葉が、メール便で届きました。
忙しい先生が、私のことを心配して急いで送って下さったようです。
先生の字を見ながら、心を込めて準備をしなければ!と思いました。
手紙には、3日間留守にしますと書いてあった為、お礼の電話も
してなかったので、夜電話をしました。
すると、いきなり先生が出られ「あら、私もすなおさんに電話しようと
思って今、電話の処にいたんだよ」と言われ嬉しくなりました。
暫らく話して電話を切ると、何だか元気になっている自分がいました。
これぞ、初女先生パワーかも知れません。
チケットは完売しているのに、毎日お申込みがきます。
初女先生を求める人の多さに、圧倒されそうです。
求めて求めて、初女先生にたどり着いた方もいるようです。
その方達の思いに応えられる、講演会にしなければ…
その為には、一つひとつ丁寧に準備し、心を尽くしていこう!
初女先生、首をながーくして待ってまーす。
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