「平成最後の…」という言葉を、どのくらい聞いた
ことでしょう。
テレビは、ゆく年くる年のような番組で、
年末年始を迎える様な勢いです。
平成という時代が去っていきます。
即位されて30年、これほど平和を祈り
戦争犠牲者への哀悼を重ねた方は、
いなかったのではないでしょうか。
昭和天皇が訪れなかった沖縄に、
皇太子様と美智子様が行かれた時には、
反対運動が起こり、火炎瓶が投げられました。
私が20代の時に沖縄に行った時、
どんなに小さな本屋でも、天皇制についての
本があり、沖縄の人々の心の中で戦争は
終わってないのだと感じました。
でも、沖縄の人が抱えていた悲しみや苦しみは
絶えず沖縄に心を寄せ、11回の訪問を
重ねて来た両陛下によって、30年前とは
違ったものになって来たことを感じます。
この両陛下の寄り添う姿勢を、首相に見つめて
欲しいです。
3度も辺野古にNOという意思表示を示している
沖縄県民の声を、これほど聴かないとは…
次の時代も戦争がなく、平和憲法が守り
続けられることを切に祈ります。