~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすび

2023-03-30 23:36:45 | 日記

最近、おにぎり屋さんが増えて

いると聞きます。

仙台に行った時も、この一年で

おにぎり屋さんが何軒も出来た

と言ってました。

”占ってみませんか”の番組で

人気の星さんが、パワーフード

は、おにぎりです!と言って

ました。

3月は毎週のように雑司ヶ谷に

行っていたのですが、1年前に

オープンしたと言う

おにぎり屋さんは、いつも

行列が出来ているのです。

一度は食べてみようと、今日は

行列に並んで、前の人に

「何分待ちですか?」と聞くと

「まだ、お店は開いてません」

という返事に、行列から退散

しました。

朝、作って来たおむすびが鞄に

1つあったので、食べたら

思わず「私のおむすび美味しい

じゃん!」と、ひとり言を

言ってしまいました。

雑司ヶ谷でレッスンをしている

先生に、行列のお店のおにぎり

が買えなかったというと、

「温かくてふわふわしてるけど

直さんのおむすびの方が

美味しいよ」と言ってくれ

ました。

皆コンビニの冷たいおにぎりに

飽きて来て、おにぎり屋さんの

温かいおにぎりを求めている

ようです。

私は、「みんな自分で作ると

いいよ~」って叫びたいです。

だって、おむすびは日本の文化

だって、河合隼雄先生も言って

いたもの…

初女さんのおむすびは冷めても

美味しいよ!

それに初女さんのおむすびを

結ぶと、あの手のかかる工程を

丁寧に心をかけてやると

おむすびを結ぶだけで気持ちが

シャンとするのです。

「美味しいおむすびが結べたら

それは一つの財産です。」って

初女さんが言ってました。

家族の為に、自分の為に

美味しいおむすびを結ぼうよ!

おむすびは買うものではなく

お家で作るものかも…

お声がかかれば、初女さんの

おむすびを伝えに行きますよ~

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『やまなみ工房』からなメッセージ

2023-03-28 22:44:23 | 日記
昨日、帰ってきて何気についていた
テレビを観ると、『やまなみ工房』が映っているではないですか。
『やまなみ工房』は、障がい者の
人達の施設で、ここから生まれる
作品は度肝を抜きます。
一度は訪れてみたい、私にとっての
憧れの地です。
なぜこんなに惹かれるのかが、
今回わかりました。
それは、人間の本質に気づかして
くれる処だからです。
観念も何もない、ありのままの
私たちの姿を見せてくれてる
気がします。
良かったら、やまなみ工房のYouTubeを観て下さい。

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聴くということ

2023-03-25 23:20:35 | 日記

作家の柳美里さんは

2015年に神奈川から南相馬に

居を移し、執筆活動をしながら

『フルハウス』という

ブックカフェを開き、居場所

つくりをされています。

柳さんはそこで話を聴き、

ひとり一人の悲しみに

寄り添っているようです。

初女さんは、「話したい人は

沢山いるけど聴く人がいない

のよね。」と言われていました

私は傾聴という言葉が、どうも

自分にしっくりきません。

なぜだか分からないのですが…

柳美里さんは、「相手が何も

言えないときは、その沈黙も

含めて聴く。

言えない思いを抱えている

のだとおもんぱかり、想像

する。その痛みをかわって

痛むことは出来ないけれど

痛みを共に悼むことは出来ます

言い換えれば『今』という時を

共有することです…

『時の共有』同じ場所にいる

『場の共有』それが広い意味で

『聴く』ことなのだと思い

ます。」と言われています。

初女さんは、全身で聴いている

という感じでした。

聴くというより、受け留めて

くれていると言う方が近い

かもしれません。

こたえは、その人の中に在る

ということを、どこまでも

信じて聴いてくれていました。

本人以上に信じて、じっと

耳を傾けてくれていました。

沈黙も、声なき声もすべて

受け留めてくれました。

だから、初女さんが何も

言わなくても話し終わると

自然と力が宿っているのです。

 ”聴く人がいないのよね”

初女さんのこの言葉が、

初女さんから受け取った

バトンのようにも思える

私です。

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誰の心にも宿っている

2023-03-24 23:57:02 | 日記

ラジオを聴いていて

突然思い出したのです。

息子が亡くなった後、私は

死ぬ楽しみができました。

言って、死に軸足を置いて

生きているのがおぼつかない

状態でした。

ある時、新聞でいじめで娘を

亡くしたお母さんが、いじめを

無くそうと行動していることを

知り、私は自分の為に生きる

気力はないけれど、人の為なら

生きられるかもしれないと

思ったのです。

そのことを当時とても信頼して

いた先生に話したら、何と

返って来た言葉が「世の為

人の為って、そういうのが

戦争に向かうんだよ…」と

言われ頭が真っ白になりました

子どもが倒れた時、私は母に

連絡する前に、その先生に

電話をしていたのです。

それほど信頼していました…

人の為なら生きられるかも

しれないと思った私の思いは

もっと根源的なものだったのに

と、そのことは封印して

しまいました。

でも、ラジオを聴いていて

人間には利他の心が宿って

いるんだと知りました。

一人では生きられない人間は

利他の心を持って生まれて

来るんだ!

あの時の私の思いは魂からの

ものだったんだと思えました。

誰の心にも他者を思う心が

宿っているのですね。

死に重心が行ってた私を

私の中の利他の心が救って

くれたのです。

今は元気元気で生きてます!

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宇宙の母になる

2023-03-21 23:48:13 | 日記

今日は春分

宇宙元旦だそうです。

春分は昼と夜の長さが同じに

なる日で陰と陽のエネルギーが

入れ替わり、0になるこの日は

自分の原点に戻るということが

起こりますと、”宇宙元旦”を

検索したら書いてありました。

ワンネスが前よりはっきりして

来ると、初女さんが言っていた

言葉が、よりリアルになって

きました。

初女さんの本に関わっていた

ライターの方が、初女さんが

「宇宙の母になる」

と、何度も言っていたと話して

くれました。

初女さんが亡くなられてから

そのことを思い出し、私は

天国にいかれたから宇宙の母に

なられたんだと、想像の世界の

ことのように思っていました。

でも、このワンネスが分かって

来ると、初女さんは現実的な

確かなこととして言ったんだと

思えるようになりました。

初女さんは、夢のような話を

したのではないってことが

私の中でハッキリして

きました。

 はせくらみゆきさんは書いて

います。

『私は、何をしたくて

ここ(地球)にいるのか?

この問いに対する答えが

明確化された時、

宇宙が、世界が、

あなたに向かって

なだれ込んでくること

でしょう。』と…

今、私の中でもこの現象が

起こっているような気が

しています。

初女さんが伴に在ることを

感じます。

これは、すべての人に

とってもです。

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・”いのちの世界”とワンネス

2023-03-20 23:33:29 | 日記

面白い本に出会い、週末2冊の

本を読みました。

ジュリアン・シャムルワ氏の

『ワンネスの扉』

『波動の時代を生きる』です。

私は25年位前に和田重正先生の

本で”いのちの世界”を知りました

今生、そこまでいきたいと

ずーっと思っていました。

和田先生は、頭で考えたら絶対に

わからないから、大脳の蓋を取れ

と、言われていました。

私も、さっぱりわからないのに

せっかく生まれてきたのだから、

”いのちの世界”を生きたいと強く

思っていました。

今回、ジュリアンさんの2冊の

本を読み、いのちの世界が

ワンネスだったとわかりました。

ワンネスは体験しないと

わからないので、まだまだですが

やっと闇の中で光を見出した

という感じです。

これからの自分が楽しみです。

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忘れるということ

2023-03-17 23:27:47 | 日記

先日、間違えてパソコンに

あった昔の文章を印刷して

しまい、読んでいたら思わず

涙が溢れてしまいました。

それは息子のことを書いた

もので、息子が最期に食べた

食べ物がおむすびだったことは

よく話しているのですが、

その文章には、学校から

空のお弁当箱が

返って来たことが書いて

ありました。

すっかり忘れていましたが、

読んでいたら、突然あの時の

辛さが甦ってきて、涙が

止まらなくなりました。

あまりに辛いことは忘れる

ということで、精神を

保とうとするものが、人間には

あるのでしょうか…

自分は、よくあの悲しみを

乗り越えて来たなと

思いました。

息子が亡くなった後の1年間の

記憶もありません。

忘れることで、生きられる

ことってあるんですね。

歳と共に忘れることが多くなり

ますが、忘れることも又良し!

で生きていこうと思います。


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体験

2023-03-15 22:09:17 | 日記

初女さんは、

”体験ほど確かなものはない”

と、よく言われてました。

そして、行動して下さいと…

今日読んだものにこんなことが

書いてありました。

『人間は体験したことしか

自分のものにできない、あとは

ただの知識になってしまう。

それは、いわゆる

アンラッキーなギフトに思える

かもしれないけれど、

その体験が重要だということ

です。』

そうか、人間は体験したこと

しか自分のものに出来ないのなら

小さい時からバーチャルな体験を

してる子供たちはどうなるの

だろう…

バーチャルが実体験だと思って

しまう怖さはないだろうか…

辛いことは誰でも避けて通りたい

けれど、辛い悲しい体験が人を

深めていくということも

紛れもない事実です。

すべてギフトと思って生きて

いけたら私の人生

ばん万歳です!

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大江健三郎からのメッセージ

2023-03-14 23:24:51 | 日記
今日の朝刊で大江健三郎さんの記事を読み、大江さんは『日本人はあったことをなかったことにする』と言ってたけれど、その後の言葉に出会いました。
『私は広島、長崎、そして福島を
なかったことにしようとする連中と闘う。
もう一台の原子炉も再稼働させぬ、そのために働く』『反原発に向けて頑張っていく以外に、日本人が
21世紀で尊敬される道はないー。』
大江さんはこうも語っていたそう
です。
『原発を持たないことが何より
大事だ。原発にミサイル攻撃されたら終わりだ』と…
 戦後多くの犠牲のもとに
育んできた民主主義が、こんなになってしまったのは、投票率の低さにもあると、私は思っています。
同じ今朝の新聞に、あったことをなかったことにする人の発言が載ってました。
『政治に関心がないことは決して悪いことではない。健康なときに、
健康に興味がないのと同じだ。』
麻生副総裁の言葉です。
大江さんが居たら、君たちは
そこまで見くびられているんだぞ!
と怒るかもしれません。
平和、護憲、反核、大江さんが
いのちをかけて守ろうとしてきた
このバトンをしっかり受け止め
次の世代に手渡していかねば!

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大江健三郎

2023-03-13 22:38:25 | 日記

大江健三郎さんが亡くなり

ました。

何とも言えないショックに

戸惑っています。

さよなら原発のデモでは、

大江さんがスニーカーを履いて

デモの先頭に立っていたのを

覚えています。

ブログにも書きましたが、

大江さんが「日本人は、あった

ことをなかったことにする。」

と言われ、私はこんな大きな

原発事故をなかったことに

なんて出来るわけがない、

いくら大江健三郎が言っても

それはあり得ないと思いましたが、今また原発の安全性が

言われ、再稼働するのが

当たり前のように言われて

来ました。

福島の原発事故を、なかったことにしようとしてるので

しょうか…

大江さんは9条の会で、平和を訴え続

けていました。

その9条も、敵基地攻撃能力が抑止力

になるということから、完全に

絵に描いた餅になりそうです。

こういう流れの中で大江健三郎さん

が亡くなったということは、頼らず

自分の足で立て!ということ

でしょうか…

戦争を体験し、平和と民主主義を

訴え続けてきた人が、また一人

いなくなりました。

戦争を知らない私たちが本気で

平和を求め、民主主義を育てて

いかなくては!


 人間には回復する力がある

 だから、それを信じなきゃ

 いけない。

      大江健三郎

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