~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

星野道夫からの言葉

2024-06-30 00:33:13 | 日記
6月最後の週末です。
梅雨を感じさせないままに
去年の暑さがやって来るので
しょうか…
地球沸騰化を感じないでは
いられません。
メッカへの巡礼で、最高気温
が50度を超え大勢の人が
亡くなったとニュースが
流れていました。
信じられない気温です。
海水温が上り魚介類が
捕れなくなっているそうです。
米は大丈夫でしょうか…
写真家の星野道夫さんが
生きていたら何といわれる
でしょうか。
星野さんの写真がアラスカの
開発を止めたという話を
聞いたことがあります。
星野さんの本の中に、その
答えを見つけた気がしました。

私たちは、千年後の地球や
人類に責任をもてと
言われても困ってしまいます。
言葉の上では美しいけれど
現実として、やはり遠過ぎるの
です。
けれどもこうは思います。
千年後は無理かもしれないが
百年、二百年後の世界には
責任があるのではないか。
つまり、正しい答えは
わからないけれど、
その時代の中で、より良い
方向を出してゆく責任は
あるのではないかという
ことです。
      星野道夫
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道端に置いて〜初女さん

2024-06-27 23:38:24 | 日記
人は一人では生きられない
から助けたり助けられたり
しながら生涯をおくるの
ですが、私は他者にしたことに
対して、やってあげたと
思ったら、その行為はご破算に
なるような気がしてます。
初女さんは、何気なくした
ことが相手の心に響くのと、
言われてました。
私は子どもを亡くした後、
あ〜今まで自分がやっていた
ことは、やってあげたという
自己満足だったと、思ったの
です。
物凄く深い傷を心に負って
初めて自分の他者への
行為が自分の自己満足だった
ことに気がついたのです。
初女さんは、やったことは
道端に置いて振り返るなと
言ってます。
やっぱり凄いな〜初女さんは…
そこまでいかなくても、
やってあげたという思いが
出てきたら、そろばんじゃ
ないけど
ご破算に願ましては、また0
から始めるよって、思うことに
してます。

自分のいいと思うことを
するのでなく
相手が望んでいることを
感じてさりげなく
差し出します。
人の心に響くのは
無意識にやったこと。

道端に置いて
通り過ぎるように。
振り向きもしないで。
       佐藤初女
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「平和の詩」に思う

2024-06-23 18:14:52 | 日記
6月23日は沖縄慰霊の日
です。式典で読まれた高校生の
平和の詩が、心から離れ
ません。
詩の中で繰り返される
「誰かが始めた争い」という
言葉に、ハッとさせられ
ました。
どんな戦争も、戦争を始めた
人がいて、一度始まった
戦争は終わらすことが、
とてつもなく困難だという
ことを、私達は今リアルに
見せられています。
沖縄戦の番組で、ひめゆり部隊で生き残ったおばあちゃんが
私等は、平和の為に戦争して
いると思っていましたと、
語っていました。
今も、ウクライナでガザで…
この地球上で、いつも
どこかで戦争が起こって
います。
たとへ平和を求めて戦争を
したとしても、平和の為の
戦争なんてないのです。
いのちの尊厳がないところに
平和は実現しません。
若い頃、平和ボケと言われて
いた私達もやっと気がつき
ました。
平和は黙っていてもやって
来ない。
平和を求め、平和を蝕むものに
敏感になり、平和である為には、たゆまぬ努力が必要だと
いうこと!
今、憲法9条が絵にかいた餅に
なりつつあります。
私達の国の平和も蝕まれつつ
あると言えます。
この「平和の詩」が
この高校生の思いが
一人ひとりの心に響き
渡ることを願います!
平和の詩「これから」【全文】 沖縄「慰霊の日」戦没者追悼式 | NHK

平和の詩「これから」【全文】 沖縄「慰霊の日」戦没者追悼式 | NHK

【NHK】23日の沖縄全戦没者追悼式で朗読された宮古高校3年生の仲間友佑さんの詩「これから」の全文です。

NHKニュース


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伝えたい初女さんのおむすび

2024-06-20 23:07:48 | 日記
今、おにぎりがブームだ
そうです。
おにぎり屋さんが、次々
オープンしているようです。
今日もテレビ番組で、牛肉を
のせたおにぎりが、1個
2500円以上だと放映していた
そうです。
何でもおにぎりになって
しまうのですね。
商売とは、そういうもの
なんですかね〜
鎌倉で、お米にこだわって
ますと宣伝してるお店が
あったので、入って食べたら
あまりに普通のご飯で
びっくりしました。
初女さんは、おむすびは
ご飯の炊き方が一番なのと、
言われてました。
美味しいおむすびが作れたら
それは一つの財産ですと…
私の講習会では、ご飯の
炊き方もやります。
帰って家で炊いたら、ご主人に
お米を変えたのと言われてた
とか、子供が米がうまい!と
言っておかわりしたとか…
ちょっとしたコツが分かると
本当に美味しいご飯が
炊けるようになるんです。
初女さんが、ご飯は日本人の
食事の基本となるものです。
なぜなら、お米には「力」が
宿っているからと言われて
ました。
初女さんは、「にぎる」と
いう言葉が好きでなかったので、人と人との心を結ぶと
いう意味も込めて「おむすび」
と言っていたそうです。
おむすび講習会をやると
おむすびが人と人、心と心を
結んで行くのが実感でき
ます。
おむすびは素手で結ぶから
いいのよ、手から気がでて
いるからと言われてました。
私は、初女さんのおむすびを
泣きながら食べた時、
初女さんの愛を頂いたと
思いました。
初女さんは、おむすびは
ソウルフードだと言われて
ました。
魂の食べ物。
自分の心を、他者の心を
支えるおむすび
そんなおむすびを作って
みませんか…
お声がかかれば、まな板を
持って飛んで行きます。
おむすびの作り方だけでは
なくて、初女さんの
おむすびの祈りもお伝え
したいです。
初女さんは、おむすびは
シンプルだから難しいのと
言われました。
大切なことってシンプル
なんですよね〜
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初女さんの母の心

2024-06-17 00:12:56 | 日記
昨日は、横浜でおむすび
講習会でした。
いつも初女さんの15分の
DVDを観てもらうのですが、
初女さんの姿を観ていて涙が
溢れそうになりました。
人は亡くなっても存在は
在り続けると私は思って
います。
初女さんに出会い、今なお
初女さんに支えられている
自分がいます。
初めてお会いした時の、あの
圧倒的な母性は忘れられ
ません。
初女さんを思うと、あの母性に
包まれた気持ちになります。
初女さんの母の心に…

耐え難きを耐え
忍びがたきを忍び
許しがたきを許し
あたたかい太陽を思わせる
優しい言葉
冬のきびしい寒さにも値する
愛情ある助言
慈しみの雨のように涙を
流して共感する
なごやかな風を思わせる
雰囲気
それが母の心
       佐藤初女
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宇梶静江「大地よ」

2024-06-12 11:40:25 | 日記
9日に君津で行われた
シンポジウムの宇梶静江さん
が忘れれません。
パネラーの最初の話が終わり 司会者が、宇梶さんに苦労話を
してもらいましょうと
言ったら、宇梶さんが会場に
響き渡るような大きな声で
「私は苦労話なんかしたくない!」と言ったのです。
90歳で、これからは
アイヌ学を伝えていくとう
宇梶さんの信念を
目の当たりに見た気が
しました。
私は信念を持って生きたいと
思ってましたが、宇梶さんの
信念の凄さに圧倒されました。
宇梶さんは、人間が地球を
創ったわけじゃないのに
山を削り海に穴をあけた
原爆も…やり放題やっている、
この人間の傲慢さにアイヌの
精神で立ち向かっているの
です。
アイヌは森羅万象すべてに
神が宿っていると、先祖から
大切にしています。
特に水と大地を…
アイヌは文字を持たず、
口から口へ語り継いで
きました。
宇梶さんも信念を持って、
アイヌの精神を語っていくと
言ってました。
言うに言われぬ苦労をしてきた
宇梶さんですが、今そんな
苦労話を話している場合じゃ
ない!と…
宇梶さんの映画「大地よ」を
3回観ましたが、観れば観るほど深く感じられます。
君津は遠かったけれど、
行った意味がありました。
私をスタッフに入れてくれた
小玉さんに感謝です。
信念を持って生きる人の
凄さに心が揺さぶられ
ました。


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お米への思い〜初女さん

2024-06-06 14:26:40 | 日記
昨日は、田植えに行って
来ました。
横浜の十日市場で、皆で
去年からお米を作っています。
晴天で心地よい風が吹き
その中に身をおいている
だけで生きてることが
幸せって思えました。
裸足で田んぼの中に入り苗を
植えて行きましたが、
思わず「大きく育ってね」と
苗に声を掛けていました。
一本一本の苗が愛おしくて…
人間は自然と向き合わなく
なって謙虚さを無くした
ように思えるのです。
画家の宮迫千鶴さんが生前、
土と触れ合っていた人は、
いい死に方をします。と
言ってのをふと、思い出し
ました。
田んぼで泥だらけになった
足は、なぜか軽やかでした。
初女さんは、講演会の最初に
必ず「日本は瑞穂の国と言って…」とお米のことを話され
ました。
イスキアに問題を抱えて来る
人は、お米を食べてない
人が多いのよね〜と、言われ
てました。
今、糖質制限とか言って
お米を食べない人が増えて
いるように思います。
初女さんは、米には穀力が
あると言われ、日本人に
一番合った食べ物だと
言われてました。
縄文時代からお米は作られて
いたといいます。
お米には八十八の神様が
宿っているそうです。
私達はもっと、もっと米の
文化を大切にしていかな
ければ…
おむすびは御霊(みたま)の
まんまと呼ばれていたと
ききました。
初女さんは、おむすびは
ソウルフードだと言って
ました。
田植えをしていて、田んぼの
風景は日本人の原風景と
して、遺伝子に刻まれている
のではないかと思いました。
でないと、心の底から
沸々と湧き上がって来るこの
懐かしさの説明が出来ません
一生食べても飽きない
お米の美味しさと、
おむすびの祈りを伝えて
行きたいと心の底から
思いました。
初女さ〜ん
力を貸して下さいね〜



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人はいくつになっても成長します〜初女さん

2024-06-03 23:11:39 | 日記
いい歳になると、もう自分は
変わらないから!と言う人が
います。
また、自分はこういう人間
だからと決めている人が
いますが、何と勿体ないこと
でしょうか。
初女さんは、人は最期の
一呼吸の時まで成長すると
言われてました。
自分が変わらないと決めて
しまったら、変わらないのだと
思います。
歳をとって頑固になる人は
変わらないと思い込んで
いるからではないでしょうか。
初女さんの言葉が響いて
きます。

人はいくつになっても成長
します。
人生とは気づきによって、
こころを切り開いていくこと
そのものです。
生きる喜びが人生を美しく
彩り、生き様にはその人の
こころがそのまま現れるの
です。
大切なのは、
「自分は成長する」
とこころに決めて、一歩を
踏み出すことではないで
しょうか。
        佐藤初女
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